2015年のインフィード広告市場は前年の2倍の768億円、配信先の7割はソーシャルメディア

サイバーエージェント調査、今後も拡大して2020年には2478億円、ソーシャルの比率は低下

インターネット広告のサイバーエージェントは、国内のインフィード広告の市場動向調査を実施し、その結果を2月10日に発表した。市場規模は前年の2倍の768億円となり、配信先の7割はソーシャルメディアだった。調査は2015年10、11月にデジタル市場調査のシード・プランニング デジタルインファクトと行い、動画広告市場関係者へのヒアリングや調査主体・調査機関が保有するデータ、公開情報を基に分析した。インフィード広告はウェブサイトやアプリのコンテンツとコンテンツの間に表示されるスタイルの広告を指す。

市場規模は2014年が380億円で、2015年は2倍の768億円に伸びた。今後も拡大が続き、2016年は1295億円、2020年には2478億円になると予想した。2015年の768億円のうち静止画が699億円、動画は69億円だったが、動画の比率は高まり、2020年には約25%に達するとみている。配信先別では2015年はソーシャルメディアが530億円、ニュース・キュレーションアプリ・ポータル系などが215億円、その他23億円とソーシャルメディアが大きな比率を占めるものの、今後はニュース・キュレーションアプリ・ポータル系が増えると見込む。

サイバーエージェント
https://www.cyberagent.co.jp/

シード・プランニング デジタルインファクト
http://digitalinfact.com/

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