サイバーエージェント、スマートフォンサービス開発向けに2種のオープンソースを公開

ブラウザアプリ開発ツール「beez」と「Android Debug Bridge」のnode.jsクライアント

山川 健(Web担 編集部)

2014年1月24日 19:50

インターネット広告のサイバーエージェントは、スマートフォンサービス開発向けに2種のオープンソースを公開した、と1月24日発表した。ブラウザアプリ開発を効率化する開発ツールキット「beez」と、「Android」端末のデバッグを実現するツール「Android Debug Bridge」のnode.jsクライアント「adbkit」となる。beezは、スマートフォン向けのブラウザアプリ開発のためのフレームワークやライブラリをまとめ、APIの形で提供する。

beezは開発に必要なツールをキットとして提供。初期段階から公開までの作業を総合的にサポートし、迅速な開発を可能にする。同社が運営するウェブサービス「アメーバピグ」をモチーフにしたブラウザ向けゲーム「なぞってピグキッチン」などに採用し、開発スピードが上がったという。同社は今後もbeezを使って開発する。adbkitは、ライブラリや端末上で動くユーティリティに利用でき、同社もAndroid端末用アプリで利用している。

サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

beez
https://github.com/CyberAgent/beez/

adbkit
https://github.com/CyberAgent/adbkit/

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