JPRS、ICANNが実施した新しいgTLDの募集受け付けに研究・開発用の「.jprs」を申請

2012年中に審査が始まれば2013年半ばに創設、運用で得られる知識をフィードバック

ドメイン名の登録管理とドメインネームシステム(DNS)運用の日本レジストリサービス(JPRS)は、ドメイン名やIPアドレスの割り当てを行う世界的な組織、ICANN(アイキャン)が1~5月に実施した新しいgTLD(特定の国・地域に縛られない分野別トップレベルドメイン)の募集受け付けに、「.jprs」を申請した、と6月14日発表した。インターネットに関する研究や開発を主目的に、自律的な研究ができる環境を提供し、運用によって得られる知識を役立てる。

ICANNの審査を通過した後、契約などの手続きが必要で、審査が2012年中に始まれば、2013年の半ばには「.jprs」が創設される。JPRSは、「.jprs」の運用を通して研究成果を「.jp」の開発にフィードバックするとともに、ドメイン名の認知向上、利用方法の啓発などの情報発信に活用する計画。gTLDは2000年と2003年に創設されたが、数に上限があるうえ、条件が厳しかった。今回は要件を満たせば原則的に創設が認められることから、申請した。

日本レジストリサービス
http://jprs.co.jp/

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