日本ベリサイン、サイトの実在を証明する「VeriSign Trust Seal」をNPOに無償提供

ネットセキュリティの重要性を訴える社会貢献の一貫、第1号の提供を実施

山川 健(Web担 編集部)

2011年4月26日 21:21

情報セキュリティの日本ベリサインは、ウェブサイト運営者の実在性を証明する同社のサービス「VeriSign Trust Seal(ベリサイントラストシール)」をNPO(民間非営利団体)に無償提供する活動を始めた、と4月26日発表した。ネットセキュリティの重要性を訴える社会貢献の一貫。NPOへのボランティアを手掛けるNPO、サービスグラントのサポートを受けてサイトをリニューアルしたNPOが対象となる。

最新のウィルス対策ソフトを導入したり専門のコンサルタントを雇うことが困難になっているNPOの現状を受け、トラストシールを提供してNPOサイトを支援する。第1号として教育関連のNPO、開発教育協会に提供した。東日本大震災後、サイトで募金を行うNPOも多く、信頼性を求める声が高まっているだけに、同協会は「サイトの信頼性を高め、安心して利用してもらえるようになった」とコメントしている。

日本ベリサイン
https://www.verisign.co.jp/

サービスグラント
http://www.servicegrant.or.jp/

開発教育協会
http://www.dear.or.jp/

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