ゴメス・コンサル、「自治体災害情報サイトパフォーマンス調査」で災害情報1位は横浜市

12の自治体公式サイトで表示速度がもっとも速かったのは千葉市
岩佐 義人(Web担 編集部) 2011/4/25 0:45

Webサイト評価・構築サービスのゴメス・コンサルティングは、第1回「自治体災害情報サイトパフォーマンス調査」を実施、結果を4月21日発表した。災害情報サイトで表示速度1位は横浜市「横浜市の危機管理」の0.257秒だった。公式サイトで表示速度がもっとも速かったのは千葉市の0.281秒だった。調査はサイトパフォーマンス測定ツールを用いて4月2~8日に、関東の7都県と5政令指定都市の公式サイトと災害情報サイトのトップページについて表示速度、稼働率、転送量、要素数を測定した。

災害情報サイトの表示速度2位は茨城県「防災・危機管理ポータルサイト」の0.467秒、3位は千葉県「防災ポータルサイト」の0.649秒だった。公式サイトの表示速度2位は茨城県の0.737秒、3位は埼玉県の0.753秒だった。表示速度が災害情報サイト9サイト中8位の栃木県「防災情報」の場合、対象ページに含まれる要素数は16個と1位の横浜市「横浜市の危機管理」の12個と大差ないが、速度は2.066秒と8倍近くの差が生じており、Webページの構成以外にパフォーマンス改善の余地があるといえる。また、さいたま市「さいたま市危機管理防災気象情報」と栃木県公式サイトはどちらも特定のCSSとJavaScriptが速度低下の原因となっており、表示速度が10秒を超えた。

ゴメス・コンサルティング
http://www.gomez.co.jp/

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