オンライン決済サービスのペイパルは、新しいセキュリティ施策「バイヤープロテクション(買い手保護プログラム)」を日本で提供開始した、と6月29日に発表した。ペイパルで購入した補償対象商品が届かないトラブルが発生した場合、金額によらず全額を返還する。サービスや特注品、航空券、ライセンスやデジタルコンテンツのほか自動車など、ペイパルの「利用規定ポリシー」で禁止する商品は対象外。
ペイパルは商品購入時に支払情報やクレジットカード情報を入力しなくても支払いが完了するほか、ショッピングサイト側に情報の開示をしないため、利用者のプライバシーを保護するオンライン決済サービスとして利用されている。バイヤープロテクションでは、さらにペイパルユーザーに対して二重の保護を図った。手続きは日本語で進めることができ、平均30日で返還が完了するという。
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