インターネット利用状況調査のビデオリサーチインタラクティブ(VRI)は、gooのエヌ・ティ・ティ レゾナント、Windows Live・MSNのマイクロソフト、Yahoo! JAPANのヤフーの、ポータルサイト3社と共同で実施したインターネットの広告効果に関する共同調査「ネット広告バリューインデックス(Net Ad Value Index=NAVI)プロジェクト」の調査結果を6月8日に発表。インターネット広告の認知率の平均値は34.1%で、2007年の調査時から5ポイント上昇。広告サイズの変更や広告出稿の増加などによってインターネット広告の認知効果が拡大傾向であることが示されたという。
広告認知者のクリエイティブに関する評価でも、「広告の内容理解」が68.3%で前回から6.3ポイント上昇、「広告への好意」は49.5%で同8.4ポイント上昇していた。調査回答者のパソコンでの同一広告表示回数を元にした「広告到達回数」がインターネット広告認知に及ぼす影響も調査。広告商品ジャンルに高い関心を持っている層では少ない到達回数で広告が認知され、広告到達回数の増加は広告商品ジャンルの中関与層・低関与層の広告認知を高められることがわかったという。
調査は2008年11月からAll About、goo、MSN、Yahoo! JAPANに掲載される広告を対象に実施。クッキー技術により「利用しているパソコンに調査対象インターネット広告が表示されたことがある調査回答者」(広告到達者)や表示回数などを特定したうえで行った。
ビデオリサーチインタラクティブ
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