ホットリンク、9割以上の精度をもつスパムブログ排除技術を開発
2008/11/10 22:04 レンサバ/システム
エージェントシステム開発のホットリンクは10月7日、インターネット上で増加しているスパムブログ(スプログ)を排除するための高性能スパム排除技術を開発したことを発表した。
新たに開発したスパム排除技術は、エンジンスパムブログの排除率90.25%、誤検出率は3.28%という、高精度フィルタを有しており、利用者の目的に応じて、スパム排除強度を変えられるのが特徴。
ホットリンクによる性能テストの結果
- スパムブログ排除率(スパムブログを排除した割合)90.25%
- スパムブログ通過率(スパムブログを取りこぼした割合)9.74%
- スパムブログ誤検出率(スパムでないブログをスパムブログと誤って検出した割合)3.28%
スパム排除技術のアルゴリズムでは、ブロガー自身がスパムかどうかを判定する機能と、作成されたブログの内容がスパムかどうかを判定する機能を併せ持っており、その両方の機能を使用できるという。また、一口にスパムブログといっても、その内容、形態は多岐に渡っている。そこで、同社では、手法による分類と内容による分類の2通りの方法で、改めてスパムブログを定義している。
- 手法による分類
- a.コピー&ペースト型
- b.ワードサラダ型
- c.テンプレート型
- d.マルチポスト型
- e.混合型
- 内容による分類
- a.アダルト・ギャンブル型
- b.悪質アフィリエイト型
同社は今後、このスパムブログ排除エンジンを同社のクチコミ分析・調査サービスである「電通バズリサーチ」「クチコミ@係長」に順次搭載し、サービスを提供していく予定だ。また、ブログサービス事業者に対しても、スパムブログ排除機能を有料にて提供していくという。
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