ECサイトは上位表示のSEOだけではダメ、ソフトクリエイトの利用者の行動分析結果

ECサイト構築のソフトクリエイトは2月20日、ECサイト利用者の行動分析結果を発表した。ネットで商品を購入する際に商品を探す方法では「商品が決まっていて商品名で検索する」と「何となくこのような商品がほしいという目的で検索する」に2分。「何となくネットショップを見る」や「決まったネットショップを定期的にチェックする」は少なく、同社は、ECサイトの問題点として、再訪・回遊させるためのコンテンツ不足を指摘した。商品の検索結果に関して検索結果をどれだけ見るか、との問いで最も多かったのは「時間が許す限り何ページでも」で、商品購入という動機付けがある場合、上位表示が最良というSEOの考え方だけではくくれない、と分析した。

調査は、男女1030サンプルで男女比は50.5対49.5。ネットで商品を探す方法の商品名での検索は41.8%、目的での検索は40.6%。何となくネットショップは6.2%、決まったネットショップチェックは7.8%と少なく、「登録したメルマガを見てアクセス」はわずか3.2%だった。検索結果で見るページの範囲で最多だった目的まで何ページでも、は36.6%。次いで「6ページ以降も状況によって」の20.5%。3番目に多かった回答が「3ページまで」の17.6%。同社は、検索結果の1、2ページまでが最重要で3ページまでが限界、という通説を挙げながら、商品購入の場合はこの通りとは限らない、と強調。上位表示の対策とともに、内容を重視する必要性を訴えている。

ソフトクリエイト
http://www.softcreate.co.jp/

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