5.5%がモバイルSNSに参加、10代・20代は10%以上--楽天リサーチと三菱総研が調査

楽天リサーチと三菱総合研究所は2月8日、15歳から69歳の男女を対象にした「第24回携帯電話コンテンツ/サービス利用者調査」の結果を公表した。

調査は2006年12月22日から12月27日の間、Web上で実施され、男女半々の2400人が回答。うちNTTドコモ、au、SoftBank、TU-KA、ウィルコム主要5社の携帯電話・PHS利用者は2108人。

今回の調査では、モバイルSNSについて設問。調査の結果、SNSの認知率は69.8%、理解率は40.6%、参加率は19.6%となった。参加率は20代がもっとも高く、高年代になるほど低くなる傾向が示された。

一方、モバイルSNSの認知率は48.5%、理解率は21.3%、参加率は5.5%となり、SNSと比較すると全般的に低い数値となり、年代別では10代の参加率がもっとも高かった。

参加しているモバイルSNSでは、78.6%が「mixiモバイル」と回答。以下、「モバゲータウン」(12.8%)、「モバイル版『GREE』」、および「EZ GREE」(7.7%)、「Gocco」(3.4%)の順。

また、モバイルSNSの利用方法では、78.6%がPC版SNSの補完的な利用と回答。モバイルSNSのみを利用しているのは6.0%にとどまった。
現在モバイルSNSを利用していないユーザーのうち、今後の参加意向率は11.8%。現状のモバイルSNSの参加率5.5%の2倍となり、高い潜在性を示した。

モバイルSNSを利用したくない理由では、「利用する暇(時間)がない」 (41.3%)、「パケット料金がかさむ」(39.8%)、「携帯電話は操作がしづらい」 (33.0%)が上位。モバイルSNSの利用の拡大には、安価なパケット料金プランの提供や携帯電話の操作性の向上などの課題が示される結果となった。

第24回携帯電話コンテンツ/サービス利用者調査
http://www.rakuten.co.jp/info/release/2007/0208.html

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