PNS、ウェブサイトの管理・運用を改善するサプリメント「サイトサプリ」シリーズを発売
パナソニックネットワークサービシズ(PNS)は、ウェブサイト公開後のサイト管理・運用の負荷軽減をコンセプトにしたウェブサイトマネジメントシステム(WebSMS)「サイトサプリ」シリーズを開発した。7月18日に第一弾となる「サイトマネージ」を発売する。
サイトサプリは、公開側ウェブサーバー上で動作し、ウェブサイトの公開状況を把握するシステムであることが特徴だ。同社ではすでにCMS製品「DBPS」を提供しているが、コンテンツの作成・公開までが主とされるCMSに対して、サイトサプリでは公開後の管理・運用にかかわるさまざまな情報を統合管理することを主な役目としている。
シリーズ第一弾のサイトマネージは、ウェブサーバーのさまざまな情報を統合管理することを目的とした製品で、今まで実態の把握が難しかったウェブサーバー内のファイル状況などを視覚的に把握することにより、常に最適な状態に保つことが可能となる。その機能としては、各種エディタで記述されたHTMLをXHTMLに整形する「HTML整形機能」、公開HTMLに記述されている外部リンクを抽出する「外部管理機能」、追加や更新、削除されたHTMLファイルを日別に確認できる「HTML増減確認機能」のほか、多数の機能を備えている。
今後、第二弾として同社のDBPSの配信機能を強化させた「デプロイマネージ(仮称)」、第三段として会員管理と連携したアクセス制御設定が可能な「アクセスマネージ(仮称)」のリリースを順次予定している。 サイトサプリは、CMSを導入していない場合でも必要に応じた製品だけの導入が可能なことから、利用者のニーズに合わせて、ウェブサイトの運用負荷やコスト削減といった改善策を実施できる。
同社は3年間の出荷目標を100ライセンスとし、まずはDBPSを導入済みの自治体・学校・企業を中心に拡販しつつ、順次CMSを導入していない顧客に向けて販売していくとしている。また、今後もウェブサイト管理者や運営者向けに、ウェブサイトの運用をサポートするさまざまなツールを随時提供していく予定だ。
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