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2014年11月の前回調査と同様に日経225に選定されている国内主要企業の公式サイトについて、マルチデバイス対応状況を当社が独自に調査しました。その結果、マルチデバイス対応が9ポイント増加し過半数を超えたことがわかりました。対応方法は、レスポンシブデザインが世界主要企業に比較し少ないものの、増加率ではスマートフォン専用サイトを上回ったことがわかりました。
国内主要企業サイトのマルチデバイス対応状況
国内主要企業サイトマルチデバイス対応状況と対応方法(世界主要企業との比較)
主要企業を国内と世界で比較すると、マルチデバイス対応の増加率は国内がやや上回る。国内においては、レスポンシブデザイン、スマートフォン専用サイト共に増加しているが、レスポンシブデザインの増加率が上回っていることから、今後世界と同様にレスポンシブデザインの割合がスマートフォン専用サイトを上回ることが予想される。
国内主要企業サイトの業界別マルチデバイス対応状況と対応方法内訳
マルチデバイス対応は、化学・素材を除き、ほぼ定着してきている。食品/自動車/エネルギーが特に高い。
レスポンシブデザインは、電機/流通・小売/通信が対応率内訳で5割となったが、その他の業界ではスマートフォン専用サイトが主流となっている。ただし化学・素材/機械/金融の業界ではレスポンシブデザインの増加率が高い。
レスポンシブデザインとは
PC、タブレット、スマートフォンなど、様々なデバイスに最適化したWebサイトを、単一のファイルで実現する制作手法。デバイスごとに専用サイトを制作する必要がないため、更新作業の簡略化や更新漏れの防止が期待できるほか、検察エンジン等への内容が重複した異なるURLの出現を防ぐことができる。
- 国内主要企業サイト マルチデバイス対応調査 2015年5月版
- 調査内容:日経225に選定されている国内主要企業の公式サイトのレスポンシブ/スマートフォン対応状況
- 調査方法:PC/スマートフォンによる目視調査
- 調査期間:2015年5月12日~5月15日
- 調査対象サイト数:225サイト
国内主要企業サイトマルチデバイス対応調査2015年5月版の詳細データは、以下のサイトで公開しています。
http://at21.jp/web/topic/topic20.html
株式会社あとらす二十一
http://at21.jp/
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