コラム第14号「パブリッククラウド並みの価格でプライベートクラウド並みのカスタマイズ」を公開
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鈴与シンワートは吉政忠志氏の『S-Port活用コラム』の第14号「パブリッククラウド並みの価格でプライベートクラウド並みのカスタマイズ」を公開しました。
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9月8日にIDC JAPANよりクラウドの市場データが発表されました。クラウド市場は2013~2018年の年平均成長率(CAGR)がサーバ出荷台数で8.8%、出荷額で11.8%になる見込みだそうです。相変わらずクラウド市場は高成長が予測されています。この資料で私が気になったのは、プライベートクラウドの市場の成長です。昔私が想像していた以上にプライベートクラウドのニーズが高まるようです。
2013年の国内クラウド向けサーバの出荷台数内訳は、プライベートクラウド向けが27.1%、パブリッククラウド向けが72.9%でした。一方で2018年のサーバの出荷台数内訳は、プライベートクラウド向けが38.6%、パブリッククラウド向けが61.4%となり、クラウド全体の市場杯が大きくなるのに加えて、シェアも大きく伸ばします。また、出荷額はプライベートクラウド向けが76.2%、パブリッククラウド向けの出荷額が23.8%と予測されています。プライベートクラウドが市場サーバ台数、出荷額ともに大きく伸ばすのが今後の5年間になります。
これは従来オンプレミスで構築していたサーバがクラウド環境で構築され、企業ユーザ市場がけん引し、プライベートクラウド市場が伸びるということを意味します。考えてみれば当たり前で、今までオンプレミスで作っていたシステムをパブリッククラウドに置き換えれば、個別対応がない標準的なサービスを利用するケースが多くなるため、ユーザ視点から見ればサービスがデグレードしたイメージになります。ユーザの要望としては現状より機能をデグレードせずに安く便利に使いたいという思いがありますので、プライベートクラウドではなく、企業ユーザはパブリッククラウドを選んでいくのだと思います。
(この続きは以下をご覧ください)
http://s-port.shinwart.com/tech-column/yo_column14
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