マーケティング活動で大手スポーツメーカーWilson社が実践する5つのTIPS

ブランドマネジメントで欠かせない5つのTIPSを米Wilson社のクリエイティブ・マネージャーDavid Barron氏に語っていただきました。
※この記事は読者によって投稿されたユーザー投稿のため、編集部の見解や意向と異なる場合があります。また、編集部はこの内容について正確性を保証できません。

製品ラインがアップデート!WEBに掲載すべき最新の写真データはどこだ?

Webをはじめ、ソーシャルメディアや印刷物、タブレットデバイスなどへ複合的にコンテンツを展開してゆく、複数サイト・多メディア展開。展開する媒体数が増えると、掲載する製品写真や画像イメージの著作権管理、サイト間の掲載情報の統一、商品情報の更新反映など、コンテンツの管理・運用業務の負荷は掛け算式に増加してゆきます。こうして業務負荷が増大し、部門横断的な運用が増加すると、コンテンツ管理にまつわるミスや事故が数多く発生します。

たとえば、、、

新製品リリース!WEBとカタログで写真が違う?最新データの更新ミス・取り違えミス頻発
最新の写真データはどこ?持ち主探しに半日を費やし…悩ましい部門間での情報共有・・

などなど。

そうした悩みをお持ちのWEBプランナー、ディレクター、マーケッターの方々に、今回ご紹介するのは大手スポーツ用品メーカーである米Wilson社の事例です。世界100カ国以上に拠点を持ち、ワールドワイドでプロモーションを行う同社のビジネスにおいて、WEBやカタログDMなど各媒体間の統制されたブランド管理は必要不可欠。ワールドワイドのブランドマネジメントを行ううえで欠かせない5つのTIPSを同社クリエイティブ・マネージャーである David Barron氏に語っていただきました。

■1:商品写真・イメージデータの一元管理

「まず、1つめに重要となるのはマーケティングを行ううえで中核となるコンテンツを一元的に管理することです。ブランドイメージを高めるために用意された商品写真やイメージが、各国や媒体ごとに意図したものとは違う形で掲載されては意味がありません。効果的なアプローチを行うためには統制されたブランドコントロールが必要不可欠なのです。我々は、販促用に使用される写真・イメージを一元的に管理し、ワールドワイドでシェアできる仕組みを構築しています。弊社で“デジタルライブラリ”と呼んでいるこの仕組みによって、世界各国で制作されている全てのマーケティングツールにおいて、間違いなく最新で正確な画像が使用されている、と自信を持って言うことができます。」(Barron氏)

■2:ワールドワイドでのリアルタイム共有

「2つめのポイントは、管理されたコンテンツの効率的なシェアです。“デジタルライブラリ”は、管理したコンテンツをWEBブラウザから検索・確認をすることができます。そのため、インターネットを介し世界各国の弊社社員がアクセスし、リアルタイムで共有することが可能なのです。ファイルのコピーも必要がなくなり、受け渡し作業の手間がなくなるだけでなく、スピーディで正確なコンテンツの利用が実現しています。」(Barron氏)

■3:著作権情報の共有

「3つめは、共有されるコンテンツの掲載制限情報を正確に伝達することです。販促媒体に使用される写真は、撮影されたモデルの肖像権や提供者の著作権などの権利を保持しています。多媒体で展開するうえで、掲載の権限がない媒体へ誤使用される危険性を回避するためには、事前に正確な情報共有が必要です。一般的にはこうした情報は、コンテンツとは別にエクセルで管理されていたり、その都度、担当者同士が連絡しあい対応したりとアナログに伝達されるケースがほとんどです。これは間違いなく人為的なミスが起こる原因に繋がります。弊社の“デジタルライブラリ”では、管理されたコンテンツ自体に、メタ情報を付加しておくことができます。コンテンツを確認した時点で、そのデータがどの媒体に使用してもいいものなのか、いつまで使用してもいいものなのかを、利用者が即時に判断することができます。」(Barron氏)

■4:マーケティング情報の共有

「4つめのポイントは、マーケティング情報の共有です。製品表記・写真の掲載方法など、マーケティングにおけるルールをコンテンツに紐付けて管理することで効率的な情報共有を行うことができます。さらに進行中のプロジェクト情報のみならず、過去のマーケティング情報も管理しておくことが可能なため、企画・施策に対する各国のフィードバックも残せます。過去のマーケティング情報に基づき次回の施策へつなげることができるため、効果的なPDCAサイクルをまわすことが可能です。」(Barron氏)

■5:多媒体展開への活用

「最後のTIPSは、こうしたコンテンツを多角的に様々なメディアへ展開し活用することです。WEBやカタログ、DM、最近はスマートフォン、タブレットデバイスなど多様なアプローチ手段があります。各国のオフィスに在籍するスタッフが“デジタルライブラリ”に管理されたコンテンツを利用することで、無理なくブランディングの徹底がなされています。さらに“デジタルライブラリ”では、管理されたコンテンツをダウンロードする際に、適宜サイズを変更したりデータフォーマットを変換することできるため、担当者は必要とするデータをその場で取得することが可能となっています。管理されているコンテンツがイラストレーターデータであったとしても、WEBに流用したければJPEG、タブレットデバイスに流用したければPNGなど、こうして自由に変換することができることも各国における多媒体展開の一助となっています。」(Barron氏)

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Wilson社では、このようにWEBサイトや紙媒体、その他メディアに掲載する全てのコンテンツ管理を統合することで、多メディア展開におけるブランドマネジメントを効率的に行っています。コンテンツを統合管理することで、複数サイト・多メディア展開においてブランド管理のみならず、必要なコンテンツの受け渡しに発生していたコピーや配送手配などの余剰作業がなくなることで、メディア展開のリードタイム短縮、そしてコスト削減をも実現しているといいます。

同社で採用されている“デジタルライブラリ”は、そのコアエンジンに、DAM(デジタルアセット管理)システム のWebNativeSuiteが利用されています。今回、紹介されたWilson社に加え、大手百貨店のMacy'sや グローバル広告代理店のOglvyやMaccanなど、世界中の数多くの広告・宣伝現場へ導入されています。


WebNativeSuiteについて

デジタルアセット(DAM)管理システム「WebNativeSuite」は、Webや紙などの媒体製作の基盤となるシステムです。媒体製作における、素材の受け渡し、確認・修正指示といった作業の管理を通じ、製品写真やイメージ、そしてそれに関連する著作権情報やバージョン情報といったコンテンツを一元的に管理します。さらに管理されたコンテンツをWebのほか、紙媒体からTwitter/Facebookに代表されるSNS、そしてiPad/Androidなどのタブレットデバイスにわたる各メディアへと配信します。


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