総合商社強し! 2026卒大学生「就職先人気企業ランキング」は「伊藤忠商事」が圧倒的強さを発揮【ダイヤモンドHR調べ】
ダイヤモンド・ヒューマンリソースは、「就職先人気企業ランキング調査(2024年【夏】)」の結果を発表した。1978年の調査開始以来48年度目を迎えており、今回は就職・採用戦線プレシーズンの2026卒就活前半戦(2024年夏)ランキングとなっている。対象は就職活動中の大学3年生・大学院1年生で3,773人が回答している。
文系男子では「伊藤忠商事」がV6、理系男子・文系女子からも熱い支持
本調査では、「文系男子」「理系男子」「文系女子」「理系女子」でランキングを大別。まず文系男子ランキングにおいては、「伊藤忠商事」が6年連続で1位になるとともに、「三井物産」「三菱商事」「丸紅」「住友商事」が続き、総合商社がトップ5を独占した。好調な事業投資や円安を背景に、今期も総合商社の業績は高水準で推移している。6位以下は、若手社員の待遇改善が進む大手金融機関がランクインした。
理系男子ランキングでも「伊藤忠商事」1位となり、3年連続で記録更新。文系男子同様に総合商社がトップ5を独占した。一方6位以下は様変わりし、不動産デベロッパーである「森ビル」「三井不動産」、IT・情報系大手の「Sky」「野村総合研究所」がトップ10にランクインし、理系学生の人気を集めている。
文系女子ランキングでは、女性活躍推進積極企業が人気で大手金融機関が上位傾向だが、ここでも「伊藤忠商事」が3年連続1位を獲得した。トップ5は総合商社が文系女子でも独占している。
そして理系女子では、文系男子・理系男子・文系女子で1位だった伊藤忠商事の牙城を崩し、「丸紅」が初の1位を獲得した。デベロッパー人気も高く、2位「森ビル」のほか、「三菱地所」「NTT都市開発」「三井不動産」「東急不動産」とトップ10に5社が入っている。また女性活躍推進に注力する「ベネッセコーポレーション」「アビームコンサルティング」がトップ10入りした。
調査概要
- 【調査対象】ダイヤモンド就活ナビ2026に会員登録している、就職活動中の大学3年生と大学院1年生(文系:国公立大学89大学・私立大学24大学とその大学院生。理系:国公立大学92大学・私立大学20大学とその大学院生)
- 【調査方法】メールと手渡しによるアンケート方式。就職希望企業先を志望順に8社まで記入
- 【調査時期】2024年5月16日~9月26日
- 【有効回答数】3,773人
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