赤ちゃん本舗が「赤ちゃんのいる暮らし研究所」を設立、インサイトで社会課題解決へ

マーケティングリサーチや公開データから子育てや商品・サービスに関する課題を調査

セブン&アイ・ホールディングス傘下でベビー用品販売店「アカチャンホンポ」をチェーン展開する赤ちゃん本舗は、社内に研究部門「赤ちゃんのいる暮らし研究所」を3月1日に設立する、と2月28日発表した。赤ちゃんのいる暮らしのインサイト(洞察)を通して社会課題の解決を目指す。商品・サービスなどの企画開発や改善もサポートする。

赤ちゃんのいる暮らし研究所は2022年6月から6カ月の準備期間を経て立ち上げる。アンケート、インタビューなどのマーケティングリサーチや公開データから、赤ちゃんのいる暮らしをインサイトして、子育て関連や商品・サービスについての課題を調べる。さまざまなアプローチ方法を使って課題解決につながる糸口を導き出す研究所にする。

モノではなく、顧客インサイトによって暮らし(ヒト)起点で赤ちゃんのいる暮らしに関する課題を考える。アカチャンホンポ店舗顧客の多くが車で来店していることから、赤ちゃんのいる暮らし研究所発足を前に「クルマと赤ちゃんのいる暮らし」がテーマのアンケートを1月末に日産自動車と共同で実施。困りごとが各種あることが分かった。

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