DMを送るSNS、「親しい友達」にはTwitterよりインスタ、「趣味の知人」にはTwitter【ホットリンク調べ】

TwitterもInstagramもDMの利用率は30%前後だが、送信相手に明確な違い。

ホットリンクは、ダイレクトメッセージ(DM)でシェアされるクチコミなどの「クローズドなSNSの使い方」に関する調査結果を発表した。

TwitterやInstagramのタイムラインや公開アカウント、公開ブログなど、誰もがアクセス可能な「オープンソーシャル」に対し、DM、鍵アカウント、LINEやSlackなどのチャットツールといった「ダークソーシャル」のなかから、「TwitterとLINEのDM」に焦点を当てた調査となっている。

DMを送る相手、Twitterは「共通の趣味を持つ知人」「企業」、Instagramは「友達・知人」

「DMの利用の有無」を聞くと、「Twitter」では32.2%、「Instagram」では27.8%がDMを利用していた。次に、「それぞれのSNSで、DMを送る相手」を聞くと、「家族」はほぼ同率だが、「共通の趣味を持つ知人」「企業のSNSアカウント」はTwitterがInstagramを上回っていた。逆に「学校の親しい友達」「職場の知人」はInstagramがTwitterを上回っていた。“文章で情報交換する・質問するといったコミュニケーションだとTwitter”という選択がされていると思われる。

そこで、DM利用経験者(Twitter351人、Instagram303人)に「友人とのDMをきっかけに、商品について検索、購入、来店などの行動に移ったことはあるか」と聞くと、Twitterでは「ある」が45.9%、Instagramでは「ある」が53.5%となり、約半数がDMきっかけで行動していた。

なおInstagramユーザー640人に「ストーリーズの投稿をきっかけに、シェア機能を使って友人にDMを送ったことがあるか」を聞くと、33.3%が「ある」と回答している。

保存機能の利用率、Twitterは約26%、Instagramは約28%

Twitterの「ブックマーク」、Instagramの「保存」など、投稿に対する「保存機能」を利用しているかを聞くと、

Twitterで「利用している」は25.9%、Instagramで「利用している」は28.2%だった。

そこで保存機能の利用経験が「ある」と回答した人(Twitter283人、Instagram308人)に、「保存機能を利用したことがある商品ジャンル」を聞くと、どちらも1位は「食品」だったが、2位の「ファッション関連」はInstagramがTwitterの利用頻度を大幅に上回っている。その他「化粧品」「日用品」「旅行・観光地」なども、InstagramがTwitterをかなり上回っている。

調査概要

  • 【調査対象】過去半年間でLINE、Twitter、Instagram、Facebook、TikTokのいずれかのSNSを閲覧したことがある人
  • 【調査方法】Webアンケート
  • 【調査期間】2021年6月14日~17日
  • 【有効回答数】1,107件
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