Amazon、日本の中小販売事業者で2019年に初めて売上1億円を超えた企業は500社超【2020年 中小企業インパクトレポート】

Amazonは、2019年に6,000億円以上を日本に投資。10年間では総額2兆7,000億円に。

Amazonは8月12日、「2020年 中小企業インパクトレポート」を発表した。同日に開催された産学官連携を推進するオンラインイベント「Amazon Academy」内で発表された内容だ。「Amazon Academy」の開催は今回で5回目(オンライン形式は初)。

Amazon Academyロゴ

日本の中小販売事業者による商品販売数は、4億点超

「2020年 中小企業インパクトレポート」は、Amazon.co.jpに出品する日本の中小規模の販売事業者に関するデータだ。今回は以下のような分析結果が公表されている(売上高はすべて税込)。

  • 日本の中小販売事業者による商品販売数は、4億点超。
  • 事業者あたりの平均年間売上高(税込)は、700万円超(前年同期は600万円超)。
  • 初めて売上高が1,000万円を超えた日本の中小販売事業者数は、3,000社超。
  • 初めて売上高が1億円を超えた日本の中小販売事業者数は、500社超。
  • 在庫保管・配送代行サービス「フルフィルメント by Amazon」(FBA)を利用する中小事業者数は、7万社超。
  • 法人・個人事業主向けの購買専用サイト「Amazonビジネス」における中小事業者の年間売上高は、総額500億円超。

なおAmazonは、2010年~2019年の10年間で、総額2兆7,000億円の投資を日本に行っている。2019年に限っても6,000億円以上で、これは過去10年間での日本への投資額に対し、20%以上に当たる。

「2020年 中小企業インパクトレポート」の要旨

調査概要

【調査対象】Amazon.co.jpに出品する日本の中小規模の販売事業者
【調査期間】2019年6月1日~2020年5月31日

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