動画活用マーケティング、かならずしも拡大すると思っていない人が半数近く【アライドアーキテクツ調べ】
アライドアーキテクツは、企業のマーケティング施策における動画活用の実態を調査した結果を発表した。同社イベントに参加した企業所属マーケター75人が回答している。
デジタルマーケティング施策において、動画活用はマスト施策
まず「デジタルマーケティング施策において動画の重要性は増しているか」と聞くと、「とても感じる」72.0%、「どちらかと言えば感じる」25.3%で、9割強が動画クリエイティブの重要性を認識していた。
実際の「動画クリエイティブの使用経験」では、「現在動画を使用している」28.0%とやや低いが、「過去使用したことがある」29.3%、「過去使用したことはないが、今後使用する予定」30.7%で、大多数が動画クリエイティブの使用を視野に入れていた。
動画クリエイティブを使用したことがある43人に「静止画クリエイティブと比較した、動画クリエイティブのパフォーマンス(CPA,CVR等)」を聞くと、「向上した」2.8%、「やや向上した」38.1%で、「変わらない」47.6%よりは低いが、低下したという14.3%は上回っている。
動画制作における課題は「制作費が高い」、拡大に懐疑的な層も存在
そこで、「動画制作における課題」について聞くと、「制作費が高い」44.3%が最多。以下「制作のノウハウがない」39.3%、「作れる人がいない・足りない」34.4%が続く。実際に「誰が動画クリエイティブの制作を行うか」を聞くと、「制作会社に依頼」43.8%、「代理店に依頼」18.8%で、自社制作は少数派であることが分かる。
「今後の動画クリエイティブの活用」は、「拡大する」51.5%と過半数が拡大を予測する一方、「変わらない」「分からない」という層も多く存在することが明らかとなった。
調査概要
【調査対象】アライドアーキテクツのイベントに参加した企業に所属するマーケター
【調査方法】オンライン調査
【調査期間】2020年7月2日~6日
【調査対象数】75人
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