美容コンテンツ、興味関心が高いのは「クチコミ」「テクニック」「専門家レビュー」【カタリベ調べ】
カタリベは、「ウェブ上のコンテンツが消費行動に与える影響」に関する調査を実施したことを発表した。「美容」「旅行」「車ホビー」など10テーマのウェブコンテンツに関するアンケート調査を実施するとともに、明治大学商学部小林一ゼミ協力のもと、消費行動に与える影響について共同研究を行った。今後、考察レポートなどを発表する予定。
今回は第一弾として、「美容(メイクアップ、スキンケア、エステ、脱毛)」に関する調査結果を発表している。
美容コンテンツについては「誰かに話したくなった」は低め
まず「美容について興味関心が高い記事」を全体(100名)に聞くと、「消費者のクチコミ・体験談」61.5%、「テクニック」59.6%、「専門家レビュー」56.7%、「新製品情報・価格の比較・人気ランキング」49.0%が上位。 「美容記事を読んだ後の気持ち」では、「楽しかった」50.0%、「驚いた」44.0%が高かった。
「誰かに話したくなった」26.0%が10テーマ平均より低めなのは、“美容情報は悩みの個別性が高く、自分の興味と他人の興味が一致するわけではないことが原因”と推測されている。
「美容記事を読むメディア」について聞くと、「ネットニュース」66.3%、「専門サイト」57.7%が、SNSなどを大きく上回る。「美容記事をもっともよく読む時間」は、「仕事や家事のすきま時間」39.4%、「就寝前の時間」33.7%がとくに多かった。「美容記事をもっともよく読む場所」も、「自宅」63%が圧倒的に多かった。
スマホ購入や予約するのは、やっぱり「自宅」
「美容の商品・サービスについて、スマホでもっとも購入や予約をする場所」も、時間や場所に比例して「自宅」70.2%が、圧倒的に多い。「ネットショッピングの購買や予約は自宅」は根強いようだ。
なお「美容について興味関心が高い動画コンテンツ」を聞くと、「テクニック」22.1%が多い一方で、「この分野の動画を視聴することはない」17.3%も多かった。
調査概要
- 【調査対象】10カテゴリに関するWeb記事を「自分で検索して読んだことがある」と回答した全国15才以上の男女
- 【カテゴリ】美容(メイクアップ、スキンケア、エステ、脱毛)、旅行・レジャー・ホテル、車・ホビー・ガジェット (スマートウォッチ等)、投資・資産運用 (お金を増やす、株、不動産投資等)、出産・育児・教育、ファッション、健康 (健康食品・運動・フィットネス)、薄毛・活力系 (主に男性のお悩みコンプレックス)、住まい (不動産購入・賃貸)、ライフスタイル全般 (レシピ、暮らし、家事、保険等)の10種
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査期間】2019年9月19日~10月4日
- 【集計サンプル数】計1000名(1カテゴリ100名ずつ)
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