2020年の広告予算、注力したいのは「顧客体験の充実」「DX」「ファンマーケティング」「OMO」【コムエクスポジアムJP調べ】

広告予算を増加する予定する企業は43.6%で、減少予定の22.6%のほぼ倍近くに。

コムエクスポジアム・ジャパンは、「マーケターアンケート2020」の調査結果を発表した。「アドテック東京」など、同社が主催したマーケティングカンファレンスに参加した広告・マーケティング担当者60名に、「2020年の取り組み」についてアンケートを行っている。

2020年度の広告マーケティング予算は増加傾向、注目はCX・DX・ファンマ・OMOなど

まず、「2020年度の広告マーケティング予算の増減予定」について聞くと、「大幅増加(11%以上)」12.9%、「増加(6~10%程度)」11.3%、「微増(3~5%程度)」19.4%で、合計43.6%の企業が広告予算を増加させる意向を持っていた。「今年度と同程度」は33.9%。残る22.6%ほどが減少意向を示しているが、広告展開に旺盛な企業のほうが多いと見られる。

「取り組みたい・注目しているテーマは?」(3つまで)をあげてもらったところ、1位は「顧客体験(CX)の充実」62.9%。以下「デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進」33.9%、「ファンマーケティングの実践」32.3%、「OMO(Online Merges Offline)によるビジネス、コミュニケーションの変革」30.6% が上位となった。

「CXの充実」がとくに多く、以下3つがそれに続いて数字を集めた形だ。リリースでは「5Gにより、今以上にオンライン/オフラインの垣根がなくなる一方、法規制や広告の質についての社会的不満が大きくなっている」といった回答者からの意見が、例としてあげられている

調査概要

  • 【調査対象】同社が主催する「ad:tech tokyo」「Summit」などに、2019年に参加したブランド企業の広告・マーケティング担当者
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査期間】2019年12月23日~27日
  • 【回答者数】60名
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