6秒CMと番組本編の同時表示により、注視度が2〜6割アップ【TVISION INSIGHTS調べ】
TVISION INSIGHTSは独自の「視聴質」データをもとに、2018年末に放送された「6秒CM」×「Picture in Picture」の分析を行った。
2019/2/1 7:30 調査/リサーチ/統計
TVISION INSIGHTSは、独自に計測した「視聴質」データをもとに、2018年末に実施されたテレビCMの新しい取り組み「6秒CM」×「Picture in Picture」の分析を行った。視聴質は、一般視聴者宅に人体認識アルゴリズムを組み込んだセンサーと機器を設置することで「テレビがついているか」「テレビの前に人がいるか」「テレビへ人の顔が向いているか」を取得し、滞在度(VI値)および注視度(AI値)を計測するもの。
*TVISION INSIGHTS のWebサイトより
番組本編に挟まれる「6秒CM」×「Picture in Picture」
「6秒CM」×「Picture in Picture」とは、番組本編に挟まれる形で、6秒CMと番組本編を同時に表示するというもの。フジテレビ「フジボクシング2018」(広告主:日清食品、2018年12月30日19:00~21:05内で4回)およびTBS「SASUKE2018」(広告主:ソフトバンク、2018年12月31日18:00~23:55内で5回)で放送された。
「6秒CM」×「Picture in Picture」イメージ
米国での「Picture in Picture」の例。米国ではスポーツ番組の視聴率が高いため、高単価で取引がされているとのこと
6秒CMの注視度は「フジボクシング2018」で+21%、「SASUKE 2018」で+65%
それぞれの6秒CMの注視度は、「フジボクシング2018」においても「SASUKE2018」においても、番組内全CMの平均値(6秒CM除く)を大きく上回った。
6秒CM平均と番組内全CM平均値(6秒CM除く)の注視度比較/個人全体
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