50~70代のスマホ利用率は53%、LINEの利用率は42%【ソニー生命保険調べ】

ソニー生命保険は、全国の50~79歳の男女に対し、「シニアの生活意識調査」をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効サンプルの集計結果を公開した。

ソニー生命保険は、2017年11月21日~11月22日の2日間、全国のシニア(50~79歳)の男女に対し、今年で5回目となる「シニアの生活意識調査」をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効サンプルの集計結果を公開した(調査協力会社:ネットエイジア)。

本ニュースでは、そのリリースからシニアのスマートフォン利用やSNS、メッセージアプリの調査結果だけを抜粋して紹介する。

シニアのスマホ利用率 昨年から約12ポイント上昇で53%に

全回答者(1,000名)に、スマートフォンとタブレット端末の利用について聞いたところ、「スマートフォン」を利用しているシニアは53.0%、「タブレット端末」を利用しているシニアは22.7%だった。

一昨年、昨年の調査結果と比較すると、「スマートフォン」の利用率は、2015年34.9%→2016年40.9%→2017年53.0%と年々上昇しており、昨年から12.1ポイント上昇で、今年は初めて5割を超えた。

また、「タブレット端末」の利用率は昨年から3.1ポイント上昇(2016年19.6%→2017年22.7%)した。

シニアのLINE利用率は上昇傾向継続 昨年から約11ポイント上昇で42%に

次に、全回答者(1,000名)に、SNSとメッセージアプリの利用について聞いたところ、「Facebook」を利用しているシニアは25.8%、「LINE」を利用しているシニアは41.5%だった。

過去の調査(※)の利用率と比較すると、「Facebook」は2013年調査からほぼ横ばいでの推移となったが、「LINE」の上昇傾向は継続しており、2013年と比べると利用率は4倍近く、昨年と比べると10.7ポイントの上昇となり、4割を超えた。

※2013年調査と2014年調査では、利用しているSNS、メッセージアプリを選択する形式で聴取

シニアがスマホで行っていること トップ3は「通話」「メール」「ネット検索」

スマートフォンを使っているシニア(530名)に、日頃、スマートフォンで行っていることを聞いたところ、「通話」が最も多く89.4%、「メール」が85.8%、「インターネット検索」が74.0%、「ニュース閲覧」が61.9%、「写真撮影」が61.3%と続いた。

男女別にみると、「ニュース閲覧」(男性65.2%、女性58.5%)や「地図をみる」(男性62.2%、女性55.4%)では男性のほうが高くなったが、「メッセージアプリ(LINEなど)」(男性50.7%、女性58.8%)では女性のほうが高かった。

調査概要

  • 調査タイトル:シニアの生活意識調査2017
  • 調査対象:ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする全国の50~79歳の男女
  • 調査期間:2017年11月21日~11月22日
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査地域:全国
  • 有効回答数:1,000サンプル(有効回答から性別×年代区分が均等になるように抽出)
    (内訳)
    男性500名:50代250名/60代・70代250名
    女性500名:50代250名/60代・70代250名
  • 調査協力会社:ネットエイジア株式会社
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