イノーバ、統合マーケティング管理「Cloud CMO」の新機能を発表、中堅・中小向けマーケティングオートメーションへ
マーケティング支援サービスのイノーバは、同社の統合型マーケティング管理システム「Cloud CMO」の新機能を9月16日に発表した。中堅・中小規模の企業を対象にしたマーケティングオートメーションツールとしての機能強化を進め、年内に順次追加していく。
Cloud CMOは、オウンドメディア構築、コンテンツ拡散、効果測定など、集客からリード管理・育成までをサポートする統合型のマーケティングシステム。中堅・中小企業でも導入しやすい安価な価格帯(月額7万9,800円から)で提供してきた。
機能追加では、従来からの顧客の要望をもとに、マーケティングオートメーションに必要な「集客・獲得・育成」に関する各機能の強化が行われる。同社では、中堅企業・中小企業こそコンテンツを発信して製品やサービスの魅力を伝え、「認知され」「選ばれる」会社へと進化すべきだと考えているが、現場の人員は限られがちなため、複数のシステムを使いこなすことなく、1ツールで「集客・獲得・育成」の3ステップを解決できるマーケティングオートメーションツールとしての開発を進める。
たとえば、集客においては「Cloud CMO CMS」によってサイト管理を可能にし、ネイティブ広告配信は「logly lift」と連携して実現する。
獲得においてはページ作成機能によって簡単にリード獲得用のページとフォームが作成できるようになり、既存の顧客管理システムとの連携も順次進めていく。
育成では、HTMLメール配信/レポート機能やリードのスコアリング機能を備える。スコアリングは、「潜在」「興味・理解」「比較・検討」「導入判断」の4段階で自動判別する。ルール設計は、初期導入時にコンサルタントと設計するほか、顧客自身でもページ作成時などにツール上で設定できるため、簡単にカスタマイズできるという。
今後の展開として各種機能追加を行うほか、コンテンツ制作・運用支援や、実際に中小企業が使うツールとの連携を進め、特にCRMとの連携を優先していく。
Cloud CMO
http://innova-jp.com/cloud-cmo/
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