消費者100名が審査するJAA広告賞「消費者が選んだ広告コンクール」6月1日に受付開始
日本アドバタイザーズ協会(JAA)は4月9日、半世紀以上にわたり実施してきた「消費者のためになった広告コンクール」の主旨・審査方法を刷新し、新たに「第54回JAA広告賞 ―消費者が選んだ広告コンクール―」を開催すると発表した。6月1日から応募を受け付ける。
近年はデジタル技術の発展にともない、広告のあり方や消費者の広告の受け取り方が変化している。こうした広告を取り巻く環境変化に対応するべく、「消費者が選んだ広告コンクール」では、消費者が選ぶという原点を強調した広告賞として刷新した。
コンクールの消費者審査は従来、数十名の消費者モニターによる選考が行われていたが、規模を拡大し、広告の作り手が応募した作品を消費者が審査するという方針をより明確にし、ストレートに反映されるような方法とする。審査・選考は、10代以上の各世代男女100名の消費者審査員による審査会、有識者によるファイナリストおよび経済産業大臣賞選考会、20名の消費者最終選考委員によるJJA賞選考会の3段階で行う。
応募部門は、これまでの「新聞」「雑誌」「テレビ」「ラジオ」「Web」に「屋外・交通部門」を加えた6つ。各部門のファイナリスト10点を表彰するほか、JAA賞、経済産業大臣賞、ベストパートナー賞、JAA特別賞を授与する。
対象作品は、2014年10月1日から2015年9月30日までに掲載・放映・掲出された、6つの部門に該当する広告。応募期間は2015年6月1日から10月9日まで、審査結果は12月17日に発表される。表彰式は2016年2月26日の予定。
また、広告賞の刷新にともないロゴマークを一般募集する(2014年5月11日締め切り)。
第54回JAA広告賞 -消費者が選んだ広告コンクール- 募集要項
http://www.jaa.or.jp/useful/invite/
日本アドバタイザーズ協会
http://www.jaa.or.jp/
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