日本IBM、包括的な企業向けモバイル管理ソリューション「IBM MaaS360」の提供を開始
SaaS版クラウド・サービスと、自社運用のためのソフトウェア・ライセンスの2種類で提供
2014/6/27 11:33 モバイル
日本IBMは、スマートフォンやタブレットのモバイル端末を対象に、アプリケーションやコンテンツの管理とセキュリティを両立するモバイル管理ソリューション「IBM MaaS360(マース360)」の提供を開始する、と6月25日発表した。短時間で最小規模から利用できるSaaS版クラウド・サービスと、データセンターで自社運用するためのソフトウェア・ライセンスの2種類の形態で提供する。IBM MaaS360は、企業内でのモバイル活用を最大化しながら、生産性を損ねずに高度なセキュリティを確保する。
IBM MaaS360が搭載した「MaaS360 Mobile Device Management」は、中核となるモビリティー・デバイス管理(MDM)機能で、デバイスの登録、構成、セキュリティー・ポリシーの管理、メッセージ送信、検索などの端末操作を含む。「MaaS360 Mobile Email Management」はMicrosoft Exchange ActiveSyncおよびLotus Travelerのプロトコルを利用している環境を管理する。「MaaS360 Mobile Application Management」は、アプリケーションの追加、削除、アップデートなどを行うアプリケーション管理機能を提供する。ほかにもIBM MaaS360は、多数の機能を備えており、ユーザーがシステム環境に合わせて選択することができる。
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