「ad:tech Tokyo 2010」開催に向け第2回ミーティング開催、キーノートは事前登録で無料に
ad:tech expositions, LLCとad:tech 日本事務局は5月20日、10月28日から10月29日に開催する「ad:tech Tokyo 2010」の開催に向け、第2回アドバイザリーボード・ミーティングを開催した。
ad:techは、世界各国で開催される世界最大規模のデジタルマーケティングカンファレンス。ad:techの特徴の1つとして、各国で開催されるad:techのテーマや方向性を、開催地ごとに選ばれた有識者メンバーによるアドバイザリーボード・ミーティングで議論して決定していく点があげられる。日本では、広告代理店、広告主、メディア、ソリューション事業者などから総勢44名がアドバイザリーボードに参加しており、ミーティングでは具体的なセッション内容などについて議論が交された。
キーノートは無料に、エキシビジョンは2.5倍に拡大
ミーティングでは、dmg world media japan代表の武富氏がad:tech Tokyo 2010のコンセプトを解説。まず今年のテーマとしてエキシビジョン(企業出展)の充実を掲げ、昨年の約2.5倍の展示場を用意することを説明。また、ベンチャー企業にもぜひ参加して業界を盛り上げてほしいと、20万円から出展スペースを用意していることを話した。
プログラムは、第1回ミーティングで議論された内容やグローバルのad:techチームの意見をふまえ、5月20日の時点で次の内容が候補としてあげられた。
- 「ブランド・マーケティング」
- 「リサーチ&アナリティクス」
- 「ソーシャル・マーケティング」
- 「検索マーケティング」
- 「ジェネレーション・マーケティング」
- 「メディアマーケティング」
- 「ストラテジック・モバイルマーケティング」
- 「モバイルテクノロジー・マーケティング」
- 「クリエイティビティ」
昨年は1セッションだけだった検索マーケティングは3つに拡大、リサーチ&アナリティクスは昨年のパフォーマンス・マーケティングにあたり、ビジネスモデルやROIに関する内容を予定しているという。ソーシャルメディアは、4月に開催された「ad:tech San Francisco」でも人気で、日本でも2日にわたり講演が予定されており、ミーティングではこれらの内容をもとにさらに議論が交された。
キーノートスピーチには、グローバル企業のCMOを招く予定であり、本物のCMOを呼びたいと武富氏は話した。なお、昨年は有料だったキーノートスピーチの参加料金は、グローバルのad:techと同様に事前登録で無料に変更される。2日目の最後には、クロージングキーノートを新たに開催する予定。
ad:tech Tokyo 2010
http://www.ad-tech.com/tokyo/japanese/adtech_tokyo.aspx
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