インターネット利用は平日の昼に2回のピーク、博報堂DYが60代男性のメディアと生活時間帯調査

定年退職後も72%が仕事に就き、その大半がフルタイム労働で不在がち

博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所は、定年退職した60代男性のマス4媒体とインターネット2媒体(PC、モバイル)の接触状況と生活時間に関する「60代男性:メディアと生活時間帯調査」を実施、調査結果を4月21日に発表した。それによると、定年退職後も60代男性の72%は仕事に就いており、インターネット利用は週末より平日の方が多く、午前10時過ぎと午後1時半頃から3時頃までの2つのピークがあることが分かった。調査は60~69歳の首都圏在住の男性を対象に、今年1月28日から2月3日にかけて行われた。集計サンプル数は433。

調査によれば、有職者のうち、44.8%がフルタイム労働。家で過ごす時間帯は、平日でも午前11時前後と午後2時~4時頃には4割弱しか自宅におらず、6割以上が不在だった。起床・就寝・食事時間は平日と週末で大きな差がなく、規則正しい生活ぶりが明らかになった。

インターネット利用は無職層でも目立ち、昼間に2回のピークがあることから株式市況のチェックしていることが伺えるという。テレビ視聴の時間帯は、全体で午前7時台から同9時までと午後0時台、同6時頃から11時前までが高かった。ラジオ聴取の時間帯は、午前8時台後半から午後0時までと、午後1時から同5時まで高い状態が続く傾向が見られた。

博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所
http://www.media-kankyo.jp/

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