自治体サイトのアクセシビリティーは向上傾向―2008年自治体サイトの品質実態調査

アライド・ブレインズは10月1日、「2008年 自治体サイト全ページクオリティ実態調査」の結果を公表した。

同調査は、2008年7月から8月にかけて実施。同社が独自に開発したウェブサイトの品質を解析するプログラム「CRONOS2(クロノス2)」を用い、全国282自治体サイトの“公開されている全ページ”を解析し、アクセシビリティーを判定した。

その結果、サイトのアクセシビリティー対応状況をAからEレベルの5段階で評価したところ、サイト全体でアクセシビリティー対応が行なわれている可能性が高い「Aレベル」の自治体は、282自治体中19自治体。2006年の調査実施以来、対応が不十分と考えられる「Dレベル」以下の自治体が毎年減少し、逆に「Bレベル」以上の自治体が増え、全体的にアクセシビリティーが向上している傾向にあることがわかった。

また、今回の調査では新たに「リンク切れを含むページの割合」についての調査結果を公表。調査対象282サイトのうち、リンク切れがあるページの割合がサイト全体の1%未満というサイトは66にとどまり、同割合が10%を超えている(10ページに1ページ以上の割合でリンク切れが発生している)のは31サイトだった。

2008年 自治体サイト全ページクオリティ実態調査
http://www.aao.ne.jp/service/research/cronos2/2008/arearesult.html
アライド・ブレインズ
http://www.aao.ne.jp/

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