NTTアドとNTTデータ、日本語意味理解エンジン「なずき」を応用したマーケティングサービス
2007/2/13 22:32 マーケティング/広告
NTTアドとNTTデータは2月13日、個人が発信するブログやSNS等のCGM(Consumer Generated Media)から必要な情報を検索・抽出・分析し、マーケティングレポートとして提供するサービス「CGM Watch」を共同で開発したと発表した。2月15日にサービスの提供を開始する。
「CGM Watch」は、20年にわたって蓄積されてきた辞書と知識をベースに開発されたNTTデータの日本語意味理解エンジン「なずき」を応用したマーケティングサービス。ブログ記事等を「なずき」が文章レベルで把握することにより、書き手の感性や商品・サービスに関する評価を人間により近いレベルで抽出することが可能になった。
ブログやSNS等で話題になった商品やサービスについて、従来の分析エンジンが行っている商品名などの単語の出現頻度だけではなく、そのブロガーが商品を購入しているか否かを把握したり、好意的に書いたのか、それとも否定的なのかなど、書き手の感性を最大81種類に細分化してレポートできる。単語と単語の関係から文章の意味や感性を表す360億パターンの知識と、これらを高速に照会する「なずき」独自の技術によって分析を実現する。
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