アシスト、Oracle DBの稼働状況を診断共有するWebサイト「パフォーマンス・セラピー」を開設
アシストは9月28日、Oracle Databaseの稼働状況を自動的に診断してレポートを出力する会員制有償ポータルサイト「パフォーマンス・セラピー」を開設した。
「パフォーマンス・セラピー」は、Oracle標準のパフォーマンス分析ツールである「Statspackレポート」のパフォーマンス統計情報から、診断項目値推移のグラフ化や、集積された情報から診断項目の比較情報を提供するもの。
Oracleの「Statspackレポート」に含まれる各種パフォーマンス関連情報は、Oracle初心者が状況を把握することが難しいテキスト形式で提供されていることから、アシストがこれまでOracleユーザーのサポートに利用してきたノウハウを参考に、手軽に利用できるWebサイトとして開設した。
利用者は「パフォーマンス・セラピー」上で会員登録を行ない、「Statspackレポート」をアップロードするだけで、データベースの稼働状況に関するグラフィカルな稼働レポートを参照できる。また、週次、月次とデータを定期的に登録していくことで、稼働状況の中長期的な傾向を把握し、障害対策を検討することが可能だ。
また、「パフォーマンス・セラピー」では、利用者が登録した情報を業種や業務カテゴリーに分類して蓄積するため、同じような業務で使用している他のデータベースシステムと比較し、自システムの負荷状況の妥当性判断、チューニング・ヒントの取得、ハードウェア選定を行なう際の判断基準とすることができる。
蓄積されたOracleの稼働情報を利用者の共通ナレッジとして活用することで、従来のクライアントツールでは実現できなかった情報の取得が可能になる点が大きな特徴だ。
価格と利用期間
会員登録後30日以内は無償試使用期間
年間利用金額:1インスタンスで9万円(税込み)
9月28日から2007年2月28日までに会員登録した場合は、2007年3月31日までが特別無償試使用期間となる
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