ソフォス、ルートキットを検知し駆除する「Sophos Anti-Rootkit」を無償提供

斉藤 彰男(Web担 編集部)

2006年8月23日 23:31

ソフォスは8月23日、ルートキットを検知し駆除する「Sophos Anti-Rootkit」を発表した。同日より、同社のWebサイトで無償提供を開始した。

ルートキットとは、侵入者がコンピュータにハッキングした後に仕掛けるソフトウェアツールをまとめたパッケージのこと。スパイウェアやキーロガーといった悪意のあるソフトウェアによって作成されるプロセス/ファイル/システムデータなどを隠蔽し、セキュリティソフトによって検知されることを回避する。このため、正当なユーザーはその脅威に気づかず、攻撃者がアクセスを継続的に行なうことを可能としてしまう。

「Sophos Anti-Rootkit」は、既知および未知のルートキットを検知・駆除する機能を備える。簡単なGUIで、検知したルートキットの情報や必要な対策を提供。他社の駆除ツールと異なり、ルートキットを削除することがOSの効率や完全性に影響を及ぼす可能性がある場合、その旨を警告するのが特長だ。対応OSは、Windows NT/2000/XP/2003。

ソフォス
http://www.sophos.co.jp/

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