Google ウェブマスター向け公式ブログ

Google プレイスでお店やサービスを登録する際のヒント:ユーザー向けのビジネスリスティングとは

14 years 6ヶ月 ago
Google 検索や Google マップ で検索するユーザーは疑問を解消したり、自分のニーズを満たしてくれる、関連性の高い良質なコンテンツを求めています。中でも、お店などの「場所」を探しているような場合、検索結果にはビジネス リスティング (Google プレイスのオーナーのページ)が表示されることが多々あります。ビジネス リスティングは無料で利用でき、地域のビジネス オーナーが潜在顧客(ユーザー)とつながるきっかけとなっています。そこで、ビジネス リスティングを最大限に活用していただけるよう、Google プレイス を利用して、潜在顧客(ユーザ)にとってわかりやすく効果的なリスティングを作成する方法を、3部構成の記事でご説明いたします。

今回は、ビジネス リスティングの「タイトル部分」の記入方法について解説していきます。


Google 検索結果に表示されるビジネス リスティングの例

基本的な会社情報を正確に入力する

すでに登録済みのビジネス リスティングを編集する場合や、まだビジネス リスティングを登録したことのない方は、こちら から Google プレイスにサインインしてください。
登録ページの[会社名] フィールドがビジネス リスティングにおいて"タイトル"として表示されますので、お店や会社の名称を正確に入力してください。 たとえば、架空のラーメン店 「ぐーぐるラーメン」の情報を正しく入力すると、以下のようになります。

[会社名] ぐーぐるラーメン
[郵便番号] 181-8888
[都道府県] 東京都
[市/区] 三鷹市
[町村、番地] 中華町8丁目8番8号
[電話番号 1] 8888-88-8888
[ウェブサイト] www.example_for_google_ramen.co.jp

*なお、ビジネス リスティングの登録および編集には、Google アカウントが必要です。 まだお持ちでない方は、こちら から作成してください。

次にタイトルを設定する上での注意事項をご紹介いたします。

タイトルはシンプルに読みやすく

ビジネス リスティングのタイトルには、実際のお店や会社の名称と同じものを使用してください。(株)や(有)などの略号は省略できますが、お店や会社の正式名称に存在しない説明を追加したり、変更を加えないでください。Google プレイスの品質ガイドライン を満たすには、ビジネス リスティングのタイトルが看板、レターヘッド、名刺などで実際に使われている名称と一致している必要があります。これらのガイドラインに違反したリスティングは、掲載が中止され、Google の検索結果に表示されなくなる場合があります。

ご参考まで、これまでに掲載中止となったガイドライン違反のリスティングの例と、お店や会社の名称に関する注意点をご説明します。さらに、潜在顧客に提供したい情報を、品質ガイドラインに沿って記載する具体的な方法および記載すべき箇所についても説明します。
  • 詳細説明とキーワード

    以下の例では、会社やお店の正式名称の代わりに説明的な語句が使われていたり、キーワードや語句が追加されています。これらの例は、Google プレイスの品質ガイドラインを満たしていません。

    [タイトルの違反例]
    • 日本一美味しい豚骨ラーメン(正式名称ではなく、説明文が記載されている)
    • ぐーぐるラーメン - 豚骨 深夜営業 人気(正式名称に、キーワードが追記されている)
    • ぐーぐるラーメンは日本一美味しい(正式名称に説明文が追記されている)
    解説
    [会社名]フィールドには、お店や会社の名称のみを入力します。提供するサービス区分や業種情報は、適切なカテゴリを選択して入力してください。あるいは、[説明]フィールドやお店や会社のウェブサイトに、業務内容や提供サービスなどの詳細説明を載せるのもよいでしょう。
  • 地名

    お店や会社の名称に市や区の名前など地理情報が含まれていないのに、場所を表す言葉を追加することはガイドラインに違反します。

    [タイトルの違反例]
    • ぐーぐるラーメン 武蔵野市 三鷹市
    • ぐーぐるラーメン 吉祥寺 井の頭公園そば
    解説
    お店や会社の場所を指定するには、[郵便番号]、[都道府県]、[市/区]、[町村、番地]を使用してください。Google はビジネス リスティングと地理的に関連性の高い検索クエリを判断する際、住所の詳細情報を自動的に使用するため、タイトルに場所を特定する情報を追加する必要はありません。お店や会社が見つけにくい場所にある場合や、ショッピングモールや複合施設の一部である場合は、場所の詳細な説明を[説明]フィールドに追加できます。
    なお、支店名については、地理情報が含まれていても(たとえば"吉祥寺支店" など)タイトルに含めることは可能です。
  • 電話番号やウェブサイト

    電話番号やウェブサイト URL は、お店や会社の名称に追加 しないでください。これらは、Google プレイス リスティングのそれぞれのフィールドに入力してください。以下のようなタイトルはガイドラインに違反しています。

    [タイトルの違反例]
    • ぐーぐるラーメン 88-8888-8888
    • ぐーぐるラーメン www.example_for_google_ramen.co.jp
  • 記号

    ユーザーの注意を引くために、記号を多用した名称を入力しているビジネス オーナーがいますが、これも Google の品質ガイドラインに違反しています。

    [タイトルの違反例]
    • ★★★ぐーぐるラーメン★★★
    解説
    視覚的なアピールは避け、Google プレイスのリスティング結果がユーザーにとって便利で読みやすくなるようご協力ください。お店や会社の名称と住所は、標準的な書き方を使用してください。
上記の例は、ビジネス リスティングのタイトルについて多くみられる誤った利用法の一部です。ビジネス リスティングのタイトルを設定するとき、Google プレイス品質ガイドライン をお読みいただくことで、これらの誤った利用法を避け、ガイドラインを満たす最適なリスティングを作成することができます。

既存のリスティングが品質ガイドラインを満たしていない場合は、Google プレイスのアカウントにサインイン して、必要な変更を加えてください。ガイドライン違反による掲載の一時中止を避けることができます。

ビジネス リスティングのタイトルに関するご質問がありましたら、Google が運営している公式ヘルプフォーラム、Google マップ ヘルプ フォーラム へご質問をお寄せください。

ウェブマスター ツールの認証用の WordPress のプラグインについて

14 years 6ヶ月 ago
WordPress のブログをご自身でホストされているウェブマスターのみなさま、ウェブマスター ツールの認証プロセスを自動化するプラグインがお使いいただけるようになりました! インストールは WordPress のブログに組み込まれた [プラグインのインストール] というコントロール パネルから直接行うことができます。また、WordPress のプラグインのサイトから ZIP ファイルをダウンロードすることもできます。このプラグインはご自身でホストされている WordPress のブログでのみご利用いただけます。wordpress.com でホストされているブログにはインストールできませんのでご注意ください。

ウェブマスター ツールでサイトの所有者であることが確認されると、サイトに関する具体的な数値やその他の情報(例えば関連するキーワードやマルウェアの通知など)を Google から直接受け取ることができます。ウェブマスター ツールに関する詳しい情報はブログ記事「ウェブマスター ツールを使う 7 つの理由」をご覧ください。他のタイプのサイトの認証に関する最新情報は、以前のブログ記事の「セキュリティ チェックをよりスピーディーに」(英語)をご覧ください。

Chrome ユーザー エージェント文字列の変更

14 years 6ヶ月 ago
このたび Chrome チームは、Chrome のユーザー エージェント文字列にいくつかの変更を行いました。 この変更は、ユーザー エージェントの詳細付加、冗長性の削減、Internet Explorer との互換性のさらなる向上を目的としています。Firefox 4 でも同様の変更が行われており(英文)、今回はそれに合わせた変更でもあります。

Chrome 11 はこの変更を既に実装していますので 、これまで起こっていた互換性に関する主な問題は解消されています。

ご不明な点がありましたら、Chromium ブログのこちらの記事をご覧になるか、ウェブマスター ヘルプ フォーラム でご質問ください。

2010/6/7 追記
Chromium ブログ(英文記事)の日本語訳「Chrome 11 におけるユーザーエージェント文字列の変更」を Developer Relations Japan Blog に掲載しましたので、リンクを日本語版へ変更しました。是非ご一読ください。

Google Merchant Center に関するお知らせ: 固有商品 ID ポリシーの変更について

14 years 6ヶ月 ago
4 月 7 日に掲載 しましたとおり、本日より、アパレルとカスタムメイド、オリジナルグッズを除くすべての商品アイテムに対して、固有商品 ID が必須となります。この変更は、Google ショッピングをユーザーにとってより良いものにするための取り組みのひとつです。提供された固有商品 ID を使って、Google は商品ページを構築することができるようになり、商品ページがあることで、ユーザーはネット上の同じ商品についての価格を比較したり、商品についての詳しい情報を得ることがより簡単にできるようになります。

本日以降、適切な固有商品 ID を持たない商品アイテムは検索結果に表示されなくなる可能性があります。適切な固有商品 ID をフィードにまだ含めていない方は、できるだけ早く必要な修正をしていただけますよう、お願い致します。また、適切な固有商品 ID を持たない商品アイテムが非常に多い Google Merchant Center のアカウントは、アカウントにある全商品アイテムのステータスが「承認されませんでした」となる可能性があることにご注意ください。商品アイテムのステータスについては、ヘルプ記事「公開された商品の表示」をご参照ください。なお、固有商品 ID は Google ショッピングGoogle 商品広告 において必須となり、Google Commerce Search への影響はありません。

固有商品 ID に関する詳細は、ヘルプセンターの記事「固有商品 ID」をご参照ください。

今後もこのようなポリシーの変更は、ブログや Merchant Center などを通じてアナウンスしてまいります。最新の情報が届くよう、ブログや Merchant Center のダッシュボードを定期的にご確認いただけますようお願い致します。

Google ショッピングのユーザーエクスペリエンス向上にご協力いただき、ありがとうございます。


Google 検索と相性の良い携帯電話 / スマートフォン向けウェブサイトを運営するには

14 years 7ヶ月 ago
ウェブマスターの皆様から、モバイル向けウェブサイトはどのように作るのがベストなのか、ウェブサイトは Googlebot-Mobile に対してどのように対応するのがよいのか、スマートフォン向けにはどのような対応をしたらいいのか、といった質問が増えてきています。そこで、今回の記事では、現在の状況をご説明するとともに、すぐに実施できる具体的なアドバイスをご紹介します。

まずはじめに


まずはシンプルな質問から始めましょう。そもそも、「モバイルと相性の良いウェブサイト」というときの「モバイル」とは、具体的に何を指しているのでしょうか。 最近では、デスクトップ版のページを閲覧することができるブラウザが搭載されているスマートフォンの登場によって状況も以前とは少し変わってきました。 話を簡単にするために、 「モバイル」という言葉からイメージされる端末について、いくつかのタイプに分け、より具体的に整理したいと思います。
整理をする上では、携帯電話用のウェブブラウザの性能を、現在のデスクトップ版ブラウザの性能と比較して考えるのがポイントとなります。
  1. 従来の携帯電話: 通常のデスクトップ版のウェブページは表示できないブラウザが搭載されている電話。ブラウザには、cHTML (iMode)、WML、XHTML などに対応したものがあります。
  2. スマートフォン: 通常のデスクトップ版のページを、完全でないにせよある程度表示できるブラウザが搭載されている電話。このカテゴリには、Windows Phone 7、BlackBerry、iPhone、Android 搭載携帯電話などのほか、タブレット端末、eBook リーダーなどの様々な端末が含まれます。

    このカテゴリは、HTML5 対応の面から、さらに分けることができます。
  • HTML5 に対応していないブラウザを搭載した端末
  • HTML5 に対応しているブラウザを搭載した端末
以前は、 携帯電話でのインターネット接続は、表示機能の限られたブラウザで行われていましたが、デスクトップ版ブラウザに匹敵する機能を有するブラウザを搭載したスマートフォンの急成長により、状況は変化を遂げつつあります。したがって、ここでのデスクトップとモバイルの区別は、現在の状況に基づいたものであり、今後変化する可能性があることを念頭に置いてください。

Googlebot と携帯電話


Google には、今回のトピックに関連するクローラが 2 つ存在します。それは、Googlebot と Googlebot-Mobile です。Googlebot は、デスクトップ版ブラウザ向けのウェブページや、そのウェブページに含まれているコンテンツをクロールし、一方の Googlebot-Mobile はモバイル向けコンテンツをクロールします。この点に関しては、次のような質問が頻繁に寄せられます。

モバイル用ウェブブラウザの多様性を考えたとき、どのコンテンツを Googlebot-Mobile に見せたらよいのでしょうか?

その答えは、クロール時に Googlebot-Mobile が提示するユーザーエージェントにあります。Googlebot-Mobile が使うユーザーエージェント文字列はいくつかあり、すべて次のようなフォーマットになっています。

「各種携帯端末」(compatible; Googlebot-Mobile/2.1;+http://www.google.com/bot.html)

どのコンテンツを表示するのかを決めるときには、ユーザーエージェント文字列にある端末に最も適しているものはどれなのかを検討します。Googlebot-Mobile のユーザーエージェント一覧はこちらです。

Googlebot とスマートフォン


現在、Googlebot-Mobile は、スマートフォン用のユーザーエージェント文字列を使用してのクロールは行っていません。したがって、Googlebot-Mobile がクロールしたコンテンツは、現在使用されているユーザーエージェント文字列の要求通り、従来の携帯電話だけで表示されることになります。 この点は今後変わる可能性があり、その際には新たな Googlebot-Mobile ユーザーエージェント文字列が追加されるかもしれません。

今のところ、Google はスマートフォンがデスクトップ版コンテンツを正しく処理すると想定しており、ウェブマスターのみなさんが対応作業を行う必要はないと考えています。しかし、今日ではスマートフォン用に表示などが最適化されたコンテンツを用意するのが妥当だと思われる場合も多くあると思います。スマートフォン対応を行うかどうかは、ウェブサイトのユーザーに対してどのようにコンテンツを表示するのがベストなのかに基づいて判断するのがよいでしょう。


モバイル向けコンテンツの URL の構造


次は、モバイル向けコンテンツを表示する URL に関する質問です。よくある事例を見てみましょう。

デスクトップ専用コンテンツのみのウェブサイト

現在ウェブサイトの多くは、HTML で書かれた、デスクトップ版ウェブブラウザ向けのコンテンツのみで構成されています。つまり、どのブラウザも、同じ URL から同じコンテンツにアクセスすることになります。

このようなサイトは、従来の携帯電話を使用しているユーザーは見られない場合があります。スマートフォンユーザーの場合は、使用するモバイルブラウザによっては、デスクトップ PC から閲覧するのと同じように閲覧することが可能です。

すべてのユーザーエージェントに対して、デスクトップ専用コンテンツしか表示しない場合は、Googlebot-Mobile についても同様にしてください。 つまり、Googlebot-Mobile の扱いを他のすべてのユーザーエージェント、あるいは未知のユーザーエージェントを扱うときと同じようにすることです。こういったケースにおいて、モバイルエクスペリエンスの向上のため、Google がウェブページを調整する 場合があります。

モバイル専用コンテンツのウェブサイト

モバイルユーザー向けに最適化したコンテンツを持つウェブサイトも数多く存在します。コンテンツは、単純に携帯端末の小さな画面に合わせて構成し直したものであったり、別のフォーマットで書かれたものであったりします(XHTML などを使用して表示するなど)。

これに関してお寄せいただく質問の中でよくあるのが、異なる種類のコンテンツを同じ URL から表示させる場合、あるいは複数の異なった URL から表示させる場合に、何か問題はないかというものです。たとえば、デスクトップ版ブラウザからのアクセス用の www.example.com という URL に加え、各種モバイル端末用に m.example.com や wap.example.com という別の URL を用意しているウェブサイトもあれば、www.example.com のような 1 つの URL 構造からあらゆる種類のコンテンツを表示するサイトもあります。

Googlebot および Googlebot-Mobile にとっては、ユーザーの見ているものとまったく同じものを返すのであれば、どのような URL 構造であろうと問題はありません。たとえば、モバイルユーザーを www.example.com から m.example.com へリダイレクトさせている 場合、Googlebot-Mobile がリダイレクトされたことを認識し、どちらのサイトもクロールされ適切なインデックスに追加されます。このケースでは、 モバイルユーザーおよび Googlebot-Mobile の両方に対してリダイレクトを設定してください。

すべてのタイプのコンテンツを www.example.com から表示する場合、つまり、同一 URL から、ユーザーエージェントに基づいて、デスクトップ用に最適化されたコンテンツまたはモバイル用に最適化されたコンテンツのいずれかを表示する場合でも、Googlebot および Googlebot-Mobile は正しくクロールを行います。Google はこれをクローキングとは見なしません。

再度強調させていただきたい点は、URL の構造に関係なく、ユーザーや Googlebot-Mobile が提示するユーザーエージェントを正しく認識するようにし、 ユーザーと Google どちらにも同じコンテンツを見せるようにしていただくことが重要であるということです。 また未知のユーザーエージェントからのリクエストに備え、デスクトップ向けに最適化されたコンテンツがデフォルトで表示されるようにしておいてください。


ウェブマスター ツールのモバイル サイトマップ


最後に、ユーザーの方からも多く寄せられる「モバイル サイトマップにはどの URL を含めるべきか」という質問を取り上げたいと思います。 モバイル サイトマップに関するヘルプ記事 にも記載があるように、モバイル サイトマップには、モバイル向けコンテンツの URL のみ含めるようにしてください。これは、URL がモバイル以外のユーザーエージェントによってアクセスされたときに、モバイル以外のコンテンツを返す場合でも同様です。


上記以外の質問がある場合


まずは、モバイル サイトに関するヘルプ記事過去のブログ記事検索エンジン最適化(SEO)スターターガイドの中の関連する箇所をお読みください。また、この記事に関する質問を受け付けるスレッドを ヘルプ フォーラムに作成しましたのでご利用ください。

Written by Pierre Far, Webmaster Trends Analyst
Original version: Making Websites Mobile Friendly

Google の検索結果からコンテンツを削除するには

14 years 7ヶ月 ago
サイトを運営していると、Google の検索結果からコンテンツを削除する必要に迫られることがあるかもしれません。本来インデックスに登録させるべきでない非公開データや、個人情報を誤って掲載させてしまった場合などです。「ホームページから情報は消したものの、検索するといつまでも検索結果に表示されて困っています」というお問い合わせもいただきます。

検索結果からこうしたデータを削除するには、通常弁護士を通す必要はありませんし、書類などを郵送する必要もありません。手続はすべてオンライン上でご自身の手で完了させることができます。

そこで今回は Google の検索結果からコンテンツを削除するための手続 をご紹介します。


Google の検索結果から記事・コンテンツを削除する方法

Google の検索結果から記事・コンテンツを削除する方法は、あなた自身が削除したい記事が掲載されているサイトの所有者であるかどうかによって、手続が変わってきます。

まずはサイトの所有者(記事・コンテンツの所有者)である場合の削除方法から説明します。

1. サイトの所有者の場合

削除手続は、削除したいものによって手順が変わってきます。まず代表的な例として、検索結果のキャッシュを削除したい場合の方法を説明します。

ページから該当箇所を削除すると、変更内容は、Google が次にサイトをクロールしてインデックスを更新したときに Google の検索結果から削除されます。しかし、クロールされるまでは元のコンテンツが Google のキャッシュに残っているため、検索結果に表示され続ける場合があります。このような場合には、キャッシュされているページを検索結果から削除するようリクエストすることで、キャッシュから削除されるまでの時間を短縮することができます。

削除リクエストの手順:
  1. まず ウェブマスター ツール にアクセスします。初めてウェブマスター ツールを使う場合、サイトの確認 をする必要があります。ウェブマスター ツールについて詳しい情報はブログ記事「ウェブマスター ツールを使う 7 つの理由」をご参照ください。
  2. 次に、該当するサイトをクリックします。
  3. ダッシュボードの左側のナビゲーションにある [サイト設定] をクリックします。
  4. [クローラのアクセス]、[URL の削除] の順にクリックします。
  5. [新しい削除リクエスト] をクリックします。
  6. 削除するページの URL を入力して [続行] をクリックします。
  7. [キャッシュからのみページを削除] をクリックします。
  8. 記事に記載されている要件をすべて満たしていることを確認し、チェックボックスをオンにして [リクエストを送信] をクリックします。
詳しい手順や注意事項につきましては、ヘルプ記事「『キャッシュされている』ページを Google から削除する」をご参照ください。ページやサイトを検索結果から削除したい場合は、「Google の検索結果からページやサイトを削除する」をご参照ください。また、以前掲載したブログ記事「Google のインデックスからコンテンツを削除する方法」には、誤解しやすい点も含めて robots.txt やメタタグの使い方について誤解しやすい点も含めて詳しく説明していますので、ぜひご一読ください。

また、あらかじめ Google にインデックスさせないための方法としては、パスワードをかける方法や、noindex メタタグと robots.txt を使って制御する方法などがあります。この詳しい手順はヘルプ記事「Google の検索結果に表示されないようにする」をご参照ください。

2. サイトの所有者ではない場合
  1. まずはコンテンツが掲載されているサイトの所有者に連絡を取り、ページから該当箇所を削除するようにお願いしてください。
  2. ページから該当箇所が削除されましたら、次は Google のインデックスのキャッシュを取り除くため、URL 削除ツール から削除リクエストを送信します。
詳しい手順は、ヘルプ記事「Google の検索結果からページやサイトを削除する」の「サイト所有者/ウェブマスターでない場合」やブログ記事「Google のインデックスからコンテンツを削除する方法」の「自分の管理下にないコンテンツの削除依頼」をご参照ください。
※この処理は数週間かかる場合もあります。

何かご不明な点や問題がありましたら、Google が運営している公式ヘルプフォーラム、ウェブマスター ヘルプ フォーラム へご質問をお寄せください。


Android のユーザーエージェントの検出について

14 years 7ヶ月 ago
今日は、最近多くなっているユーザーエージェント検出時の問題を回避する方法についてご紹介します。Android のユーザーエージェントを検出する時は、是非「android」だけでなく 「mobile」という文字も検出してください。

これまでは、「ユーザーエージェントから文字列『android』を検出したら、そのユーザーをモバイル バージョンのサイトにリダイレクトする。」このようなリダイレクトが当たり前のように行われていましたが、Android タブレットの登場とともに文字列「Android」だけでは不十分となりました。携帯端末のユーザーエージェントと同様に、Android タブレットのユーザーエージェントにも文字列「android」が含まれているためです。しかし、タブレット ユーザーには大きなデスクトップ バージョンのサイトを表示させたいのではないでしょうか。サイトが文字列「android」だけでユーザーを自動的にリダイレクトしている場合は、Android タブレットのユーザーがモバイル サイトにリダイレクトされてしまいます。

そこで、モバイル サイトを提供している場合の解決策として Android エンジニアが推奨するのは、ユーザーエージェントに「android」だけでなく「mobile」が含まれているかどうかを検出する(英語) 方法です。いくつか例を見てみましょう。

次のようなユーザーエージェントの場合:
Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 3.0; en-us; Xoom Build/HRI39) AppleWebKit/534.13 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Safari/534.13
文字列「mobile」は含まれていないので、このユーザーにはデスクトップ バージョン(または Android の大型タッチスクリーン端末向けにカスタマイズされたバージョン)を表示します。このユーザーエージェントを見ると、ユーザーが大画面端末 XOOM タブレットを使用していることがわかります。

一方、次のようなユーザーエージェントの場合:
Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.2.1; en-us; Nexus One Build/FRG83) AppleWebKit/533.1 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/533.1
「mobile」と「android」が含まれているので、このユーザーエージェントを見ると通常のスマートフォンであることが分かります。この Nexus One ユーザーにはモバイル サイトを表示すべきしょう。

次の図に示すように、Android のユーザーエージェントにはいくつかの共通点があります:

もちろん、Android 固有の機能(たとえばタッチスクリーンの最適化)を実装するために、引き続きユーザーエージェント内の「android」を検出する必要はあるでしょう。しかし、今回お伝えしたいのは、ユーザーエージェントの内容に応じてモバイル サイトにリダイレクトするかどうかを判断するのであれば、文字列「android」だけではなく、「mobile」と「android」の両方を検出してほしいということです。こうすることで、モバイル ユーザーとタブレット ユーザーの両方に適切なサイトを提供できます。

ご不明な点がある場合は、ぜひ デベロッパー フォーラム の Android コミュニティをご利用ください。

サイトの収益化について - Google AdSense を使ってみよう

14 years 7ヶ月 ago
これまで私たちは、この Webmaster Central 日本版公式ブログなどを通じて、サイトへのトラフィック増加のために ウェブマスターツール を紹介してきました。皆さんはこのトラフィックを Google AdSense によって収益化できることをご存知ですか?

Google AdSense は、ウェブマスターが運営しているウェブサイトに、関連性の高い広告を表示して収益を得るためのプログラムです。ご利用は無料で、ご登録いただくと多くの広告主が参加する Google アドネットワークの広告を表示できるようになります。ウェブマスターは簡単なセットアップによって、サイトへ訪れるユーザーに適した広告の掲載をすぐに開始でき、サイトのコンテツから収益を得ることができます。

AdSense によるサイトの収益化を理解するには、ウェブマスターがサイトのトラフィックを詳細に把握することが重要です。Google ではウェブマスターツール以外にも Google Analytics といったさまざまなサービスを提供しており、サイト訪問者がどのような人で、どこからアクセスしているかなどを特定する指針としてご利用いただけます。ウェブマスターは、これらのサービスを活用することでアクセスの多いページを最適化し、さらなるトラフィックの増加を見込めます。Google AdSense では、これらの情報を併せてご利用いただくことで、ユーザーやアクセスの多いページに適した広告を表示できるようになります。たとえば、ウェブマスターツールを使うことであなたのページが Google の検索結果にどのくらいの頻度で表示されるかが調べられます。ウェブマスターはこれらの情報を基にアクセスの多いページを把握し、AdSense を使用することで最適化された広告を表示すればよいのです。

以下にご利用いただける AdSense 広告の例をいくつかご紹介します。

テキスト広告 - レクタングル(中)300x250


動画広告 - レクタングル(中)300x250


イメージ広告 - ビッグバナー 728x90

Google AdSense にはいくつもの利点があります。
  • 収益を得る: ユーザーの利便性を向上させるような関連性の高い魅力的な広告をサイトに掲載し、収益を得ることができます。
  • 制御が可能: 掲載する広告のサイズ、場所、タイプをカスタマイズできるので、サイトのブランドイメージを損なう心配がありません。
  • 詳細な分析: Google Analytics と AdSense を組み合わせてデータを詳しく分析することで、ウェブサイトの収益化に影響を及ぼすトレンドや要因を簡単に特定できます。
  • シンプルで簡単: AdSense はシンプルで簡単にセットアップできます。サイトに数行のコードを追加するだけで広告の掲載を開始できます。
  • リスクや義務は一切なし: 最低利用条件は一切ありません。利用料もかかりません。
Google AdSense では、サイトのコンテンツやユーザーをターゲットとした広告が自動的に配信されます。また、AdSense の カスタムチャネル を作成すると、広告主がサイトの特定のページ(またはページ内の特定のセクション)をターゲットに設定できるようになります。ウェブマスターツールをお使いであれば、Google の検索結果からのトラフィックについても把握できます。この情報をカスタムチャネルに追加して広告主により正確な情報を提供することで、ユーザーに対してさらに関連性の高い広告を表示できます。つまり、より関連性の高い高品質な広告を掲載することで、より大きな収益を得ることができるのです。

動画による Google AdSense の解説は こちら からご覧になれます。ぜひ Google AdSense にご登録いただき、あなたのウェブサイトを収益化してください。

Google AdSense に関する詳細は、AdSense ヘルプセンター をご覧ください。

複数のサイトを運営する皆さまへ

14 years 7ヶ月 ago
魅力的で質の高いサイトを運営することは、たとえサイトが 1 つでも時間と労力を要するものです。またそのサイトをユーザーにとって興味深いものにするためには、創造力も要求されます。ところが時折、Google の検索結果の掲載順位を上げるために、または検索結果を独占することを狙って同じテーマのサイトを多数用意しているウェブマスターの方が見受けられます。特に外国為替や保険・金融、オンラインギャンブルなどの商業的なトピックを扱うサイトでその傾向が見られます。Google の検索結果からの集客を期待しているサイトに関してこのような施策を検討している場合、覚えておいていただきたい点がいくつかあります。

独創的なサイトを作った経験のないウェブマスター、または時間に余裕はないものの、予算に余裕があるウェブマスターは、独自情報を追加することなく、似たようなサイトを多数作ろうとするかもしれません。このようなほぼ同一のサイトが検索結果に多数表示されることは、検索ユーザーの利便性を低下させてしまう可能性があります。Google のアルゴリズムは改善を重ねた結果、こうした類似コンテンツを認識した上で多様な検索結果を提供できるようになりました。そのため、このような類似したサイトを作成することは、皆様の貴重な時間とお金の上手な使い方とは言えないため、お勧めできません。

あなたが運営するサイトのコンテンツが基本的にすべて同じ場合、
後から追加されたサイトはインターネット上において
それほど有益なものとは言えないでしょう。

ウェブマスターの皆様が運営するサイトの数に制限はありませんが、ユーザーは独自性があって人を惹きつけるようなコンテンツを見たいと思っているものです。もしあなたが複数のサイトを運営している場合、それぞれのサイトに独自性の高いコンテンツや特徴、機能を持たせるようにすると良いでしょう。これは、1 ページのみで構成される趣味のサイトであろうと、大規模なウェブサービスの一部を担うサイトであろうと、どんなサイトにも当てはまります。サイトを作成する際は、これまでにない何か新しいものや価値のあるものをユーザーに提供することをお勧めします。あなたのサイトを訪れるユーザーが今までに見たことのないもの、彼らの興味を引き、魅了するようなもの、友達に伝えずにはいられないようなものをぜひ目指してください。

新しいサイトのアイディアが浮かんだ時は、まずどのようなサイトが既に存在しているか、調べてみてみましょう。旅行プラン、価格比較、外国為替取引のような一般的で人気のあるサービスを取り扱っているサイトは既に多数存在します。こういった分野で一からサイトを作って、既存のサイトと競争することは、あまり良いアイディアとは言えないかもしれません。それよりもあなたの専門知識を存分に活かすことができる、より専門的な得意分野で始めてみる方が、ユーザーの獲得競争も激しくなく、より現実的で実りある結果につながることも多いでしょう 。

少数ではありますが、ウェブマスターの方々の中には、サイトのコンテンツを 1 つのドメインに集めメインのサイトとしつつ、それとは別に複数の小さなサイトを作成し、メインのサイトにリンクを集中させている方がいらっしゃいます。場合によっては、これらのサイトは 誘導ページ(ドアウェイ ページ) とみなされ、ウェブマスター向けガイドライン に違反する可能性があります。このような誘導ページが、Google の検索結果に長く残る可能性はほとんどありません。もしあなたが 1 つのテーマで複数のドメインにサイトを作る場合は、それぞれのドメインごとに独自かつ魅力的なコンテンツを提供するか、さもなければ他のドメインは単純に 301 リダイレクトを使用してすべてのユーザーをメインのドメインへと誘導することをお勧めしています 。ご自身のサイト群をご自身が経営するレストランと考えてみてください。あなたが提供するすべての料理がそれぞれ特徴的な料理となることを望むのではないでしょうか。また、お客様の立場で考えてみてください。メニューを見ると同じ料理が繰り返し載っているようなレストランがあるとしたら、どう思いますか?そうならないためにも、あなたの強みや特徴を認識し、伸ばすようにしてください。まずはじっくり考えてみてください。あなたが競合相手より優れている点は何でしょうか?競合相手には提供できてなくて、あなたには提供できる新しいサービスはないでしょうか?あなたのサイトの中で、ユーザーにまた訪問したい、リンクを張りたい、または友達に薦めたいと思わせるような魅力的で独自性のある要素は何でしょうか?

サイトを作成する際、むやみに手を広げることは考えものです。複数のサイトを運営しながら、常に魅力あるコンテンツを提供し続けることは容易ではないからです。内容のほとんどない、付加価値の低いサイトを多数運営するよりも、1 つまたは少数の良質なサイトに集中することをお勧めします。

この記事に関するコメントやご質問は、ウェブマスター ヘルプフォーラム までお寄せください。

ウェブスパムを見つけたら、Google にご連絡を

14 years 8ヶ月 ago
検索結果のページ上では良さそうに見えるサイトなのに、 実際にクリックしてみたら無意味なページだった ―― インターネットを使う人なら誰しも、このようなストレスを感じたことがあるのではないでしょうか。Google では、できる限りスパム サイトを検出できるようにアルゴリズムの改善に努力を重ねていますが、それでも時折、検索結果にこのようなサイトが紛れ込んでしまうことがあります。このため、Google では、ユーザーの皆さんに簡単にスパム サイトを連絡していただけるように、報告フォーム を用意しています。そこから数多く寄せられるスパム レポートは、検索結果の品質を向上させるのに非常に役立っており、おかげさまで、良質なサイトの適切な評価につながっています。そこで今回は、Google にとって重要な情報源であるスパム レポートについて、詳しく解説したいと思います。


どうして Google にウェブスパムを報告するのか?

スパム レポートは、Google のサーチ クオリティ チームによって、検索結果の品質をさらに向上させるための基礎データとして利用され、ウェブマスターの皆さんにとって公平な検索結果を提供したり、より拡張性のあるスパム対策を開発したりするのに役立てられています。最近では、Google Chrome に スパム レポート用の拡張機能 がリリースされるなど、新しいツールの登場によって、より多くのスパム レポートをいただくようになりました。このため、Google では、より有用なレポートから優先的に対応しています。

具体的には、スパム レポートの優先順位を、問題のサイトが検索結果に表示される頻度によって決めています。これは、ユーザーへの影響が大きなスパム サイトに迅速に対応するためです。つまり、検索結果の1ページ目や2ページ目にいつも表示されるサイトの方が、月に数回しか表示されないサイトよりも優先して調査の対象になりやすく、逆に、ユーザーがほとんど目にすることのないページは、大きなインパクトを持つページと比べて処理されにくくなります。また、Google では基本的にスパム レポートをアルゴリズムの改善のために使用しているので、報告していただいた特定のサイトだけでなく、類似する他のサイトも検出し、対応しています。場合によっては、問題のスパム サイトをすぐに Google のインデックスから削除するなどの対処を行うこともあります。

どんなサイトを報告すべきか?

Google のアルゴリズムが検出できていないスパム サイトを見つけた場合には、ぜひスパム レポートにてご報告ください。ただし、せっかくご報告いただいても、そのサイトがスパムでない場合には精査の対象とはなりませんので、ご注意ください。スパムとは別の理由で対処が必要だと考えられるサイトについては、お手数ですが、他の適切な窓口を通して Google にご報告ください。たとえば、すでに自分のサイトから削除したページについては URL 削除ツール を、マルウェアを含むサイトについては マルウェア レポート フォーム(英語)を、PageRank に影響を及ぼすような有料リンクを見つけた場合には 有料リンク レポート フォーム (ウェブマスター ツールへのログインが必要)をそれぞれお使いください。また、自分のコンテンツを不正にコピーされた場合には、デジタル ミレニアム著作権法 に従って異議を申し立てることができます。手続きの詳細については、リンク先のページをご覧ください。一方で、技術的に問題のあるサイトや パーク ドメイン などは、通常、自動的に対処されるため報告していただく必要はありません。

同様に、異なるトップ レベル ドメイン間でのリダイレクト(例:example.de から example.com/de にリダイレクト)も報告の必要はありません。というのも、コンテンツがスパムでない限り、あるドメインから別のドメインにリダイレクトさせること自体は、Google の ウェブマスター向けガイドライン の違反にはならないからです。

上図のようにコンテンツが解読不能な場合は、スパムの可能性が高い。


このように問題のサイトをチェックする際には、Google の ウェブマスター向けガイドライン をぜひご参照ください。なお、具体的なスパム レポートの例としては、次のようなケースが挙げられます。
  • キャッシュ ページと実際のページのコンテンツが著しく異なっている(キャッシュにはキーワードが多数含まれていることが多い)。
  • トピックに関係のない営利目的の別ドメインにリダイレクトされる。
  • 自動生成や過剰なキーワード使用により、意味不明なコンテンツになっている。
これらは、いずれもスパムと判定される可能性のあるもので、ユーザーの皆さんにぜひスパム レポート フォームを通して報告していただきたい事例の一部です。もし不明な点がありましたら、お気軽に ウェブマスター ヘルプ フォーラム にてご相談ください。

スパム レポートには何を記載したらよい?

明確で分かりやすいスパム レポートは、スムーズな問題分析と適切な対処につながります。スパム サイトをご報告いただく際には、以下の点にご留意いただけると助かります。
  • スパム行為を行っているサイトのドメイン名ではなく、問題のページの URL をご報告ください。これにより、その特定のページで何が問題になっているのか検証しやすくなります。
  • どのタイプのスパムなのか、チェックボックスを使ってできるだけ明確に指定してください。単にすべてのボックスにチェックを入れることはしないようにお願いします。そのようなレポートは調査される可能性が低くなります。
  • 一見すると問題のないように見えるページで、実際にはクローキングを行っていたりテキストを隠していたりと、部分的にスパム行為を行っているような場合は、 問題の箇所が確認しやすいように簡単な説明を書き添えていただけると助かります。ページ内のコンテンツではなく、バックリンクについてスパム レポートを行う場合にも、同様にお願いします。
スパム レポートはどのように処理される?

ユー ザーの皆さんから寄せられたスパム レポートは、まず、問題のサイトが本当にスパムであるか(単にユーザーの好き嫌いの問題ではないか)確認されます。その後で、Google のアルゴリズムの改善に活用されますが、その変更が検索結果に反映されるまでには少し時間がかかります。また、場合によっては、報告していただいたスパム手法がすでに Google のアルゴリズムによって対処されている可能性もあります。たとえば、あるサイトの隠しテキストや不正なリンク操作が無効になるように、すでに対応が取られていることがあります。このため、同じスパム レポートを何度も行っていただく必要はありません。アルゴリズムの変更がすぐに検索結果に反映されない場合でも、Google は積極的にスパム レポートを精査し、適切な処置を行っていますのでご安心ください。

Google は、ユーザーの皆さんのご協力によって検索結果の品質が向上し、それが誰にとっても公平なものとなることを願っています。引き続き、スパム レポート へのご協力をどうぞよろしくお願いします。また、ご質問がありましたら、お気軽に ウェブマスター ヘルプ フォーラム までご投稿ください。

Google Merchant Center に関するお知らせ: 固有商品 ID と送料の設定について

14 years 8ヶ月 ago
Google ショッピング のユーザーに、商品に関するより多くの情報を提供し、より適切に価格比較していただけるよう、Google Merchant Center に送信していただくデータフィードの必要条件がいくつか変更されることとなりました。具体的な変更点は次のとおりです。Google Commerce Search はこの変更による影響はありません。


アパレル、カスタムメイド商品以外のすべての商品に対して固有商品 ID が必須の属性となります

商品に関するレビューや技術仕様、ショップごとの価格などが一覧できる「商品ページ ( 例: キャノン S95 ) 」は、ユーザーが購入する商品を決めるうえで役立っています。このような商品ページと送信していただいた商品アイテムをマッチングするのに、これまでも 固有商品 ID の提供を推奨 してまいりましたが、5 月 27 日以降 、アパレルとカスタムメイドの商品を除くすべての商品アイテムに対して、固有商品 ID の送信が必須となります。この変更が有効になると、アパレルもしくはカスタムメイドではない商品アイテムで、固有商品 ID のないものは、Google ショッピングの検索結果に表示されない可能性があることにご注意ください。固有商品 ID の詳細は、ヘルプ記事「固有商品 ID」をご覧ください。データフィードの最新の仕様については、ヘルプ記事「商品フィード仕様」も併せてご参照ください。


また、先日、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ向けのすべての商品アイテムについて、6 月 6 日以降、送料情報の提供が必須となるアナウンスメント ( 英語 ) がありました。日本向けの商品アイテムについても、今後同様の必要条件の変更が見込まれています。現在、送料情報を Google に送信する方法は、ヘルプ記事「税金と送料」にある 3 つの方法があります。この 3 つの方法を使っても送料情報の送信が困難な場合は、Google ウェブマスター ヘルプフォーラム までご意見をお寄せください。この必要条件の変更期日については、また追ってアナウンス致します。


追記:

2011/5/27
Google 商品広告 への影響について更新しました。4/7 現在影響はないとされていた Google 商品広告は、その後影響があることがわかりましたので、記事から削除致しました。


リッチスニペットのフォーマットに「ショッピング」が追加されました

14 years 8ヶ月 ago
これまで イベントレシピ など、さまざまな情報に対応してきた リッチ スニペット がこのたびショッピング情報にも対応しましたので、ご紹介します。ご存知のとおり、リッチ スニペットとは、ウェブページに埋め込まれた構造化データを利用して、検索結果のスニペットを拡張する機能です。この新しいショッピングのフォーマットをご利用いただくと、商品アイテムの価格、在庫状況、レビューなどが表示されるようになります。

例 )



ショッピング リッチ スニペットを表示する方法は、次の 2 つです。詳しくは ヘルプページ をご覧ください。


オプション1: Google Merchant Center にフィードを送信する。

既に、Google ショッピング のために Google Merchant Center に商品フィードをアップロードしている場合は、リッチ スニペットのために必要な作業はほとんどありません。Google Merchant Center の商品フィードを Google のリッチ スニペットに反映させるためには、商品購入ページに、rel="canonical" タグを追加してください。それによって、Google がクロールしたページの URL と、フィードで提供された URL をマッチングすることができます。

例えば商品アイテムが次の URL にあり、
http://www.example.co.jp/product01.html
この URL を Google ショッピングの商品リンク [link] 属性に入れてアップロードしている場合、
product01.html
の html ヘッダに以下タグを追加してください。
<link rel="canonical" href="http://www.example.co.jp/product01.html">

また、商品購入ページに、ユーザーレビューの数と平均点が表示されている場合は、上述した例のようにレビュー評価 ( ★★★★☆ ) とレビュー数を追加で表示することが可能です。そのためには、現状 Merchant Center にアップロードしているフィードに以下 2 つの属性を追加してアップロードしてください。
  • 平均評価 [product review average] 属性 ( 1-5 までの数。小数点可 )
  • 評価数 [product review count] 属性 ( 正の整数 )
詳細は、ヘルプページの「 フィード仕様 」をご参照ください。


オプション2: 商品購入ページをマークアップする

Merchant Center にフィードをアップロードしておらず、かつ価格および在庫情報が頻繁に変わらない場合、ウェブサイトに直接マークアップを入れることも可能です。詳細についてはヘルプページの「 商品情報のマークアップ 」をご覧ください。Rich Snippets Testing Tool (英語) で正しくマークアップできているか確認したうえ、専用フォーム からご連絡ください。


よくある質問:

Q: Merchant Center にフィードをアップロードするのと、直接マークアップを行うのは、どちらがより良いのですか?

A: ほとんどの場合は Merchant Center にフィードをアップロードするほうをお勧めします。フィードをアップロードすると、価格と在庫状況のデータがより迅速に検索結果に反映され、また、そのデータは、リッチスニペットのみならず、Google ショッピングや Google 商品広告にも利用されます。もし、価格や在庫情報が頻繁に変わらない場合には、マークアップ方式も有効な選択肢です。

Q: サイトをマークアップしたら、ショッピング リッチ スニペットが Google に必ず表示されるのでしょうか?

A: フィードを提供、あるいはサイトをマークアップしても、必ず Google でリッチ スニペットが表示されるとは限りません。また、リッチ スニペットに必要な情報を提供してから反映されるのに数週間かかることもあります。マークアップを選択される場合は、Rich Snippets Testing Tool を使って、データが Google に適切に処理されているかご確認したうえで、専用フォーム からご連絡ください。

Q: 商品アイテムのページのレビューをすでにマークアップしています。商品情報のマークアップもしたほうがいいですか?

A: ぜひ、お願い致します。リッチ スニペットは、ウェブページの主たる目的が適切に提供されている場合に表示されます。従って、商品アイテムのウェブページに対して、レビューを含む、関連商品アイテムの情報をご提供いただく必要があります。

ショッピング リッチ スニペットに関してご質問やご意見がありましたら、Google ウェブマスター ヘルプフォーラム に投稿していただけましたら幸いです。

追記:
2011/4/20
読者の方より一部 URL の誤記の指摘があり修正致しました。


東日本大震災に際して - ご協力ありがとうございました -

14 years 8ヶ月 ago
3 月 11 日に発生した東日本大震災で被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

東日本大震災発生直後に提供を開始した パーソンファインダー の登録作業をはじめとして、災害情報特設サイト への アイディアのご提供 など、東日本大震災に際してウェブマスターの皆さまには様々な形でご協力いただきました。

特にパーソンファインダーは、多くのウェブマスターの皆さまのサイトへ導入していただき、被災された方、そのご家族、ご友人の方に貴重な情報をお届けするツールとしてお使いいただいています。

ご協力いただきました皆さま、本当にありがとうございました。災害情報関連のサイトにつきましては、引き続き更新していきますので、皆さまのご協力を心よりお願い申し上げます。

私たちがユーザーの皆様とのコミュニケーションについて考えていること

14 years 9ヶ月 ago
Google は検索結果をより良いものにし、インターネットをより良い世界にすることを目指しています。皆様のサイトのスピード、安全性、魅力、アクセシビリティの向上に貢献できれば、Google とウェブマスターの皆様いずれにとっても、またインターネット ユーザー全体にとっても良いことであると考えています。そのため、ユーザーの皆様から寄せられるご質問への対応や問題の解決を可能な限りスムーズに進めるための効果的なサポート方法の開発に努めています。

私たちがユーザーの皆様から頂くご質問、お問い合わせの数は膨大なものとなっています。メールで個別にその都度回答するといった方法では、非常に長い時間ユーザーの皆様をお待たせしてしまうこととなり、現実的ではありません。そこで、私たちはよりスケーラブルな(規模の拡大があっても適用できる)方法をとることができないか常に考えています。

実際、ウェブマスター ツール はこの目的から生まれました。ウェブマスター ツールを使っていただくと、 ウェブマスターの皆様がご自身でサイトの情報を把握し、多くのリクエストを処理することができます。 例えば、サイトのクローリングの整理、robot.txt の設定、マルウェア攻撃を受けた場合の後処理などをユーザーの皆様がご自身でおこなえるため 、問題解決までにかかる時間は大きく削減されたのではないかと思っています。

また、Google はユーザーの皆様の声を直接聞くことのできる場も大切にしたいと考えています。私たちが運営している ウェブマスター ヘルプ フォーラム はその一例です。 ウェブマスター ヘルプ フォーラムにはウェブマスターの皆様から多くの質問が寄せられています。質問の内容は、「自分のサイトがなかなか Google の検索結果で表示されるようになりません。」というものや、検索結果から個人情報を削除する方法、そしてサイトマップやクロールエラーの内容、ウェブマスター ツール関連の質問など、様々です。Google では、フォーラム上などで質問に個別にご回答することもおこなっていますが、 残念ながらすべての質問にお答えできるわけではありません。どの質問に回答するべきかという判断はとても難しいものですが、Google は、ここでも「よりスケーラブルな方法はないか?」という観点から、いくつかの方針を設けて対応することを心がけています。

ここでは、私たちが皆様とのコミュニケーションをおこなう際に重要だと考えている方針について、いくつかご紹介したいと思います。皆様との間でコミュニケーションに関する考え方が共有されることで、よりスムーズな問題解決が実現されることになりましたら幸いです。

公開の場でコミュニケーションをおこなう
多くの人が回答を参考にできるように、Google では可能な限り公開の場(フォーラム、ブログ、カンファレンス、動画など)で回答することとしています。例えば、質問をウェブマスター ヘルプ フォーラムに投稿すると、多くのユーザーがその回答を見ることができます。そのため、1 週間後に同じ質問を思い付いた人がいた場合、その人はフォーラムですぐに回答を見つけることができます。ときおり電話やファックス、郵便などでも問い合わせをいただく場合がありますが、 フォーラムでご質問いただくようお願いしております。

他の方にとっても参考となる形式で情報を残していく
前述のように、Google では一度にできるだけ多くの方のお役に立ちたいと考えています。そのため、質問者だけでなく他のウェブマスターの皆様にも参考になる形式で情報を残すように心がけています。また、それが可能な質問にお答えしたいと考えています。実際にフォーラム上で「過去のこのスレッドが参考になると思います。」といったやり取りをご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?他のユーザーの皆様にも参考になるディスカッションには、具体的で、必要な情報(URL, 設定状況、自分で調べたことなど)が網羅されていること、そして短く、簡潔な文章で読みやすいことが必要です。
良いディスカッションは、将来同じような問題に遭遇した人にとって大変役立つ情報となり、フォーラムの貴重な財産となります。そのディスカッションの蓄積には皆様のご協力が不可欠ですので、ぜひ投稿の際に「あとで閲覧した人にも参考になるか」と意識していただけますと幸いです。

ユーザー同士が円滑にコミュニケーションをおこなえる環境を整える
私たちは、ユーザー間のディスカッションや情報交換の重要性を強く認識し、それがスムーズに進むことをサポートしたいと考えています。SEO やウェブサイト設計には、必ずしも決定的な一つの答えが存在するとは限りません。質問に対する答えが、自分が求めていたものと異なることもあり得ます。期待した答えが得られなかった場合に、攻撃的、厳しく非難するような発言をおこなうことは、そのコミュニティ全体を萎縮させるような決定的なインパクトを与えかねないと私たちは考えています。現在、日本のウェブマスター ヘルプ フォーラムでおこなわれている皆様のコミュニケーションには、Google 社員も基本的に目を通しており、コミュニティの維持のために必要な対応をさせて頂いています。快適なコミュニケーションをおこなうことのできる環境作りには、参加する皆様一人一人のご協力が不可欠です。これからも、多様な視点からのディスカッションが活発におこなわれるコミュニティの維持にご協力をお願いします。

複数の投稿内容から全体のトレンドを把握する
私たちは、皆様とのコミュニケーションや、フォーラムでの投稿内容に目を通す中で、特定の一つのトピックに関する質問が集中して寄せられている場合など、複数の質問から見えるトレンドを把握し、問題の解決や機能の改善へと活用することもおこなっています。実際にウェブマスター ツールの機能改善ではユーザーの皆様の声を貴重な判断材料として活用させていただいています。

今回、私たちがよりスムーズなサポートを目指して、ユーザーの皆様とのコミュニケーションにおいて考えていることのいくつかをご紹介しました。私たちも絶えず実験、検討を繰り返していますが、その際に何よりも参考となるのがユーザーの皆様からのフィードバックです。現在、ウェブマスター ヘルプ フォーラムのユーザーの方を対象としたアンケートを実施中です。ぜひ、この機会に率直なご意見やご提案をお聞かせください。(アンケートは終了いたしました。ご回答いただきましたみなさま、ありがとうございました。)

補足ヒント: 日本語以外の言語の方がコミュニケーションしやすいという方のために、ウェブマスター ヘルプフォーラムは 18 の言語に対応しています。対応言語の一覧は こちら です。

※ この記事は "Tips for getting help with your site" Posted by Susan Moskwa, Webmaster Trends Analyst をもとに、日本での状況を加味して抄訳・編集しました。

Google Analytics をウェブマスター ツールにリンクさせよう

14 years 9ヶ月 ago
Google Analytics やウェブマスター ツールを同じ Google アカウント で使用されている場合、ウェブマスター ツールから、Google Analytics へ簡単にアクセスできるようになりました。

これにより、ウェブマスター ツールから Google Analytics のプロファイルに直接アクセスできるようになるだけでなく、Google Analytics の他の機能も簡単に使えるようになります。

新機能
- ウェブマスター ツールの「サイトへのリンク」から、直接 Google Anaytics の参照元サイトのレポートへアクセスすることができます。このレポートは、参照元のサイトにどのようなサイトがあるかを確認できることに加えてトラフィックがどの程度発生しているかを確認することができます。

- ウェブマスター ツールの上部左側のリンクから直接 Google Analytics のマイレポートへアクセスできます。

設定方法
ウェブマスター ツールにおいて、サイトの確認済みのサイトを Google Analytics へリンクする方法は、次のとおりです。

1)ウェブマスター ツールの「ホーム」ページでリンクするサイトの横にある「管理」リンクをクリックし、「Google Analytics プロファイル」をクリックする。



2)連携させたいサイトのプロファイルを選択し、「保存」を選択します。



もしあなたのサイトに複数の確認済みサイト所有者がいる場合、所有者ごと(Google アカウントごと)に、それぞれの Google Analytics のプロファイルへリンクする必要があります。

※リンクできるのは、ウェブマスター ツールにおいて既に所有権の確認(サイトの確認)をすませたサイトのみです。



※現在ウェブマスターの皆様へ ">ユーザーアンケート実施中 です。
結果はフォーラムの改善に活用させていただきますので、ご協力お願いします!

ウェブマスター ツール、「検索クエリ」「サイトへのリンク」機能のアップデートについて

14 years 9ヶ月 ago
本日は、ウェブマスター ツール チームが年末に行った、「検索クエリ」「サイトへのリンク」機能のアップデートについてご紹介します。

上位のページでクエリを検索する:
昨年、Google はウェブマスター ツールの検索クエリ機能に様々な変更を加えてきました。ご好評を頂いている検索クエリ機能については、みなさまから多くのフィードバックを頂きました。最近多くよせられたリクエストのなかの 1 つはページ単位の検索クエリの詳細情報を確認したい、というものでした。Google はこれは便利な機能になりうると考え、さっそく実装に着手し、ようやく皆さまにもお使いいただけるようになりました。ウェブマスター ツールの「ウェブ上のサイト」内にある「検索クエリ」のページを開くと、「上位のページ」というタブが追加されています。「上位のページ」タブでは、Google 検索結果での順位に基づいて、あなたのサイトにおける表示回数上位のページの表示回数、クリック数、 平均掲載順位などのデータを確認することができます。



リストアップされている個別のページをクリックすると、そのページにトラフィックをもたらしたクエリの一覧、それぞれの表示回数とクリック数を確認できます。



「上位のクエリ」の画面と同様、特定のクエリをクリックすると、そのクエリの詳細な情報と、そのクエリがサイト全体で見たときの実績を確認することができます。



検索クエリをフィルタしやすくするため、「上位のクエリ」、「上位のページ」の左上のフィルタボタンに、それぞれの検索・場所・トラフィックの割合を示す円グラフも追加しました。また、「上位のクエリ」画面では、クエリをフィルタする際に「次を含む」「次のテキストを含まない」が選択できるようになりました。



「サイトへのリンク」へ中間リンクを追加:
「サイトへのリンク」ページでは、ある URL がリダイレクトを行った場合もわかるようになりました。あなたのサイトにリンクしているサイトが、URL 1 にリンク後 URL 2 にリダイレクトしている場合、URL 1 から URL 2 へのリンクを、中間リンクとして表示します。また、「サイトへのリンク」内のすべてのテーブルに、「すべてのリンクをダウンロードする」 というオプションを追加しました。



ぜひ、あなたのサイトで今回のアップデートがどのように機能しているか、確認してみてください。 この機能により、少しでもサイト管理が行いやすくなれば幸いです。アップデートへのご意見・ご感想は、ウェブマスター ヘルプフォーラムまでお願いします。



※現在ウェブマスターの皆様への "> ユーザーアンケート実施中です。
結果はフォーラムの改善に活用させていただきますので、ご協力お願いします!

ウェブマスター ツールを使う 7 つの理由

14 years 9ヶ月 ago
「ホームページを作ったばかりですが、Google に登録するにはどうすればいいですか?」「ホームページ作成しました。次はどうすればいいですか?」このような質問をいただくことがあります。サイトを作成した後、まずお勧めしたいのは Google ウェブマスター ツール に登録することです。ウェブマスター ツールに登録することで、Google にあなたのサイトの URL などの情報を伝えることができ、また、Google があなたのサイトをどのように認識しているか、詳しい情報を見ることができるようになります。今回はウェブマスター ツールの機能の中から特に便利な 7 つの機能をピックアップしてご紹介します。

Google ウェブマスター ツール 検索クエリページ

1. サイトマップを送信してクロールの効率性を高める
サイトマップ とは 、簡単に言うとあなたのサイト上にあるページのリストです。ウェブ マスターツールでは、サイトマップを登録することができますので、あなたのサイトに存在するページを的確に Google に伝えることができます。Google のクローラ (Googlebot) は、サイトマップを登録しなくても、リンクをたどってあなたのサイトにあるページを自動的に検出し、インデックスに登録していきます。しかし、サイトマップを登録すると、まだサイトが新しく他のサイトからのリンクが少ない場合など、Google が検出しにくい場合でも Google にページの URL を伝えることができるため大変便利です。また、サイトマップ内で Google のインデックスに登録済みの URL の数など 詳細な情報を得ることができます

2. 検索結果の表示状況をキーワードごとに分析する
検索クエリページでは、あなたのサイトが検索結果に表示された際の統計情報が詳細にわかります。例えばキーワード「A」では検索結果に 150 回表示され、そのうち 30 回クリックされ、平均掲載順位は 5 位だった、などキーワードごとに詳しい情報を確認できます。特に検索結果での表示回数はアクセス解析ツールではわからない貴重なマーケティング情報となるでしょう。検索クエリページについて詳しい情報はブログ記事「 新しい「検索クエリ」ページについて 」をご参照ください。

3. 外部のサイトからのリンクを詳細に分析する
サイトへのリンク 機能では、あなたのサイトが外部のサイトからどのようにリンクされているのか、詳細なデータを確認できます。例えばあなたのサイトへリンクしている外部のサイトを一覧で確認できます。また、どのページがどのようなテキストでリンクされているかなど、外部のサイトからのリンクに関する詳細なデータを見ることができます。「サイトへのリンク」の詳しい情報は、ブログ記事「ウェブマスター ツール「サイトへのリンク」機能が新しくなりました」をご参照ください。

4. クロールエラーを検出し、検索結果への登録ミスを防ぐ
クローラがエラーを検出した場合、ウェブマスター ツールでエラーの詳細を確認できます。例えば robots.txt の設定にミスがありクロールエラーが発生していた場合など、詳細な情報が表示されますので、迅速な対処が可能となり、このミスにより検索結果へ登録されないという事態を回避できます。

5. マルウェアの感染をいち早く検出する
サイトがマルウェアに感染した場合 は、ウェブマスター ツールにメッセージが表示されます。メッセージを普段お使いのメールアドレスへ転送することも可能ですので、マルウェアの感染に迅速に対応するためにも設定することをお勧めします。

6. パラメータ処理機能でクロール効率を高める
パラメータ処理 機能では、URL に付随した不要なパラメータを無視するよう Google に伝えることができますのでサイトの重複コンテンツを減らし、サイトのクロール効率を高めると同時に、重複コンテンツにまつわる問題 を回避することが可能です。

7. クローラの活動を分析する
クロールの統計情報も見逃せない情報です。過去 90 日間の Googlebot の活動状況の統計情報で、例えば 1 日あたりどのくらいのページがクロールされたかなどの情報を確認できます。1 日にダウンロードされるデータ量やダウンロード時間などもわかりますので、サーバーの負荷などを考える際に役立ちます。どれも企業サイトの管理者はもちろん、マーケティング担当者や個人でブログ、ホームページを運営している方など、検索ユーザーからのアクセス数を増やしたいとお考えのすべての方に役立つ便利な機能です。


みなさんも早速 Google ウェブマスター ツールを使い始めてみませんか?

ウェブマスター ツールは無料のツールで、開始方法は簡単です。まずは、ウェブマスター ツールにアクセス し、サイトの追加とその所有権の確認 (サイトの管理者であることの確認作業)を実行してください。

まずはこれで完了です。Google のクローラがあなたのサイトを訪れ、サイトの情報を読み取り、すぐにウェブマスター ツールに様々な情報が表示されるようになります。
※情報が表示されるまでには数日かかる場合があります。

ウェブマスター ツールには、ここでご紹介した特長以外にも、便利な機能がたくさんありますのでぜひご活用いただければと思います。

ウェブマスター ツールについてさらに詳しい情報は、ヘルプ記事「 ウェブマスター ツールの使用方法 」をご覧ください。何かご不明な点や問題がありましたら、Google が運営している公式ヘルプフォーラム、ウェブマスター ヘルプ フォーラム へご質問をお寄せください。

ウェブマスターヘルプフォーラム ユーザーアンケートにご協力ください!

14 years 9ヶ月 ago


ウェブマスター向け公式ヘルプ フォーラム は、この 3 月 6 日で開設から 2 周年を迎えます。

これもひとえに、日頃積極的にディスカッションに参加してくださっているウェブマスターの皆様のおかげです。ありがとうございます。

昨年に引き続き、今年もウェブマスター向け公式ヘルプ フォーラムをご利用の皆様を対象とした、アンケートを実施いたします。

昨年のアンケートでお寄せいただいた多くのご意見は、既にフォーラム運営の改善に活用させていただいています。新たなカテゴリの新設や トップ レベル ユーザー制度の運用開始 などもその一例です。

今年のアンケートでは、昨年のアンケートを経て、現在のフォーラムについての率直なご意見、ご感想、そして今後のフォーラムへのご期待やご提案をお聞ききできたらと思っています。
また、HTML 5 への対応状況やウェブブラウザのご利用・サポート状況など、いくつか新たなトピックについての質問も入れさせていただきました。

3 年目も引き続き、皆様と共にウェブマスター向け公式ヘルプ フォーラムのバージョンアップを進めていきたいと考えています。

みなさまからのご回答、お待ちしております!

アンケートのご回答はこちらからよろしくお願いいたします。
(アンケートは終了いたしました。ご回答いただきましたみなさま、ありがとうございました。)

ハッキングされている可能性があるサイトの警告メッセージが検索結果に表示されるようになりました

14 years 9ヶ月 ago
この度、ハッキングされている可能性があるサイトについては、検索結果に警告メッセージを表示する機能を追加しました。マルウェアに対しては以前から警告を表示しており、別の警告ページを開くようになっています。今回、検索結果に追加された新しい機能は、第三者によってスパムなどの目的により危険にさらされている可能性のあるサイトへのアクセスを回避するのに役立つでしょう。Google は、ユーザーがサイトを訪れるとき、そのサイトが安全であるという確信を持っていただけるようにしたいと考えています。

警告メッセージは次のように表示されます。

「このサイトは危険にさらされている可能性があります。」というリンクをクリックすると、ヘルプ記事「不正または関連性のない検索結果: 検索結果に『このサイトは危険にさらされている可能性があります』と表示された場合」が表示されます。通常通りにウェブサイトを表示したい時は、検索結果のリンクをクリックしてください。

Google では、さまざまな自動化ツールを使用して、ハッキングされたサイトに共通するシグナルをできる限り早く検出するよう努めています。怪しいシグナルを検出したときには、その警告メッセージを検索結果に表示しますが、同時にウェブマスターにハッキングされている事実をお伝えしようとします。その際に、ウェブマスター ツールやサイト上に記載されているメールアドレスを利用します。そのため、メールアドレスを画像で表示していたり、お問い合わせフォーム以外に連絡先を記載していない場合は、こうしたメッセージを受け取れない可能性がありますので、そのような場合はウェブマスター ツールにメールアドレスを登録することをお勧めしています。私達はこの通知がウェブマスターの皆様のお役に立てていることを願っています。

もちろん、この警告メッセージが検索からのトラフィックに及ぼす影響について、ウェブマスターの皆さまが心配するだろうということを Google は理解しています。ご安心ください。一度問題が修正されたら、警告メッセージは通常数日以内に検索結果から自動的に消去されます。また警告メッセージを早く消去したい場合は サイトの再審査を依頼する ことも可能です。

警告メッセージがあなたのサイトへの検索結果に表示されている場合の対処法については、ヘルプ記事「不正または関連性のない検索結果: 検索結果に『このサイトは危険にさらされている可能性があります』と表示された場合」をご覧ください。

有料リンクでガイドライン違反にならないために

14 years 9ヶ月 ago
昨年末に公開したブログ記事「Google が有料リンクを信頼しない理由」において、何故 Google が有料リンクを信頼しないのか、具体的な例を用いてご紹介しました。その記事の中で「検索エンジンに影響を与える(ページランクを渡す)有料リンクは、Google のウェブマスター向けガイドライン違反 となります。」とご説明しました。

しかし、検索エンジンに影響を与える意図がない有料リンクが存在するのも事実です。あるサイトからの誘導を意図した広告などのリンクです。今回は、こうした有料リンクをガイドライン違反にしないための簡単な設定方法をご紹介します。

rel="nofollow" 属性を <a> タグに追加する

以上です。いつもの<a>タグにほんのひとつ属性を追加するだけです。例えば次のように設定します。

<a href="http://example.com/" rel="nofollow">Example.com</a>

rel="nofollow" 属性は、クローラーにリンクをたどらないよう指示する方法のひとつです。そのため PageRank がわたらなくなり、検索結果におけるサイトの掲載順位に影響を及ぼさず、Google からガイドライン違反と見られることはなくなります。今回ご紹介した以外にも、掲載順位に影響を及ぼさないリンクの設定方法はあります。詳しい情報は、ヘルプ記事「有料リンク」をご覧ください。

最後に、有料リンクが原因でガイドライン違反となった場合の対処方法ですが、掲載順位の下落理由がリンクだと思われる場合、さらに新たなリンクを購入するような対策をするのではなく、原因と思われるリンクを全て外した上で サイトの再審査リクエスト をお送りください。

この記事に関するコメントやご質問は、ウェブマスター ヘルプフォーラム までお寄せください。

確認済み
2 時間 28 分 ago
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