【2016年】Eメールマーケティングで動画を活用するべき13の理由(リサーチ企業調べ)|MarkeTimes

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はじめに

マーケティングプラットフォームやマーケティングオートメーションなどの普及により、Eメールマーケティングが見直され始めている。リッチテキストを利用し文字のみのメルマガやEメールマーケティングも減少してきている。どれも他社と差別化を図るためにより消費者の記憶に残るEメールキャンペーンを実行したいと考えている。

米国では主流になり始めている動画を活用したEメールキャンペーンであるが、国内においても徐々にメルマガやEメールキャンペーン内に動画を埋め込む事で、Eメールマーケティングの効果最適化を図る企業も増えつつある。

まだまだ数は少ないが、2016年はまさにEメールも含めた動画マーケティングが一気に普及する年とも言われている中、マーケティング関係者の皆様はこちらを一読しておく必要がある。

本記事では動画を活用したEメールマーケティングに関して参考にするべきデータを紹介している。Eメールマーケティングに動画を活用すべきかという議論に対して、活用すべきだという答えと共にその根拠を示している。ぜひ参考にしてほしい。

 

Eメールマーケティングにおいて動画を活用するべき13の理由

  1. 1分の動画は、18万文字の文章と同等の価値を持っている。(フォレスター・リサーチ社の副社長兼主席アナリストジェームズ・マキヴェイ)
  2. Eメールキャンペーンでの動画はテキストのみのキャンペーンよりもCTR(Click Through Rate)が200%〜300%増加する
  3. 動画を使ったリードインは、Eメール購読者の50%の増加が見られた。
  4. フリンプビデオマネジメント社が発表した「2014 Online Video Marketing Survey and Trends Report」では、82%のマーケティング担当者が動画を活用したEメールマーケティングは効果的であると考えている。
  5. 経営陣の75%は、毎週仕事に関連したビジネス動画を見ている。その中の65%の経営陣は、ビデオを見た後にその動画に紐づくウェブサイトを訪問する。(フォーブス社調べ)
  6. 同じ調査において、経営陣の59%は、概要の文章より動画を見ている。(フォーブス社調べ)
  7. 1日あたり世界で1億人が動画を見ている。(フォーブス社調べ)
  8. オンラインショッピングをする人の90%は、動画を購入の意思決定の材料にしている。(フォーブス社調べ)
  9. 動画を活用したEメール市場はEメールマーケティング業界全体の45%を占めている。またユーザーは動画を毎月平均16分以上見ている。(コムスコア社調べ)
  10. 5000人のユーザーのうち63.9%がEメールで送った動画を完全に見ていた。(マーケティングヴォックス社調べ)
  11. インターネットユーザーの80%が、30日以内に閲覧したWEBサイトの動画広告を思い出す。その80%のうち46%が動画広告を見てなんらかのアクションを起こしている。(オンライン・パブリッシャー・アソシエーション社調べ)①26%のユーザーは、ビデオの主題の詳細について見た②22%のユーザーは、動画広告の中で関連付けられるWEBサイトを閲覧した③15%のユーザーは、動画広告の中に登場した企業のサイトを閲覧した④12%のユーザーは、動画広告の中で注目される特定の製品を購入した
  12. Eメールの件名に「動画」というキーワードを含めた場合、CTR(Crick-through rate)が7%〜13%向上した。一方、ビデオリテイラー社によると、件名に「動画」というキーワードを使った場合、Eメールの開封率が「動画」というキーワードを使わなかった場合と比較した20%向上した(Experian’s 2012 Digital Marketer Benchmark and Trend Reportより)。
  13. 動画を埋め込んだEメールキャンペーンは、静止画を埋め込んだEメールキャンペーンよりもCVRが平均21%増加する。(Experian’s 2012 Digital Marketer Benchmark and Trend Reportより)。Eメールキャンペーンにおける動画は、CTRを2倍〜3倍、増加させる事ができる(フォレスター・リサーチ社のデイビッド・ダニエルズ)

このように動画を活用したEメールマーケティングは米国においては非常に進んでおり、日本国内においてはまだあまり見られないの現状である。国内においてEメールマーケティングキャンペーンを更に進化させるべく、Eメールキャンペーンに動画を活用してみてはいかがだろうか?

 

米国における動画を活用したEメールマーケティングキャンペーン

米国において導入が進んでいる動画を活用したEメールであるが、一般的なメールクライアントなどの仕様上、WebサイトにYoutubeを埋め込むような形でEメールに動画を埋め込む事ができない。別リンクに飛ばして再生させるなどの方法を取るしかないのが現状だ。

しかし実は、Saas型のメール配信システムで動画を埋め込み、メール内で再生する事ができるEメールを配信できるものが存在する。

米国においては米Liveclicker社の「VideoEmail」などを利用する事により、動画Eメールの配信が可能である。国内においても代理販売契約をしている企業などがあるので、Googleなどで検索してみてほしい。

参考:Video Emailの紹介動画

英語になるがビジュアルでどのようなソフトウェアかどうかは理解いただけるだろう。

 

おわりに

もはやテキストのメルマガを毎回毎回送り続けているメール配信担当者やマーケティング担当者は、自社のマーケティング施策をもう一度考えなおすべきである。もちろん、ただEメール自体に画像や動画を貼り付ければそれで良いというものではない。テキストのみのメール配信にも明確な目的と、実行すべき根拠がある場合は別の話である。

ただ、今現在特に理由もなくユーザーファーストでないメールを送り続けているのであれば、今すぐ辞めた方が良いだろう。この機会に一度自社のメール施策を見直してみてはいかがだろうか。

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