ATOMica、起業・創業支援の専門組織「起業家共創事業部」を発足

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株式会社ATOMica
~地域発スタートアップの創業からM&A・グループ上場までを経験した森 祐太氏を事業責任者に迎え、「相談」で終わらず「出会い」まで届ける起業・創業支援を全国で展開します~

 株式会社ATOMica(本社:宮崎県宮崎市、代表取締役Co-CEO:嶋田 瑞生、南原 一輝、以下「ATOMica」)は、起業家・創業希望者への支援を専門に担う新組織「起業家共創事業部」を発足させたことをお知らせいたします。全国60以上の施設に常駐する、人と人を結ぶ専門職「コミュニティマネージャー」のネットワークを、起業・創業支援に本格的に開放します。事業責任者には、地域発スタートアップの創業からM&A・グループ上場までを経験した森 祐太(もり ゆうた)氏が就任しました。「相談」で終わらず「出会い」まで届ける支援を、自治体・金融機関・大学等のパートナーのみなさまと共に全国で展開してまいります。





■ 日本の起業に足りないのは、意欲でも窓口でもなく、「出会い」

 日本の開業率は長年4~5%前後で推移しており、10%を超える英国・フランスなど欧米主要国との間には、依然として大きな開きがあります(※1)。
※1 出典:中小企業庁「2023年版中小企業白書」第2-2-54図、第2-2-58図

 一方で、支援の場が不足しているわけではありません。この10年で全国各地の自治体が創業支援の体制を整え、商工会議所・金融機関・インキュベーション施設など、起業を相談できる窓口は着実に増えてきました。

 それでも、起業は思うように増えていません。理由を示唆するデータがあります。
- 起業に踏み切れた理由の第1位は、経営者の年代を問わず「起業について、相談できる支援者がいた」(※2)
- 起業に関心を持たない人の約7割が「周囲に起業家・企業経営者がいない」と回答(※3)

※2 出典:中小企業庁「2023年版中小企業白書」第2-2-62図((株)帝国データバンク「中小企業の起業・創業に関する調査」)
※3 出典:中小企業庁「2017年版中小企業白書」第2-1-16図(中小企業庁委託「起業・創業に対する意識、経験に関するアンケート調査」2016年12月、三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株))

 つまり、起業の入口で人の背中を押すのは「人との出会い」です。しかしその出会いは、現状ほとんどが偶然に任されています。身近に起業家や支援者がいる人には訪れやすく、そうでない多くの方々には訪れにくい。この「出会いの格差」こそが、日本の起業を静かに止めているのではないか。私たちはそう考えています。

■ コミュニティマネージャーが受け止めてきた、無数の「起業の芽」

 ATOMicaはこれまで、コワーキングスペース、大学、銀行、企業オフィスなど多種多様な場にコミュニティマネージャーを配置し、共創の仕組みづくりを続けてきました。コミュニティマネージャーは、一人ひとりが抱える願い・悩み・相談(私たちはこれを「WISH」と呼びます)を丁寧に聴き取り、最適な相手へと結ぶ(私たちはこれを「KNOT」と呼びます)専門職です。
 日々の活動で出会うWISHには、「いつかお店をやってみたい」「この技術で事業を興せないか」といった、本人がまだ周囲に打ち明けられずにいた起業の芽が数多く含まれてきました。こうしたWISHは自社開発システム「knotPLACE」に記録され、全国のコミュニティマネージャーに共有されることで、願いを前に進める出会いの手がかりになります。宮崎の起業家の悩みに、仙台の先輩経営者が答える。金沢の学生の挑戦に、東京の投資家が出会う。地域の垣根を越えて「相談できる支援者」「最初の顧客」「共に挑む仲間」との出会いを生み出せることが、全国に拠点網を持つATOMicaの強みです。

 起業・創業支援の分野でも、全国で多様なプログラムを企画・運営してきました。(以下、抜粋)

 「起業家共創事業部」は、こうした現場の知見の蓄積を専門組織として束ね、起業・創業支援を全国で本格展開していくものです。

■ 「起業家共創事業部」が取り組む3つのこと

1.「出会い」から始まる伴走支援
 窓口での相談対応にとどまらず、全国のコミュニティとknotPLACEに蓄積された関係性を活かし、起業家一人ひとりの課題に応じた出会い(先輩起業家、専門家、最初の顧客、採用候補者、金融機関など)を届けます。「誰かに会えれば前に進む」。その一歩を確実に後押しします。

2.実践知と体系知をあわせた、再現性のある支援
 ATOMicaが創業以来、自らの挑戦を通じて培ってきた実践知に、事業責任者・森祐太が持つインキュベーションの体系知を掛け合わせます。個人の経験談に依存しない、再現性のある支援プログラムとして全国の拠点に展開してまいります。

3.自治体・金融機関・大学等と連携した、地域起業エコシステムの構築
 起業支援は、一社で完結するものではありません。すでに各地域で創業支援を担う自治体、金融機関、大学、商工団体のみなさまと連携し、既存の窓口機能とATOMicaの「出会いを生む機能」を掛け合わせることで、地域に起業家が生まれ、育ち、次の挑戦者を呼び込む循環をつくります。

■ 今後の展望:「支援」の先にある「共創」へ

 本事業部の名称に「支援」ではなく「共創」という言葉を選んだのには、2つの理由があります。
 ひとつは、ATOMica自身が創業7年のスタートアップであり、資金調達・組織づくり・事業転換といった挑戦の渦中にいる当事者であること。支援する側・される側という関係ではなく、同じ挑戦者として起業家のみなさまと向き合います。
 もうひとつは、支援のその先を見据えているからにほかなりません。今後は、支援先スタートアップへの出資機能の整備、M&Aを通じた事業承継・グループ入りの検討など、リスクを共に取る関わり方へ段階的に踏み込んでまいります。出会いの提供から、資本による共創まで。起業家の挑戦の全過程に伴走できる組織を目指します。

■ 事業責任者・森 祐太氏について

森 祐太(もり ゆうた)
JBIA認定インキュベーションマネージャー/JIMA認定M&Aスペシャリスト




人材紹介会社での営業職、教育機関でのキャリア指導、O2O・FinTechスタートアップの取締役を経て、2017年に地元大分県で株式会社HAB&Co.を創業。地方企業の課題解決に特化したHRクラウド「SHIRAHA」を開発し、全国6,000社以上に導入。2021年、大手人材サービス会社へのM&A後も事業を牽引し、2023年7月の同グループの東証グロース市場上場に貢献。MBOを含むスタートアップの一連のライフサイクルを当事者として経験し、2026年4月にATOMicaへ参画。

・コメント
 私はこれまで、スタートアップの創業から成長、EXITまで、一連のライフサイクルを当事者として経験するとともに、全国の自治体や大学、金融機関などと数多くの起業支援に携わってきました。その中で何度も感じたのは、日本には挑戦したい人も、支援したい人もたくさんいるにもかかわらず、それぞれが十分につながりきれていないということです。起業家が大きく前に進む瞬間は、制度や資金だけではなく、「この人に出会えた」「この機会につながった」という、人との出会いから生まれることが少なくありません。
 ATOMicaには、全国に広がるコミュニティと、日々積み重なるWISHとKNOTがあります。この強みを生かし、多くのWISHとKNOTが交差するATOMicaという場で、起業家が前に進む瞬間をロジカルに紐解き、再定義した新しい形を発明していきたいと考えています。
 起業家共創事業部では、起業・創業支援を入口として、投資、M&A、事業承継、新規事業創出までを一つの事業として取り組んでいきます。起業家を支援するだけではなく、ともに挑戦し、ともに価値をつくり、ともに次の世代へつないでいく。そんな挑戦の循環を、日本全国に広げていきたいと考えています。

■株式会社ATOMicaについて

株式会社ATOMica(読み:アトミカ)は、「頼り頼られる関係性を増やす」をミッションに、全国でソーシャルコワーキング(R)事業を展開する創業7年のスタートアップ企業です。あらゆる願いに寄り添い、人と人を結び続けるために、企業・自治体・大学などの多種多様なパートナーが保有する場と連携し、コワーキング施設・企業オフィス・大学・地域の拠点やプロジェクトなどに人と人を結ぶ専門職「コミュニティマネージャー」を配置。出会いや交流、共創を持続的に生み出すための場やコミュニティをプロデュース・運営しています。全国で60以上の施設(※)を企画・運営。「東洋経済すごいベンチャー100」2025年版に選出。
※2026年7月時点

【会社概要】
社名:株式会社ATOMica(アトミカ)
設立:2019年4月5日
代表者:代表取締役Co-CEO 嶋田 瑞生、南原 一輝
所在地:東京都中央区日本橋富沢町9-4 日本橋富沢町ビル THE E.A.S.T.日本橋富沢町 6階(東京オフィス)
事業概要:コワーキングスペースの立ち上げ・企画・運営支援、産学協同プロジェクトの企画・運営、コミュニティを通じたDX/CX領域の人材育成とマッチングをはじめとするソーシャルコワーキング(R)事業
コーポレートWEBサイト:https://atomica.co.jp
コミュニティマネージャー特設WEBサイト:https://atomica-communitymanager.com
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