決裁者マッチング支援SaaS:ONLY STORY運営のオンリーストーリーが、総額約13億円の資金調達を実施。

リリース情報提供元: プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
2021年04月14日(水)
株式会社オンリーストーリー
この度、弊社株式会社オンリーストーリーは、日本郵政キャピタル株式会社、Das Capital SG Pte.Ltd. 、DCIベンチャー成長支援投資事業有限責任組合 、株式会社ユーザべース、HAKUHODO DY FUTURE DESIGN FUND投資事業有限責任組合、ユナイテッド株式会社を引受先とした第三者割当増資を通して、総額約13億円の資金調達を実施したことをお知らせ致します。




■事業背景
BtoB企業が営業をする際に『自社の商品やサービスを、決裁者に知ってもらいたい』というニーズが強くあります。しかし、例えばメルアポやテレアポ等、従来のABM=Account Based Marketingの場合、狙った企業まで届いても、その先の決裁者まで届かないという問題がありました。

そこで私たちは、KBM=Key person Based Marketingという独自の概念をつくり、狙った会社の決裁者までアプローチする概念をつくりました。


■事業概要
弊社オンリーストーリーでは、決裁者マッチング支援SaaS~ONLY STORY~を運営しています。
https://onlystory.co.jp/



ONLY STORYのサイトには、多数無料登録している決裁者の情報が掲載されています。有料会員(チラCEO会員)はサイトにログインし、従業員規模や購買ニーズ等から条件検索して、メッセージ送付することで、掲載している決裁者と直接つながることができます。


またハイタッチ、ロータッチ、テックタッチ、コミュニティタッチ等のあらゆるカスタマーサクセス手法を駆使しながら、CS体制構築に力を入れているのも、1つの大きな特徴です。

*それを象徴するように、チラCEO会員に対して、決裁者オンラインプレゼン会や、弊社担当による有料会員同士の紹介等を通して、多面的に決裁者商談を創出しています。

*直近半年間では、
・決裁者の掲示板機能のリリース
・アプリのリリース
・商談後フィードバック機能のリリース
・送信数対返信率が2倍以上に向上
等の機能改善を通した、テックタッチでの価値向上に努めてまいりました。


■事業詳細と性質
弊社事業は、SaaSという側面にコミュニティの要素が加わった、『SaaS×コミュニティ=コミュニティSaaS』です。このコミュニティ要素があるからこそ、ユーザー同士がつながる側面があり、一定規模を超えると、そこにネットワーク外部性が働き、ユーザーが増える毎にマッチング候補先が増える側面を持っています。

その一方で、コミュニティ要素があるからこそ、一定の決裁者数が集まるまでの立ち上げが難しい側面があります。その中で、0→1フェーズにおいて、泥臭く6年以上つながりをつくってきたことが、大きな強み、参入障壁構築になっていると感じています。

そのコミュニティ形成においてもう1つ弊社が大切にしているのが、GIVER、TAKERの考え方です。 弊社ではGIVERな決裁者を基軸としたコミュニティ『Giver Based Community』の形成に力を入れることで、コミュニティ内の循環率が高まってきました。

特に風の時代、信用経済等と言われる時代背景も、これらを後押ししていると感じています。今回の調達資金を元に、これからもGIVER層が集まり、報われるコミュニティ形成を進めていきます。


■資金用途と背景
前提として弊社は創業から6年以上、エクイティでの資金調達をせずに事業展開してきました。そうして自己資金の時期や融資の時期等を経ているからこそ、今回の資金の重みを強く感じています。

弊社は今回の調達資金を元手に
1,ソフトな面での登録決裁者数の増加→マーケティング強化
2,ハードな面での開発体制の強化
3,ヒューマン面でのカスタマーサクセス体制の強化→採用強化
等、お客様への提供価値向上部分を中心に、資金投下をしてまいります。


■新型コロナウィルスを発端とした社会変化と、弊社事業の関連性
今回、新型コロナウィルスを発端とした大きな社会構造の変化が、BtoBの営業領域でも起こりました。1つは集客段階での変化です。

例えば、
・決裁者交流会、展示会が開催できない
・テレアポしても、オフィスにそもそも人がいなくて、つながらない
等、それまでのオフライン集客手法が中々使いにくい状況が起きました。

そのような中で、BtoBの集客市場においても大きなオンライン・DX化のニーズが生まれてきており、集客のDX支援をしている弊社事業の社会からの必要性を、今一層強く感じております。

もう1つが、集客後の『商談段階』での変化です。特にBeforeコロナでは、オフラインでの商談が中心でした。そのため、場所が離れている人同士をつなぐことが難しく、弊社としても活動エリアが1都3県等に制限され、全国の顧客同士をつなぐことが難しい状態がありました。

ところが、昨今でオンラインでの商談文化が根付いたことにより、全国のお客様同士のマッチングが可能になり、全国への事業展開が進みました。特にAfterコロナの状態を考えた際に、『戻る習慣』と『戻りにくい習慣』がある中で、テレワークを基軸としたオンラインでの商談習慣は、一定残り続けると考えており、社会的なニーズや可能性を感じております。


■中長期展開
弊社は今後もこのネットワーク外部性を活かしながら、BtoBのコミュニティSaaSとして、Sales tech領域を中心に攻めていきます。

その上で、最近では営業以外でも、新規事業のニーズ調査や、提携先探し、M&Aや与信、R&D等の経営課題全般での利用ケースも増えてきました。例えば、会社を買いたい決裁者と、会社を売りたい決裁者のマッチング等です。

今後はKBMの特性を活かしながら、営業以外の、M&Aや与信、R&D等の経営課題全般の領域にも展開していければと思います。


■各社からのコメント
最後に、下記今回新たに弊社に投資頂いた各社様からのコメントを記載させて頂きます。

■ 日本郵政キャピタル株式会社 
  シニア・ディレクター 藤田 紘平様 コメント


この度、オンリーストーリー社のサービス、成長スピードはもちろんのこと、平野社長を始めとした経営陣、社員の皆様の情熱、誠実な仕事ぶりを評価し、出資させていただきました。コロナ禍においてオフラインでの営業活動が制限される中、従来の営業支援サービスと一線を画する、決裁者へのアプローチが可能となる「ONLY STORY」が社会へ広く浸透していくことを期待しています。また、オンリーストーリー社の理念である「つよいい会社をつくる」の実現に向けて、全力で支援していきたいと考えています。

■ Das Capital SG Pte. Ltd.
  CEO 木村 新司様 コメント


リモートワークが定着していく時代に、多くの企業が最も課題に感じているのは新規営業先の開拓だと思っています。ビジネスパーソン間の良質なコネクションをオンラインで扱えるようにする事で、これからの働き方は大きく変わっていくと思います。その中で、オンリーストーリー社が育てているデータベースは変わりつつある社会構造に新たな価値を提供していくと確信しています。クライアント企業の成長とともに継続的に自社事業を成長させていくという強い意志を有する平野社長に、これから最大限の支援を行ってまいります。

■ DCIベンチャー成長支援投資事業有限責任組合
 大和企業投資株式会社 
 代表取締役社長 平野 清久様 コメント


営業において決裁権限のあるキーパーソンにコンタクトするということはとても重要で、確かなニーズがあります。決裁者同士の出会い及び取引の“場”を提供しているオンリーストーリーは、このニーズをとらえた事業を行っています。この“場”を大きくしていくためには“品質”を高く保つ必要があります。オンリーストーリーは、平野社長のリーダーシップの下、品質を高く保つための素晴らしい企業文化が育っています。このため、今後はさらにネットワークを拡大することができるでしょう。

私たちは、同社の「1人1人のONLY STORYを実現する」、「強くて、良い会社、つよいい会社をつくる」という理念の実現に向け、しっかりとサポートし、共に成長して参ります。

■ 株式会社ユーザベース 
 FORCAS事業 CEO 田口 槙吾様 コメント


今回の、オンリーストーリーとの資本業務提携をとても嬉しく思います。FORCASは『未来のマーケティングを共創する』というビジョンのもと、すばらしいサービスが、それを必要としてる人に、無駄なく最速で届くような世界を実現するために、最先端のマーケティングを実践されてるユーザーやパートナーと一緒に新しい価値を作ってきました。今回のオンリーストーリーとの提携により、その世界にまた一歩近づくことを感じてます。データとテクノロジーを活用してターゲット戦略を決定した後に、すぐにアクションできるような体験を届けることができます。今回の資本業務提携によって、お互いに学び合いながら、ユーザーに対して新たな体験と実益を提供できるようになることを楽しみにしてます。

■ HAKUHODO DY FUTURE DESIGN FUND
 株式会社博報堂DYベンチャーズ 
 代表取締役社長 徳久 昭彦様コメント


オンリーストーリーが運営するビジネスマッチング支援SaaS「ONLY STORY」は、プラットフォーム上で決裁者同士が質の高い商談をできる環境を提供することにより、BtoB営業の仕組みを変革しています。リード顧客の獲得や営業効率の向上は、BtoB企業において重要な経営課題項目であり、このコロナ禍において、営業プロセスの効率化ニーズはより増えている中、同社はその課題解決に貢献しています。

今後は、BtoB営業領域における新たなDXの実現に向けて、共にチャレンジしていきたいと思います。

■ ユナイテッド株式会社 
 代表取締役社長 兼 執行役員 早川 与規様 コメント


オンリーストーリーは、コロナ禍においても非常に早いスピードで事業成長を続けています。同サービスの顧客にとって対面営業が難しい状況下でも決裁者とのマッチングができるというサービスモデルの強さ、プロダクトに磨きをかけ続けながらサブスクリプション型で収益基盤を構築しているビジネスモデルの強さがあるからだと考えています。

また、何より平野社長は、事業に対する熱い想い、チームとして成果にコミットするリーダーシップを持ち合わせており、今後の市場創出や環境変化への対応など、どんな状況においてもやり切ってくれるであろうということを期待し、投資させて頂きました。

◼️株式会社オンリーストーリー代表取締役社長 平野 哲也のコメント、想いは、下記noteに記載させて頂きます。
URL:https://note.com/onlystory_hirano/n/n9cf91aac3a1e

また弊社では、今一緒にはたらく仲間を強く募集しています。
*『プレスリリースを見た』と問合せ頂いた方は、可能な限りこの1か月間、代表の平野が直接面談対応させて頂きます。

採用詳細URL:https://www.wantedly.com/companies/onlystory/post_articles/319742


■株式会社オンリーストーリー 概要
商号  : 株式会社オンリーストーリー
代表者 : 代表取締役社長 平野 哲也
所在地 : 〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南3丁目9−3 Aカントリーハウス
設立  : 2014年2月
事業内容: 決裁者マッチング支援SaaS「ONLY STORY」「チラCEO」の開発・運営
URL  :https://only-story.jp/free-register-app/
https://only-story.jp/chira-ceo/
実績  :はたらきがいのある会社ランキング2021、100名未満部門5位受賞
     ベストベンチャー100選出
     NHKクローズアップ現代での特集等


■本プレスリリースに関する問い合わせ窓口
問合せページ: https://onlystory.co.jp/contacts/new
メールアドレス:info@onlystory.jp
電話番号:03-6821-7872
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