外食のXキャンペーンは反応の熱量が高い、いいね中央値13,696件で他業種の1.79倍

リリース情報提供元:プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES

株式会社hashout
hashoutが2026年1~6月にXで観測した、いいね5,000件以上のキャンペーン2,600件(全数)を分析。外食699件はリポスト中央値も1.36倍、表示回数の中央値は他業種を下回りました。

SNS分析レポートサービス「SocialReport」を提供する株式会社hashoutは、2026年1月から6月にXで観測した、告知投稿がいいね5,000件以上を獲得したプレゼントキャンペーン2,600件(全数)を対象に、業種別の反応・拡散実績を集計しました。その結果、外食業種のキャンペーン699件は、いいね数の中央値が13,696件と、それ以外の業種(中央値7,641件)の1.79倍にのぼることが分かりました。リポスト数の中央値でも外食以外の1.36倍と、参加者の反応の熱量が業種のなかで際立っています。

調査に使用したツール
SNS分析レポートサービス「SocialReport」
https://socialreport.jp

一方で、表示回数の中央値はむしろ他業種を下回っており、「よく見られている」というより「見た人がよく反応している」業種であることも見えてきました。以下、2,600件の実測値とあわせて詳しく見ていきます。

月別に見ても最も多く実施される業種
外食のキャンペーンは月別に見ても実施数が多く、6か月すべてで月100件を超えました。年始の1月が144件と最も多く、以降も105~135件の高水準で推移しています。


外食業種の月別キャンペーン数推移(2026年1月~6月)


外食は観測件数でも最多の業種
今回の2,600件のうち、外食は699件(全体の約27%)と、業種別で最も多いカテゴリーでした。飲食チェーンや店舗が、来店促進やメニュー訴求のためにXキャンペーンを積極的に活用している様子がうかがえます。

いいね・リポストの中央値が業種で突出
外食キャンペーンの反応の強さは、中央値で見るとはっきりします。いいね数の中央値は13,696件で、外食以外の業種(中央値7,641件)の1.79倍。リポスト数の中央値も26,007件と、外食以外(同19,096件)の1.36倍でした。参加のハードルとなるリポストだけでなく、その場の「いいね」という軽い反応まで含めて、外食は参加者を巻き込む力が強い業種だと言えます。


外食と外食以外のいいね数中央値の比較(2026年1月~6月・n=2,600)


背景には、賞品が「食べたことのある・すぐ食べに行ける」身近なメニューや商品であることが影響していると考えられます。賞品への実感が湧きやすく、フォロワーが反応しやすいのかもしれません。

「表示回数」は中央値で見ると他業種以下
ただし、表示回数については注意が必要です。外食の表示回数の中央値は403,287回で、外食以外(中央値562,256回)を下回りました(0.72倍)。平均値で見ると外食以外とほぼ同水準(1.05倍)になりますが、これはケンタッキーフライドチキン、すき家、ココスといった大手チェーンの一部キャンペーンが、中央値の100倍を超える表示回数を記録し、平均を大きく押し上げているためです。

つまり、「外食キャンペーンは表示回数が大きい」という印象は、一部の大手チェーンの突出した事例によるものであり、標準的な外食キャンペーンの表示回数はむしろ他業種と同等か、やや控えめです。反応(いいね・リポスト)の強さと、表示の大きさは分けて捉える必要があります。

外食のなかでは「自社メニュー・商品」が拡散で優位
外食業種のなかを賞品種別で見ると、自社商品(自社のメニューや商品券など)を賞品にしたキャンペーンが476件と、外食キャンペーンのおよそ7割を占めました。このグループはリポスト数の中央値が27,430件と、外食業種全体(同26,007件)を上回っています。


外食業種内 賞品種別ごとのリポスト数中央値(主な4種別・2026年1月~6月)


デジタルギフト96件は中央値24,497件、体験・チケット52件は23,465件で続きます。なかでも体験・チケットは、いいね数の中央値が20,986件と、賞品種別のなかで最も高い反応を集めました。一方、コラボグッズ49件は中央値14,641件と、外食のなかでも拡散は伸び悩んでいます。自社のメニューや商品そのものを賞品にする設計が、外食では拡散という観点で有利にはたらいている様子がうかがえます。

キャンペーンを検討する企業への示唆
これらの数字は、外食業種でキャンペーンを設計する企業にとって、いくつかの判断材料になります。まず、外食は「いいね」という軽い反応まで含めて参加者を巻き込みやすい業種であり、キャンペーンの目標を表示回数だけでなく、いいね・リポストといった反応の量で捉えると実態に合いやすいと考えられます。

賞品については、汎用的なギフト券やコラボグッズよりも、自社のメニューや商品を賞品に据えるほうが、リポストの中央値は高く出ています。来店動機とも結びつきやすい自社商品は、拡散と集客の両面で外食と相性がよい賞品だと言えそうです。一方で、大手チェーンが記録するような桁違いの表示回数は、もともとの知名度や店舗網に支えられている面が大きく、そのまま自社の目標に置くのは現実的ではありません。標準的な水準として中央値を基準に据えるのが実務的です。

調査を終えて
今回の集計で見えたのは、外食業種の強みが「表示の大きさ」ではなく「反応の濃さ」にあるという点です。見られた回数以上に、見た人がいいねやリポストで反応する--この熱量の高さは、身近な賞品を出せる外食ならではの構造に支えられていました。数字の大きい平均値に引っ張られず、中央値で標準的な姿を捉えること。そして表示の大きさと反応の強さを分けて見ること。この2つが、外食のキャンペーンを正しく評価する鍵になると考えます。SocialReportは、こうした業種ごとの実測データを通じて、キャンペーン設計の判断を数字で支えていきます。

【調査概要】
調査主体: 株式会社hashout(SNS分析レポートサービス「SocialReport」)
調査方法: SocialReportが収集した公開投稿データの統計分析
対象期間: 2026年1月1日~2026年6月30日
対象: X上で観測した、告知投稿がいいね5,000件以上を獲得したプレゼントキャンペーン 2,600件(全数。うち外食業種699件)
※本調査結果を引用する際は「SocialReport調べ」と明記ください

会社概要
株式会社hashoutは、SNS分析レポートサービス「SocialReport」の開発・提供およびSNSマーケティング支援を手がける企業です。X(旧Twitter)・Instagramを対象に、ハッシュタグキャンペーンの集計、競合アカウント調査、クライアントレポートの作成をワンストップで効率化するサービスを提供しています。また、AI・SNS・ゲーム・ガジェットなど、Xで話題のテックカルチャーを発信するメディア「shiritomo(https://hashout.jp/)」も運営しています。

SocialReportについて
SocialReportは、代理店・インハウスマーケター向けのSNS分析レポートサービスです。Instagram・X(旧Twitter)に対応し、ハッシュタグキャンペーンの集計、競合アカウント調査、URL共有に対応したクライアントレポートの作成をワンストップで効率化します。料金は月額39,800円からです。

キャンペーンの実測・分析にご関心のある方は、無料トライアルからお試しいただけます。

サービス詳細・無料トライアル
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

このページでは、PR TIMESから提供されたニュースリリース情報を表示しています。

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る