横河電機株式会社 Rolls-Royce SMR(ロールス・ロイスSMR 本社:マンチェスター、英国 CEO:Chris Cholerton)と横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 取締役 代表執行役社長:重野 邦正)は、Rolls-Royce SMRの小型モジュール炉(Small Modular Reactor: SMR)プログラム向けに、データ処理・制御システム(DPCS)を提供する戦略的協業契約を締結しましたのでお知らせします。本協業は、Rolls-Royce SMRがグローバルに提供していくSMRの最初の複数のユニットに対する制御システム提供を対象としています。

左:Ruth Todd(Rolls-Royce SMRオペレーションおよびサプライチェーンディレクター)右:中岡 興志(横河電機 執行役専務 エネルギー&サステナビリティ事業本部長)
この協業により、世界有数の産業オートメーション企業であるYOKOGAWAがRolls-Royce SMRの基幹制御システムの開発・提供に参画することになります。参画の範囲は、制御システムの設計、エンジニアリング、検証および認証、ハードウェア、システム構築および試験、設置・試運転などに及びます。
本プロジェクトは、英国チェシャー州ランコーンにあるYOKOGAWAの販売・エンジニアリング拠点を中心に、チェコとオランダでも業務が進められます。YOKOGAWAは本プロジェクトに投資を行い、英国内の雇用確保や原子力サプライチェーンの強化にも貢献します。
Rolls-Royce SMR のオペレーションおよびサプライチェーンディレクターである Ruth Toddは、次のように述べています。「発電所の中枢神経系とも言える制御システムの契約は、世界に展開するRolls-Royce SMRの第1号の実現に向けた大きな節目になります。さらに、世界トップクラスのサプライヤーとの協業は極めて重要で、この計画が英国とチェコを中心に行われ、プラント建設地域の雇用創出、技術の発展、経済成長につながることを誇りに思います」。
横河電機 執行役専務 エネルギー&サステナビリティ事業本部長である中岡 興志は、次のように述べています。「次世代の原子力エネルギーに向けた新たな技術やソリューションを創る先進的な取り組みに、Rolls-Royce SMR と共に挑戦できることを光栄に思います。原子力は、低炭素で安定したベースロード電源として、世界の脱炭素目標の達成に大きく貢献しています。当社は強固なパートナーシップのもと、長年の実績とノウハウを生かし、原子力を安全で効率的かつ持続的に活用できるよう、性能と信頼性に優れた制御システムを提供していきます」。
Rolls-Royce SMRは英国初のSMR建設に向けてGreat British Energy - Nuclear(GBE-N)から優先交渉権者として選定され、またチェコでは電力会社 ČEZ から、最大 3GW の新原子力発電所の建設パートナーに選ばれました。さらにスウェーデンでは 、原子力技術パートナー選定の最終候補2社のうちの1社としてVattenfall 社に選ばれています。
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