都市と地方の経済格差をエコシステムAIで解決。

リリース情報提供元: プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
2021年04月01日(木)
SDT
OSASプロジェクトの始動~大阪発!!︎ IoTビジネスのエコシステムモデル~

インフラの急速的な発展により、日本中のどこにいても同じものを同じ価格で気軽に購入することができるようになりました。これは生活が便利になったという恩恵がある一方で、相対的には地方の物価が上がっているともいえます。また別の視点でみると2020年に蔓延した新型コロナウィルスの影響により私たちの働き方も大きく変わってきました。場所を選ばない働き方は、地方の経済格差を解消する流れになる材料とも考えられています。 そのような状況下において、地方の中小企業を中心としたエコシステムを構築することで都市のビジネスを地方に分散するのではなく、地方が独自に経済圏を確立し、全世界からビジネスを集めることができないかを考えました。そしてその第一歩として私たち株式会社システムデバイステクノロジー(本社所在地:大阪府大阪市、代表取締役:本田稔)は、IoTビジネスのエコシステムプロジェクト『OSAS』を発足しました。 当社は、「April Dream 4月1日は、夢の日。」に参加しています。このプレスリリースは「株式会社システムデバイステクノロジー」のApril Dreamです。



IoTって一体なに?



 「IoT」とはInternet of Thingsの略でこれまでインターネットに繋がっていなかったさまざまな“モノ”をインターネットに接続することで新しい価値を作り出すビジネスです。例えば、鍵とインターネットを組み合わせて作られたスマートロックでは遠く離れたドアの鍵をスマホ1つで開けたり閉めたりできます。そのほかにも様々な商品が出始めてきましたが、IoTの世界が実現できれば、離れた場所にあるさまざまなモノを遠隔操作・制御や、モノの状態の遠隔監視、 離れたモノ同士で任意データの送受信することが可能になります。


国内におけるIoTビジネスの状況



 日本と中国のIoT市場規模と成長率をFig1とFig2に示します。2019年に注目すると、中国の市場規模は日本の約40倍で成長率も2倍となっていることがわかります。この事実だけでも日本におけるIoTビジネスは遅れをとっている状態になっていると考えることができます。この状況では世界との差は広がる一方となっており、IoTビジネスに従事している当社としても由々しき問題であるという認識です。


6つの問題



 ではなぜ日本でIoTビジネスの成長が遅れているのでしょうか。当社独自の見解を6つの観点で検討しました。    
  1.費用対効果
  2.初期費用
  3.サプライヤー不足
  4.プレイヤー不足
  5.企業風土
  6.国策の差
 上記のようにビジネス領域における特異性と日本文化、国策など、様々な要因によって、現在の国内IoT市場が世界に比べて遅れていると当社は考えております。この問題に対して当社で何かできることはないか。それがOSASを考えついた一番最初の瞬間です。


IoTビジネスの流れ



 OSASの説明の前に、IoTビジネスの流れを説明します。ベンチャー企業がIoTビジネスを実施する際には最初にプロトタイプを開発します。その後、VCや銀行などから大きな資金を調達します。調達後、量産しローンチします。そのために、写真にあるようなフローが存在し、そのそれぞれで必要な業務があります。これがOSASのサービスのヒントとなりました。


OSASとは



 OSASとは、Osaka Start-up Accelerator Systemの略で、
 ■独自のエコシステムを活用し、さまざまな企業が連携してサービスを提供する。
 ■提供企業は自社の業務の空き時間を活用してデバイス開発をするため、コストを抑えられる。
 ■そしてその中心を関西に置く。
という理念の下、国内のベンチャー企業や新規ビジネスを検討している企業がIoTビジネスをリーンスタートアップできるように、と考えたプロジェクトです。OSASはハードウェア開発エコシステムを中心としていますが、それ以外にもアプリ開発、営業サポート、ピッチフォロー、調達サポート、ビジネスマッチングなど、OSASネットワークを用いてビジネスを加速する環境を構築します。


OSASのサービスラインナップ



 現時点で考えているOSASのサービスラインナップを示しています。ハードウェア以外にもIoTビジネスを進める上で必要な企業に参画してほしいと思っています。


OSASが完成すると



 OSASが完成すると、ideaさえあればヒト、モノ、カネを集めることができることができます。アメリカのシリコンバレー、中国の深セン。そしてその次に日本の関西と言わせる世界を目指しています。


OSASのその先のミライ



 OSASが完成した時のNest Goalはどうなるのか。その答えが右図にあります。
1.magic three
 3時間あればどんなIoTデバイスでも作れるコワーキングスペースを作ります。このコワーキングスペースができることで市場をさらに活性化させます。

2.original IoT
 OSASの参画企業数の目標は10,000社を目指しています。それだけの参画企業数が集まることで、OSAS内でオリジナルのIoTビジネスを実施することができると考えています。

3.ecosystem AI
 OSASの参画企業連携は将来的にAIを用いて実施してまいります。このAIは言うなればエコシステムAIと呼べるものになるため、これを用いて横展開を実施したいと考えています。
 例えば、中四国で一次産業のエコシステムとか、九州地区でゲーム開発のエコシステムとか、東北地方で●●のエコシステムとか…地方の中小企業の連携によって地方で独自の経済圏を構築できる未来を目指していきたいと考えています。


OSASを一緒に作り上げてくださるパートナー企業様・団体様募集中!



「関西でのビジネスを活性化したい」
「大阪にIoTのエコシステムを作りたい」
「モノづくり大阪の力・魅力を伝えたい」
「IoTが停滞している状況を改善したい」

これが私たちの切なる想いです。この想いを実現させて、「IoTビジネスをしたければ1回関西においで」そう言える未来を作りたいと私たちは本気で考えています。そこで、OSASを一緒に作り上げてくださる各方面の専門知識をお持ちの企業・団体様を現在募集しています!サービスラインナップの中でご協力可能な分野がある企業・団体様は当社までご連絡ください!参画費用はございません。ご興味がございましたらknockしていただけると幸いです。

★ご連絡お待ちしています★
Tel:06-6578-5600(担当:本田)
HP : https://www.sysdt.com
e-mail:info@sysdt.com
Twitter:@MinoruHonda2

私たちと一緒に、近い未来に世界をワクワクとさせるビジネスができることを心より祈っております。


最後に

 株式会社システムデバイステクノロジーでは現在『OSAS』に参画いただけるパートナー企業を募集しています。地方の経済格差を解消するために、まず最初は自分たちがビジネスをしている関西を。そして自分たちが得意とするIoTで。そこから生まれてくるIoTビジネスや、エコシステムAIによって、日本中を元気にするプロジェクトに成長させてまいります。
 「April Dream」は、4月1日に単に笑えるネタではなく実際に企業が叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。
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