【筑波大学発AIベンチャー・スタートアップ】 「株式会社ラブマシーン」設立のお知らせ

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株式会社ラブマシーン
~価値駆動型開発によるDX成功へと導く最先端アルゴリズムの導入支援の提供~

DXを推進する次世代型人工知能技術の価値駆動型開発と実装を行う株式会社ラブマシーン(本社:茨城県つくば市、代表取締役:坂本航太郎)が、2021年3月31日(水)に設立した事をお知らせいたします。





設立に至った背景
データは王ではなくなった。
No Longer Data is King.

AIのコモデティ化が飽和していくハイプサイクルの谷底で、後発の後発としてAIスタートアップを設立するのはお門違いかもしれませんが、「私たちにもできることがある」「私たちにしかできないことがある」と一念発起してDX仕掛け人としてのミッションを果たしていこうと決意しました。

DX(Digital Transformation|デジタルトランスフォーメーション)の70%が失敗していると言われています。“D”=デジタルばかりに注目が行ってしまい、“X”は置き去りになっていると途端に失敗すると言います。“X”をexperience=「体験」と再解釈することがあります。DXにおいて重要なのはデジタル化によって変革/創造される「体験」とそれによって得られる「価値」であり、それを省略してデジタル化に飛びついてしまうのを転換する必要があります。


勝利の方程式
価値=機能xデータ
ゲームの焦点は技術ではない。価値=機能がもたらす体験の集合であり、AIはそれを実現する部品に過ぎない。注目するべきはどのような価値を創出し続けるループを組めるかという戦略デザインを問う時代に突入しました。

ループをつくれ


計画駆動型開発


ディープラーニングによる顔認識技術を使ってサービスを作ろう!がスタート
その技術が使えそうなシーンは勤怠管理だ!体温も計測できるしちょうどいい!
顔認識技術がうまく動かず従来の方法をそのまま継続して使うことになった
そしてこのDXプロジェクトそのものが倒れてしまった



トップダウン的

価値駆動型開発


勤怠管理のために社員がスマホ上でタイムカードを押すのは手間がかかっているという課題
その課題を解決する技術は何か、ヒアリングや調査を行い、全員がスマートウォッチをしていることが判明
APIを叩いて体温と位置情報を同時取得してデータベースへ入れていくシステムを構築
RFIDによる勤怠管理もバッチリで課題を解決するとともに、社員の健康管理を詳細に行える価値を創造


ボトムアップ的
「体験」をデザインせよ。



楽に目的地へと移動したいという「体験」が欲しいのであって自動運転カーそのものが欲しいのではない
野菜の品質を正確に高速に分類する「体験」が欲しいのであって野菜の画像認識が欲しいのではない

この気づきを置き去りにして開発に投資してしまうミスをしてはもったいないと思うのです。イシュー(課題)&バリュー(価値)ドリブン(駆動)。


バリューチェーンの連続最適化
従来はヒトがモノ・コト(物理/リアル空間)と対話しながら最適化を行ってきましたが、これをすべて自動化することを目指してヒトをAIに置き換えるというのは無理なジャンプであり、あくまでモノ・コトとヒトを滑らかにつなげる役割を果たすUIとして機能するAIが重要であると考えています。


(出所:NEC・三井化学・オメガシミュレーション・産総研)
デジタルツインコンピューティングのインターフェイスとしてのAI


弊社の強み


代表は統計数理研究所において特任助教としてAutoMLの理論基盤の研究に従事しており、最先端の研究動向に精通
DevOpsやAIOpsを導入したアジャイル開発スクラムチームにおいてセキュアなAIエンジン開発を導引
AI以外のIoTやブロックチェーン、ロボティクス、バイオロジー、ヘルスケアにおける破壊的技術にも造詣
詳細なヒアリングを通じて課題と要件定義と成功への着実なロードマップ作りにより確実に成功に導く
シーンやケース、望まれる費用対効果などによって使うべき技術のレベルや規模、それに伴う計算リソース(エッジ、クラウド、オンプレの選定と最適化)の的確な検討
内製化(DXにおいて理想)を目指すとともに、OSSクラウドサービスの利活用による低コスト化



製品・サービスなど主要事業の特徴
伝わるロープレ支援AI「Mimik」
https://mimik.jp/

アフターデジタルにおいて営業や接客シーンのデジタル化が進んでいく中で、カリスマ性、魅力、トーク力、コミュニケーション力、といった暗黙知を定量化(数値として提示)することで、科学的な介入=アルゴリズミックにそれらを訓練する/拡張(エンパワーメント)することが可能になり、営業の質、顧客満足度、等を向上し、コントロールできるようになります。
相手との信頼形成、メリット提案がキー、そこで適切な表情のダイナミクスや言葉の選びというテクニックが使われています。お手本をマネる=mimikすることで学習者はスキルを効率的に獲得します。
独自に開発された感情認識AIと自然言語処理AI、画像認識AIを組み合わせたシステムでコミュニケーションのスコアリングと改善提示を行います。
既存のビデオチャットツールと連携し、ウェブ会議の分析も可能です。


Mimikの解析結果画面の一部
UI/UXのチームとのシナジーによって本プロジェクトはとても質の高いものになっています。「体験」や「価値」を作り出すのはアルゴリズムではなくインターフェイスが重要な役割を果たします。私たちはUI/UXのチームと一体となって自然なスクラムを組んでアジャイル開発体制を構築でき、またアルゴリズムもUI/UXを志向した設計にしています。これがPoC止まり問題を超越する銀色の弾丸でした。

「Communication Design Examination and Execution」(CDX)
https://www.frontierconsul.net/news/2020-01-18779/

心理学サーベイと複雑ネットワーク解析を組み合わせた組織のコミュニケーション活性化をオフィスデザイン、組織運用の観点で支援するソリューション。



組織ネットワークの最適化の様子:オフィスの空間情報へマッピングする
オフィスと組織のデザインの再発明をするという価値を作り出すには心理学という仮説が必要で、ナイーブに複雑ネットワーク解析を実行して結果をプレゼンしても何も得られません。これがデータサイエンスやアナリティクスのピットフォールになります。解析結果から真の価値を創出するのは思い切った仮説の取り入れだったという好例でした。


株式会社ラブマシーンについて
【会社概要】
会社名:株式会社ラブマシーン
所在地:〒305-0031 茨城県つくば市吾妻2―5ー1
代表者:坂本航太郎
設立:2021年3月31日
URL:https://lovemachine.ai
事業内容:デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する次世代型人工知能システムの企画・研究・開発と導入支援
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