さくらインターネット、クラウド特化の郊外型大規模データセンターの建設を決定

竣工時期は2011年秋を予定、東京ドーム約1.1倍の敷地に最大60万台以上のサーバーが稼働する

池田真也(Web担 編集部)

2010年6月21日 20:41

インターネットデータセンター事業のさくらインターネットは、クラウドコンピューティングに最適化した郊外型大規模データセンターを北海道石狩市に建設することが決定したと、6月21日に発表した。竣工時期は2011年秋を予定している。

さくらインターネットでは、日本においてクラウドに最適化されたデータセンターが存在しないことを大きなビジネスチャンスと判断し、自社サービスに最適化した国内最大級の郊外型大規模データセンターを、外気を活用可能な寒冷地である北海道石狩市に建設することを決定。新型データセンターの特徴として、低コストの実現、郊外型大規模データセンターによるスケールメリットと柔軟性、北海道の低温外気を100%活用などがあげられる。また、今後普及が予想されるコンテナ型データセンターへの対応も可能な設計となっている。

石狩データセンター(仮)特設サイト
http://ishikari.sakura.ad.jp/

さくらインターネット
http://www.sakura.ad.jp/

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