NTTドコモ モバイル社会研究所は、「日常の買い物における支払い方法」に関する調査結果を発表した。日常の買い物における支払い方法を「現金派」「非現金派」で振り分け、性年代別で分類した。「非現金派」は、現金ではなく、クレジットカード・交通系ICカード・WAON、nanaco、楽天Edy、iD、QUICPay、QRコード決済などのデジタル決済を主に利用している人を指す。
日常の買い物では、約6割が現金派
まず、日常の買い物における支払い方法を、現金派か非現金派かで聞くと、「現金派である」「どちらかというと現金派である」は計61.7%、「どちらかというと非現金派である」「非現金派である」は計38.3%で、約6割が現金派だった。
性別で見ると、「現金派である」「どちらかというと現金派である」は、男性(64.9%)のほうが女性(58.6%)より、やや高い。
年代別で見ると、10代で「現金派である」が68.6%に達しており、「どちらかというと現金派である」を加えると9割以上が現金派を占める。これは、デジタル決済(スマホ決済)の普及に関係なく、10代はクレジットカードを作れなかったりすることが理由と考えられる。
一方、40代以上は年代があがるにつれ「現金派である」「どちらかというと現金派である」の割合が高まり、70代では「現金派である」「どちらかというと現金派である」が約8割に達した。
調査概要
- 【調査対象】関東1都6県(東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、群馬、栃木)の15~79歳男女
- 【調査方法】訪問留め置き
- 【調査期間】2020年1月~2月
- 【有効回答数】700人