正しいSEO相談室

リンクのnofollow属性は使いすぎてもペナルティにはならない?

ブログなどのコメントスパム対策のnofollowも、今日ではスパム対策以外にも利用されていますが……
あなたの不安をプロが解消 正しいSEO相談室 SEM総合研究所分室

誰もが実践できるSEO。でも意外と間違った認識を持っている人も多いのでは?
そこでみなさんが抱えているSEOの不安や疑問をプロが解消します。

リンクのnofollow属性の使いすぎで
ペナルティを受けることはないのでしょうか

「nofollow」とは、リンク先に対して「投票」(リンクの評価をリンク先に渡す)をしたくない場合に用いられるHTMLのリンク属性の1つです。

nofollowの使用例
<a href="http://www.example.com/" rel="nofollow">リンク</a>

nofollowはもともと、ブログや掲示板のコメント欄に記述されるリンクに自動的にnofollowを与えることでリンクの価値をなくし、SEOの外部リンク対策を目的とした、コメントスパムを減らそうと検索エンジン各社が採用したものです。しかし今日では、信頼しないページにリンクを張るときや、ログインしなければ閲覧できないページやショッピングカートへのリンクなど、リンク評価が不要なページへのリンク受け渡しを避けるために用いることもあります。

さて、質問の件ですがWikipediaのようにすべての外部リンクにnofollow属性をつけながらも検索エンジンでのプレゼンス(露出度)が非常に高いサイトがあるように、使いすぎてもまったく問題になりません。逆に、検索エンジンが使用することを推奨する場所で使わなかったとしても、相当に悪質な行為とみなされない限り、不利益をこうむることもありません※1

※1 Google ウェブマスター/サイト所有者 ヘルプ
概要 rel="nofollow"
http://www.google.com/support/webmasters/bin/answer.py?answer=96569&topic=15262

※記事の内容は、執筆時点のものです。検索エンジンの仕様は頻繁に変わるため、将来においてもこの内容がそのまま該当することは保証できません。

あなたの疑問・質問を募集 SEO相談室で相談したいこと、取り扱って欲しい内容があれば件名に「SEO相談室」相談係と書いてメールにてお送りください(宛先:web-tan@impressrd.jp)。

※本連載の質問受付は終了いたしました。今後の企画をご期待ください。

この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

ブランドセーフティ
広告出稿が原因で企業や製品のブランドイメージを毀損するリスクと、そのリスクにどう ...→用語集へ

連載/特集コーナーから探す

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]