9月21日(水) AndTech「マテリアルズ・インフォマティクスにおける材料開発への活用のポイントと課題・今後の展望」WEBオンライン Zoomセミナー講座を開講予定

リリース情報提供元: プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
2022年08月09日(火)
AndTech
ソニーグループ(株)  中野氏、昭和電工(株) 南氏、JX金属(株) 桃井氏、AJS(株) 加藤氏、(株)日立製作所 岩崎氏、奈良先端科学技術大学院大学 船津氏にご講演をいただきます。

 株式会社AndTech(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:陶山 正夫、以下 AndTech)は、R&D開発支援向けZoom講座の一環として、 昨今高まりを見せるマテリアルズ・インフォマティックスでの課題解決ニーズに応えるべく、第一人者の講師からなる「マテリアルズ・インフォマティクス」講座を開講いたします。 マテリアルズ・インフォマティクスの基礎知識から、その応用事例を紹介、MIの実施・活用のポイントを説明。 本講座は、2022年09月21日開講を予定いたします。 詳細:https://andtech.co.jp/seminar_detail/?id=10047






Live配信・WEBセミナー講習会 概要


テーマ:マテリアルズ・インフォマティクスにおける材料開発への活用のポイントと課題・今後の展望
開催日時:9月21日(水) 10:00-17:40
参 加 費:59,400円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
U R L :https://andtech.co.jp/seminar_detail/?id=10047
WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)



セミナー講習会内容構成


ープログラム・講師ー

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第1部 マテリアルズインフォマティクスの進め方と材料設計、プロセス制御
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講師 奈良先端科学技術大学院大学 データ駆動型サイエンス創造センター センター長 特任教授 東京大学名誉教授 船津 公人 氏


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第2部 材料開発者が覚えておきたいマテリアルズ・インフォマティクス入門
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講師 JX金属(株) 技術本部技術戦略部 主席技師 桃井 元 氏


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第3部 マテリアルズ・インフォマティクスも活用した材料開発及びその展望
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講師 AJS(株) ICTイノベーション事業部 副事業部長 兼 ICTイノベーション1部長 加藤 仁一郎 氏


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第4部 マテリアルズ・インフォマティクスを活用した材料設計技術の現状・課題と今後の展望
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講師 (株)日立製作所 研究開発グループ 生産・モノづくりイノベーションセンタ 材料プロセス研究部 主管研究員 理学博士 日本機械学会フェロー 岩崎 富生 氏


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第5部 マテリアルズ・インフォマティクスを用いた材料開発の実施・活用のポイント
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講師 ソニーグループ(株) R&Dセンター Tokyo Laboratory 27 リサーチャー・博士(工学) 中野 博史 氏



本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題


新規材料設計における材料スクリーニングや量子シミュレーションに関する基礎知識
・主に研究開発におけるMIの重要性
・デジタル技術活用の重要性
・MIの活用事例
マテリアルズインフォマティクスの骨格となる直交表と応答曲面法を組合せて最適な材料を設計する技術。
MIを実践する際に、データが少ない・欲しい材料の予測精度が低い・材料開発プロジェクトが成功するか予想がつかないなど、よく直面する課題があります。その課題に対処する方法を、本質的な考え方から理解できます。
また、MIを導入する際に、どのようなテーマに対して適用すべきか、または適用すべきでないかを、見極めるポイントを理解できます。
・ポリマー系におけるMIの適用例
・ベイズ最適化
・複数の要求特性をもつ機能性材料の設計
・企業の材料開発におけるMIの強み・利点



本セミナーの受講形式


WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。



株式会社AndTechについて




化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、
幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。

弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」
「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。
クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。
https://andtech.co.jp/



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経験実績豊富な専門性の高い技術コンサルタントを派遣します。
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本件に関するお問い合わせ


株式会社AndTech 広報PR担当 青木
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)



下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)


第1部 マテリアルズインフォマティクスの進め方と材料設計、プロセス制御

【講演主旨】
マテリアルズインフォマティクスおよびプロセスインフォマティクスの取り組みにあったっての全体概念の把握、データの見方や扱い方について理解する。また、具体的な応用事例を通して、身近な課題との関わり方を見ていきたい。

【講演ポイント】
講演者は、ケモインフォマティクス、マテリアルズインフォマティクス、プロセスインフォマティクスに40年近く従事し、様々な具体的な課題に取り組み解決してきた。データの見方取り扱い方に豊富な経験を有している。

【プログラム】
1.はじめに
1.1.データ解析の基礎
1.2.扱うデータの特性を把握する
1.2.1.主成分分析
1.2.2.回帰分析の基礎

2.ケモインフォマティクスとは?
2.1.データのモデル化法について
2.2.モデルの逆解析について

3.分子設計の事例紹介
3.1.医薬品分子設計
3.1.1.化学空間の可視化による構造探索
3.1.2.タンパクと化合物の相互作用空間の可視化と構造探索

4.ポリマーアロイを題材とした有機材料の設計
4.1.輝度向上性フィルムの成分組成とプロセス条件の最適化
4.2.PPを主体として輸液用パックの開発
4.3.共重合ポリマーの設計
構造の記述子化について
4.4.少ないデータからのモノマー設計

5.少ない実験データから出発して少ない実験回数で目的物性を実現させるには?
ベイズ最適化の活用

6.ソフトセンサー
6.1.化学プラントの監視のためのソフトセンサー
6.1.1.ソフトセンサーの構築法
6.1.2.ソフトセンサーの劣化
6.1.3.適応型ソフトセンサーの開発
6.2.ソフトセンサーを用いた制御

7.プロセスインフォマティクス
材料設計・プロセス設計・品質管理と制御の連動

8.自動化化学への展開

【質疑応答】


第2部 材料開発者が覚えておきたいマテリアルズ・インフォマティクス入門

【講演趣旨】
本セッションでは、カーボンニュートラルやデジタルトランスフォーメーションに欠かせない高速かつ網羅的な材料設計手法であるマテリアルズインフォマティクス(MI)技術と、それを支えるpythonによる機械学習および関連する物理シミュレーションの概要について、基礎知識からその応用事例を紹介します。実務の中で、MIを取り入れるときの注意事項や、どういう場面でMIが役立つかについても解説します。

【講演ポイント】
材料実験研究者や解析初心者が無機材料におけるマテリアルズインフォマティクスを取り組む際に準備すべき量子シミュレーションツールや機械学習ツールとその基本的な使い方や考え方などを解説する。


【プログラム】

1.マテリアルズインフォマティクス(MI)とは
1.1 インフォマティクス技術の概念
1.2 MIに取り組む上で考えておくこと(メリットや導入の壁)

2.機械学習技術
2.1 Pythonの概要
2.2 機械学習ツール(Scikit-Learn)の例
2.3 交差検証と自動機械学習
2.4 その他の手法

3.物理シミュレーション技術
3.1 第一原理計算について
3.2 古典MD法と機械学習ポテンシャルの活用
3.3 Python ライブラリの活用(ASEやpymatgenなど)

4.MIの事例
4.1 結晶構造ファイルを用いた材料スクリーニングの事例
4.2 Pythonを用いた網羅計算例

【質疑応答】

第3部 マテリアルズ・インフォマティクスも活用した材料開発及びその展望


【講演主旨】
デジタル技術の進歩は、近年目覚ましいものがあり、デジタル技術をいかに活用できるかが業務遂行において大きなカギとなる。特に、データーサイエンスの本丸の一つであるマテリアルズ・インフォマティックスは、開発から生産まで非常に有用なツールとなっている。本講演では、特に環境問題などの時代変革を強く意識した新素材開発の進め方について、マテリアルズ・インフォマティックスの利点、限界を理解した上で、どのように研究開発に活用するのかを説明する。

【講演ポイント】

主に研究開発におけるマテリアルズ・インフォマティクス(MI)の重要性とその活用例を知ることができ、これからMIを活用しようとする自らの動機付けができる。


【プログラム】
1.新素材開発の開発
1-1 どういう分野を狙って行くのか
・発想、調査、ユーザーからの情報活用など
1-2 研究開発の進め方
・研究開発のステージごとの取組み
・研究開発における人財と組織
1-3 研究開発の効率向上
・マテリアルズ・インフォマティックス、オープンイノベーションなど
2. マテリアルズ・インフォマティックスをどのように活用するのか
2-1 マテリアルズ・インフォマティックスの概要
・利点と限界も含む
2-2 新素材開発におけるMI活用の例

【質疑応答】

第4部 マテリアルズ・インフォマティクスを活用した材料設計技術の現状・課題と今後の展望

【講演趣旨】
マテリアルズインフォマティクスを材料設計に適用する際の全体の流れと具体的な事例について紹介する。特に、電子デバイス等に用いられるバイオ由来の環境適合性材料との接着性に優れた金属やセラミックスを設計した事例等を解説し、直交表と応答曲面法を融合したマテリアルズ・インフォマティクス技術によって、少ないデータでも最適設計できる手法を習得していただく。

【講演ポイント】
サステナブル社会を意識し、カーボンニュートラルに貢献し得るバイオ由来材料として、植物由来のポリ乳酸樹脂、DNA材料、ペプチド材料を取り上げ、これらとの接着性に優れた金属やセラミックス材料を効率的に設計する事例を紹介する。


【プログラム】
1.技術潮流
2.マテリアルズ・インフォマティクスによる材料の最適設計の概要
3.材料設計効率化の課題とアプローチ
4.最適設計手法による密着性向上等の設計事例
5.まとめ
6.課題と今後の展望

【質疑応答】

第5部 マテリアルズ・インフォマティクスを用いた材料開発の実施・活用のポイント


【講演趣旨】

産業界において、材料開発に、マテリアルズ・インフォマティクス(MI)を用いるとき、共通して直面する2つの課題があります。一つ目は、外挿問題です。材料には要求スペックがあり、その要求スペックに届かない材料しか存在しないからこそ材料開発をします。欲しい材料は、いつも、機械学習が苦手な、外側の領域にあります。2つ目の課題は、データ不足です。一般的な機械学習と比較して、材料開発では、データ取得コストも高いため、少量データに合った機械学習を行う必要があります。つまり,外挿が苦手な機械学習を、少ないデータを使ってどうこの課題をクリアするか、というところが、産業界でのMIの成功のカギを握ります。今回は、MIの基礎から先端手法までの解説を、具体例を通じて解説し、材料開発を実際に成功させるための、MIの実施・活用のポイントを説明します。


【講演ポイント】

データが少ない場合、外挿領域での探索が必要な場合といった、一般的に機械学習では苦手とする場面で、どのようにMIを適用すればよいか、ポイントとなる考え方を把握できます。


【プログラム】

※ 現在、講師の方にご考案していただいております。完成次第、本ページで更新いたします。


第6部 マテリアルズ・インフォマティクス活用によるポリマー設計の効率化


【講演主旨】

現在産業界ではマテリアルズ・インフォマティクス(MI)の活用が本格化してきている。近年機能性材料は開発競争の激化を背景に開発期間の短縮が求められており、材料設計を効率化させる手段の一つとしてMIが注目されている。本講座では、産業界で広く使用される熱可塑性ポリマーや熱硬化性ポリマーの設計に対してMIを活用し、少ない実験回数でもポリマー性能を向上できることを検証した研究事例を紹介する。

【講演ポイント】
・化学系企業の計算科学実務者の目線でMIの強み、利点を述べる。

・従来の量子化学計算と比較した際のMIの特徴について言及する。


【プログラム】
1.マテリアルズインフォマティクス(MI)について
2.活用事例1:ベイズ最適化による熱可塑性ポリマーの効率的設計
3.活用事例2:複数の要求特性をもつ熱硬化性樹脂フィルムの設計
4.まとめ

【質疑応答】


* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以 上
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