「なぜ売れるのか」を科学する!AIが導く未来の意思決定とは…NEC発・国内初*の“カーブアウト型”因果AIスタートアップが2億円調達
フートフォリオ
日本電気株式会社(以下、NEC)研究所発の因果AIのカーブアウト企業である、株式会社hootfolio(本社:東京都港区、代表取締役 笠原健太)は、シリーズAラウンドにおいて総額2億円の資金調達を完了いたしました。今回の調達により、プロダクト開発・人材採用・国内での事業拡大を一層加速してまいります。
*当社調べ(2025年8月時点)。国内における「大企業からのカーブアウトによって設立された因果AIスタートアップ」として初。
研究開発から社会実装へ──NEC発の因果AIスタートアップ NECの研究所で10年以上にわたり研究されてきた因果AI(Causal AI)技術の社会実装を目的に、当社は2025年1月にNECより事業の譲渡を受け、カーブアウトする形で独立しました。
当社は、「科学的な意思決定をあらゆる人に」というミッションを掲げ、因果AIをSaaS型のサービスとして実用化した「causal analysis(R)」を提供しています。因果分析を用いた施策立案は、従来のデータ分析手法に比べ施策効果が約40%高まることが実証されております。(注釈1)当社は独自の因果AIを活用し、
「なぜ売れるのか」「どの施策が効いたのか」「次に何をすべきか」
といった問いに対し、誰もが自らのデータを用いて答えを導ける社会の実現を目指しています。今回の資金調達を契機に、さらなる事業拡大を進めてまいります。
(注釈1)SEM generates good ideas! Differences in the quality of concept planning depending on the method of visualizing consumer attitude factors. Lecture Notes in Networks and Systems, Springer (2025).
因果AI「causal analysis(R)」の特徴 因果AIを搭載したノーコード分析SaaS「causal analysis(R)」は、従来はデータサイエンティストが長時間かけて実施していた因果分析の作業時間を1/5~1/10に短縮し、効率化とコスト削減を実現しています。
さらに、因果構造を直感的なビジュアルで把握できるUIと、充実したサポートメニューを備え、高度な専門知識を要せず、マーケティング戦略・政策立案・人的資本経営など、さまざまな分野で因果関係に裏打ちされた意思決定を支援しています。

因果AI「causal analysis(R)(コーザル・アナリシス)」
ユースケースと実績「causal analysis(R)」は、すでに大手メーカー、広告代理店、調査会社、コンサルティング企業などで導入が進んでいます。主な活用例として、購入意向やブランド好意度を高める施策の特定、人的資本経営の戦略検討、自治体での政策立案支援などが挙げられます。
導入企業からは、
「経営層から現場まで共通の言語が生まれ、議論の質が向上した」
「意思決定の根拠が明確になり、社内外への説得力が飛躍的に向上した」
といった声をいただいており、実際に売上やエンゲージメントスコアなどの主要KPIが大幅に向上した事例も報告されています。
<リゾートホテルでの活用事例>
あるリゾートホテルでは、リピート意向を高める要因を因果分析した結果、これまで重視していたお見送りなどの「おもてなし施策」よりも、旅の最後を締めくくる「朝食体験」が重要であることが明らかになりました。そこで朝食改善施策に注力した結果、口コミ評価とリピート意向の双方が向上しました。

【図】リピート意向を高める要因を示す因果図(矢印の方向と太さで、原因と結果の関係性の強さを多段階に表現)
今後の展望今回の資金調達をもとに、因果AIのリーディングカンパニーとしての地位確立を目指します。
- SaaSの展開加速:セールスおよびマーケティング体制を強化し、SaaS事業の拡大を推進します。
- 提供価値の拡大:因果AIを活用すると「成果につながる根拠」を明確に示すことができます。今後は範囲をさらに広げ、意思決定プロセス全体を支援する事業へと発展させてまいります。生成AIとの連携により、施策案の自動生成と効果検証の自動化を実現し、「根拠を統計的に示す」「アイデアを創出する」「効果を検証する」──この一連の科学的意思決定プロセスを最短5日で完結できるサービスへ進化させます。現在、顧客企業との実証実験を進めながら、開発を加速しています。
- 事業領域の拡大:外部サービスやプラットフォームとの連携を進め、幅広い領域での活用を実現してまいります。
- 海外進出:北米をはじめとするグローバル市場への進出を視野に、事業拡大を進めてまいります。
代表メッセージ
スタートアップの登竜門 ICC KYOTO 2025 STARTUP CATAPULT登壇時
代表取締役 笠原 健太
1988年9月7日生37才。NEC出身。シリコンバレーで事業開発に従事する中で“因果AI”に出会う
私たち hootfolio は、データ分析にとどまらず、誰もが自ら仮説を立て検証し次の一手を導き出せる世界の実現を目指しています。
NECで培った因果AI技術を強みに、会社の成長と社会へのインパクトを同時に追求しています。今回の資金調達により、プロダクト開発の加速と、事業領域の拡大に投資し、より多くの企業・自治体の意思決定を支援してまいります。また、採用も加速させ、意思決定の未来を共に切り拓く仲間とともに、さらなる事業拡大に努めてまいります。
お知らせhootfolioでは事業拡大にあたり、採用活動を加速しております。
採用についての情報は以下をご参照ください。
株式会社hootfolio 採用ページ
株式会社hootfolio
会社名 :株式会社hootfolio
所在地 :東京都港区芝5-32-12 シャーメゾンステージ田町
設立 :2024年8 月
代表者 :笠原 健太
企業サイト:https://hootfolio.com/
事業内容: 因果分析ソリューション「causal analysis」の提供
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日本電気株式会社(以下、NEC)研究所発の因果AIのカーブアウト企業である、株式会社hootfolio(本社:東京都港区、代表取締役 笠原健太)は、シリーズAラウンドにおいて総額2億円の資金調達を完了いたしました。今回の調達により、プロダクト開発・人材採用・国内での事業拡大を一層加速してまいります。
*当社調べ(2025年8月時点)。国内における「大企業からのカーブアウトによって設立された因果AIスタートアップ」として初。
研究開発から社会実装へ──NEC発の因果AIスタートアップ NECの研究所で10年以上にわたり研究されてきた因果AI(Causal AI)技術の社会実装を目的に、当社は2025年1月にNECより事業の譲渡を受け、カーブアウトする形で独立しました。
当社は、「科学的な意思決定をあらゆる人に」というミッションを掲げ、因果AIをSaaS型のサービスとして実用化した「causal analysis(R)」を提供しています。因果分析を用いた施策立案は、従来のデータ分析手法に比べ施策効果が約40%高まることが実証されております。(注釈1)当社は独自の因果AIを活用し、
「なぜ売れるのか」「どの施策が効いたのか」「次に何をすべきか」
といった問いに対し、誰もが自らのデータを用いて答えを導ける社会の実現を目指しています。今回の資金調達を契機に、さらなる事業拡大を進めてまいります。
(注釈1)SEM generates good ideas! Differences in the quality of concept planning depending on the method of visualizing consumer attitude factors. Lecture Notes in Networks and Systems, Springer (2025).
因果AI「causal analysis(R)」の特徴 因果AIを搭載したノーコード分析SaaS「causal analysis(R)」は、従来はデータサイエンティストが長時間かけて実施していた因果分析の作業時間を1/5~1/10に短縮し、効率化とコスト削減を実現しています。
さらに、因果構造を直感的なビジュアルで把握できるUIと、充実したサポートメニューを備え、高度な専門知識を要せず、マーケティング戦略・政策立案・人的資本経営など、さまざまな分野で因果関係に裏打ちされた意思決定を支援しています。

因果AI「causal analysis(R)(コーザル・アナリシス)」
ユースケースと実績「causal analysis(R)」は、すでに大手メーカー、広告代理店、調査会社、コンサルティング企業などで導入が進んでいます。主な活用例として、購入意向やブランド好意度を高める施策の特定、人的資本経営の戦略検討、自治体での政策立案支援などが挙げられます。
導入企業からは、
「経営層から現場まで共通の言語が生まれ、議論の質が向上した」
「意思決定の根拠が明確になり、社内外への説得力が飛躍的に向上した」
といった声をいただいており、実際に売上やエンゲージメントスコアなどの主要KPIが大幅に向上した事例も報告されています。
<リゾートホテルでの活用事例>
あるリゾートホテルでは、リピート意向を高める要因を因果分析した結果、これまで重視していたお見送りなどの「おもてなし施策」よりも、旅の最後を締めくくる「朝食体験」が重要であることが明らかになりました。そこで朝食改善施策に注力した結果、口コミ評価とリピート意向の双方が向上しました。

【図】リピート意向を高める要因を示す因果図(矢印の方向と太さで、原因と結果の関係性の強さを多段階に表現)
今後の展望今回の資金調達をもとに、因果AIのリーディングカンパニーとしての地位確立を目指します。
- SaaSの展開加速:セールスおよびマーケティング体制を強化し、SaaS事業の拡大を推進します。
- 提供価値の拡大:因果AIを活用すると「成果につながる根拠」を明確に示すことができます。今後は範囲をさらに広げ、意思決定プロセス全体を支援する事業へと発展させてまいります。生成AIとの連携により、施策案の自動生成と効果検証の自動化を実現し、「根拠を統計的に示す」「アイデアを創出する」「効果を検証する」──この一連の科学的意思決定プロセスを最短5日で完結できるサービスへ進化させます。現在、顧客企業との実証実験を進めながら、開発を加速しています。
- 事業領域の拡大:外部サービスやプラットフォームとの連携を進め、幅広い領域での活用を実現してまいります。
- 海外進出:北米をはじめとするグローバル市場への進出を視野に、事業拡大を進めてまいります。
代表メッセージ

スタートアップの登竜門 ICC KYOTO 2025 STARTUP CATAPULT登壇時
代表取締役 笠原 健太
1988年9月7日生37才。NEC出身。シリコンバレーで事業開発に従事する中で“因果AI”に出会う
私たち hootfolio は、データ分析にとどまらず、誰もが自ら仮説を立て検証し次の一手を導き出せる世界の実現を目指しています。
NECで培った因果AI技術を強みに、会社の成長と社会へのインパクトを同時に追求しています。今回の資金調達により、プロダクト開発の加速と、事業領域の拡大に投資し、より多くの企業・自治体の意思決定を支援してまいります。また、採用も加速させ、意思決定の未来を共に切り拓く仲間とともに、さらなる事業拡大に努めてまいります。
お知らせhootfolioでは事業拡大にあたり、採用活動を加速しております。
採用についての情報は以下をご参照ください。
株式会社hootfolio 採用ページ
株式会社hootfolio会社名 :株式会社hootfolio
所在地 :東京都港区芝5-32-12 シャーメゾンステージ田町
設立 :2024年8 月
代表者 :笠原 健太
企業サイト:https://hootfolio.com/
事業内容: 因果分析ソリューション「causal analysis」の提供
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