グローバルサイン、CSRなしでSSLサーバ証明書が発行できる世界初のサービスを開始

神野恵美(Web担 編集部)

2008年1月16日 15:20

グローバルサインは1月15日、SSLサーバ証明書の申請の際のCSRが不要でSSLサーバ証明書を作成するサービス「スキップ申込サービス」の提供を開始した。

従来、ユーザー自身が利用するサーバ上で秘密鍵を作成、それに対応する公開鍵となるCSRを認証局に送信し、認証局の署名を受けるプロセスが必須のSSLサーバ証明書の発行。一方、今回のサービスでは、独自の技術(特許出願中)により、認証局のサービスとして世界ではじめて認証局側で秘密鍵とCSRを生成して証明書を発行し、これを申請者に安全に送り届けるサービスを開発した。

同サービスにより、秘密鍵の作成やCSRの作成などのPKIに関する専門知識や、申請時にウェブサーバーの準備が整っていなくても証明書の申請が可能となる。また、稼働中のウェブサーバー上でデリケートな鍵管理作業を行うというリスクを回避することができる。

グローバルサイン
http://jp.globalsign.com/

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