Google Analyticsの新バージョン、全世界で提供開始

Google Inc.は5月9日、Web分析ソリューションの「Google Analytics」の新バージョンの提供を開始した。

「Google Analytics」は、企業の大規模サイトから個人サイトまで対応した無料のWeb解析ツールで、企業の管理職やマーケティング担当者、Webサイトのオーナーが、Webサイト上でユーザーの動向を把握することを可能にする。

今回のリニューアルでは、インターフェースを改善し、操作性を向上。また、レポートをより便利に活用するための新機能を追加した。

マップ表示機能マイレポート機能

おもな改善と追加は、Eメールによるレポート配信機能や、カスタマイズ可能なダッシュボード、マップ表示の改善、言語表現の平易化など。

新バージョンの「Google Analytics」では、必要な情報をマイレポートに登録することができるので、サイト運営やGoogle AdWordsキャンペーンに関する決定を、ひとつの画面にまとめられた情報に基づいて下すことが可能となる。

また、「Google Analytics」は、Google AdWords以外のCost-Per-Click(クリック毎に課金される広告)プログラムやアフィリエイトプログラムなどのオンラインマーケティングの効果をトラッキングすることも可能だ。レポートは、Eメールで配信できるので、社内のスタッフとの情報共有もできる。

新バージョンのレポート・インターフェースは、直感的な操作を可能にする様々なナビゲーション機能を搭載し、重要なデータをより簡単に把握できる。レポートのデータは、平易な言語表現に要約された状態で表示されるため、Webサイトのオーナーは、データからサイトの状況を把握しやすく、適切な判断を下すのに役立つ。

また、レポートの主要なセクションにはサマリー画面が設けられており、セクションごとの傾向を一目で確認できる。

新バージョンへの円滑な移行のために、ユーザーは最低30日間、新バージョンに併せて旧バージョンも利用可能。また、すべての履歴データは、新バージョンでも利用できる。

Google Analytics
http://www.google.com/analytics/

Google Analyticsのブログ
http://analytics.blogspot.com/

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