モバイルでの購入商品、男性は“音楽ソフト”、女性は“化粧品”-MMD研究所が調査

モバイルを中心にメディアレップ事業・広告代理事業を手がける、アップデイト内のMMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)は4月5日、「モバイルコマースに関する利用動向調査part3」の結果を公表した。

調査は、3月23~26日の間、stratationが運営する無料ホームページ作成サービス「00HPメイカー」、エボルブが運営する「ゲー選」他計8社、モバイル10サイトの協力のもと実施。4056人から有効回答が得られた。

同研究所は、モバイルネットショッピングにおける3月度の利用動向を調査。約4割がモバイルネットショッピングを「利用した」と回答した。購買商品は、男性は「音楽CD・DVD」、女性は「化粧品」が高かった。

モバイルネットショッピング(オークションを除く)での1商品あたりの平均利用金額では、「1001円~3000円」が30.8%、「3001円~5000円」が34.0%と、6割以上のユーザーが5000円以内の手ごろな金額の商品を購入している結果となった。また、1商品で利用した過去の最高金額でもっとも多かった回答は、「10001円~20000円」の22.4%。次いで「30001円以上」が15.3%となり、約5割のユーザーが1万円以上の商品を携帯電話で購入した経験があることがわかった。

決済方法では、すべての年齢層で「代引き決済」の利用が最多。「コンビニ決済」は、10代の23.7%を除いて、どの年代においても15%以下の利用となっている。また、20代後半以上では「クレジットカード決済」の利用が30%以上と、代引きに次ぐ利用率の高さだった。

モバイルネットショッピング未経験者のうち、今後の利用に約3割が「興味がある」と回答。また、モバイルネットショッピング未経験者を対象にモバイルコマースへの要望を調査したところ、「個人情報管理」「特典」「価格比較」「商品点数」などのショッピングサイトのセキュリティーや商品内容・サイト内容に対しての要求が上位となった。

アップデイト
http://up-date.ne.jp/
MMD研究所ホームページ
http://mmd.up-date.ne.jp/

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