10月施行 インボイス制度！ フリーランスは登録すべき？ メリット／デメリットを税理士に聞いた【1週間まとめ】

今週の担当は四谷です。

まずは告知から！

• Web担当者Forum Meet UP #1
  
• https://webtan.impress.co.jp/q/2023/07/45173

SEO専門家が集結！「AIでどう変わる？ SEOの未来」
9月21日（木）東京で4年ぶりのリアル開催します！

サイバーエージェントの木村さん、so.laの辻さん、DMM.comの渡辺さんの3名によるパネルディスカッションをして、残りの時間は交流会を実施します。ぜひ、皆さんご参加ください！

とある企業の25周年パーティに参加

とある企業の25周年記念に参加してきました。その企業は、CDNやセキュリティ製品を提供しており、ウィキペディアで同社を調べたら「誰も知らないインターネット上最大の会社」と表記されていました。インターネット通信の約3割は、同社のシステムによって人々に届けられているとも言われているので、インターネットを快適に楽しむためには欠かせない企業だと思います。

CDNとは

同社が提供するCDN（Contents Delivery Network｜コンテンツデリバリーネットワーク）。これは、大量の人がインターネットにアクセスしても、ページが表示される仕組みです。最近はかなり減ってきましたが、テレビで特集されているお店を調べようと、Webサイトにアクセスしても、なかなかページが開かない、なんてことありますよね。CDNは、このページが表示されないを回避するためのツールです。

誕生秘話や軌道に乗るまでのすったもんだがおもしろい

創業者が来日し、CDNの開発秘話やビジネスが軌道に乗るまでの話をしてくれました。たとえば、CDNは応用数学を用いて開発されたとか、お金が無さ過ぎて賞金目的で開発をしたとか…。

その後企業して、いろんな会社に売り込むものの全然見向きもされなかったけれど、下着を中心としたファッションブランドのVictoria's Secret（ビクトリアシークレット）のショーをインターネットで配信したときの大量アクセスをさばいたのが同社だったとか。（さらに調べると、切手2枚分くらいのサイズの動画だったそう…）

さらに、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」の番宣をインターネット上で配信し、各社のサーバーが落ちるなか、スムーズに配信できたのが、同社のCDNを使ったメディアで、そこから市場が大きく拡大していったとか…。

1999年は私は、まだ高校生でインターネットのイの字も知らない子でしたが、縁あってインターネットに関係する仕事をするようになって、インターネット黎明期の話を各所で聞いて、ここ20～30年の技術革新を肌で感じられておもしろいな、と思っています。

好きになってもらうなら、やっぱり直接伝えるのが一番早いという当たり前を実感

最近はブランドパーパスなどという表現で、企業ブランドの価値や成し遂げたいことを明文化して伝えることが一般化していて、いろんなツールを使って、どう皆に知ってもらうか頭を悩ませている読者さんは多いはず。

いろんなツールを使って伝えていくことは大事ですが、やっぱり理解度や好き度を上げるには、創業者やそれに準ずる人が誕生秘話と絡めながら企業ミッションを伝えていくのが一番の近道だな、と思いました。

（デジタルだけで何でも解決できると思い込む）デジタル脳じゃダメ！と改めて感じつつ、インターネット黎明期の話を聞けて個人的にはホクホクした気持ちでした！

今週は変わりやすい天気のようですが、一週間頑張りましょう！ 来週のウィークリーはお盆休みのため休刊です。

Web担の編集後記も毎月末に更新してますので、よろしければご覧ください：
https://webtan.impress.co.jp/editors_note