社内啓蒙とブランディングのために必要不可欠なもの
社内啓蒙とブランディングのために必要不可欠なもの
これまでの内容を踏まえて必要な要素を洗い出してみました。自社のサイトと見比べて漏れがないか確認してみてください。
- ブランドプロミス:一般ユーザーにわかりやすく掲載することで社員にとってもわかりやすいコンテンツになる。
- CSRコンテンツ:企業全体のミッション・ビジョンと自分の業務の関連がわかる。
- プロジェクト事例:社内・社外ともに関心が高いコンテンツ。イントラネットへの掲載も視野に入れて展開する。
利用者が欲しい情報を探しやすくするために
ブランドプロミス・CSRコンテンツの掲載例
プロジェクト事例の掲載例
社員向け企業サイト「社内啓蒙とブランディング」のKPI
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社内ユーザーの閲覧傾向
社内ユーザーのみの閲覧データ(IPアドレスなどで特定)を解析してみると、社内ユーザーがどのように自社サイトを利用しているかがわかります。まず、どれぐらいの社員が見ているか、どんな情報を見ているか・見られていないかを把握しましょう。解析結果を評価するには、これまでお話ししたKPIと同様、仮説→目標策定→施策実施→評価の順に設定します。目標がさまざまだと思いますが、まずは「こことここのコンテンツはどうしても社員にも見てもらいたい(見るべき)」と定めたコンテンツがしっかりと閲覧されているかを第一ステップとして、社内プロモーションを強化するなどの対策を行うのがいいでしょう。
社員向け社内啓蒙とブランディングのためのチートシート
- 全体の流れを振り返って確認したい
- これから企画書を書くときの参考にしたい
- 社内の会議で参考資料として配布したい……など
そんな時にはこのPDFを印刷して活用してください。記事の内容を凝縮してA4 1枚のチートシートにまとめて、さらに自社用にも書き込めるようにしています。
次回も引き続き社員に向けた自社サイト、特にイントラネットの構築方法を中心にみていくことにしましょう。
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この記事の筆者
飯山 奈穂(いいやま なお)
株式会社キノトロープコンサルティング 代表取締役社長
1973年生まれ千葉県出身。多摩美術大学卒業後、デザイン設計事務所にてマルチメディアコンテンツ制作や企業のデザインコンサルティング業務に従事。
2001年株式会社キノトロープ入社。制作本部長、コンサルティング本部執行役を務め、2008年3月1日株式会社キノトロープコンサルティング代表取締役に就任。主なWebサイトの担当プロジェクトは、東急ホテルズ、東急不動産、三井不動産、千趣会ベルメゾンネット、ウィルコム、三井ダイレクト損害保険、コーセー、プリンスホテルなど。


